ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は、わが家のメインパソコンであるSurfaceの使い心地についてレポートしてみたいと思います。
5年落ち中古サーフェスの実力
現行のSurfacePro9は新品で買うと256GBタイプで21万円以上しています。庶民の私にはとても手が出ません。
毎日持ち歩くスマートフォンの場合、さすがに中古は誰がどんな使い方をしていたか心配ですが、パソコンに関しては、きちんとレストアされた品物であればそれほどナーバスになる必要はないと思います。うちは去年の春に5年落ちの中古Surface(第5世代)を49000円で買いました。CPUがcore i5、ハードディスクが256GBですから、スペック的には現行品と大して変わりません。
サーフェスは第5世代SurfaceProでほぼ完成形になったといわれていて、それくらいこのSurfacePro5は完成度が高いのです。
買ってから3か月ほどでACアダプターがダメになってしまい、サードパーティ製のACアダプターとケーブルを買い替えましたが、それ以外はいたって快調で、普段使いなら全く問題なくわが家のメインパソコンとしてサクサク動いてくれています。
うちは自宅にインターネットを引いていないので、Surfaceでインターネットを使う時はiPhone経由のUSBテザリングでつないでいますが、これも問題なくほぼストレスフリーにつながってくれます。
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バッテリーに関しても、たとえば仕事で一晩当直があっても、バッテリーへの充電なしで翌日まで使うことができます。友人のSurface4と比較してもバッテリー性能が第5世代になってかなり向上したようです。もし中古でSurfaceを探すなら間違いなく第5世代以上のものをお勧めします。
純正Surfaceペンの注意点
Surfaceを買うともれなくついてくるサーフェスペン。。。というわけではなくて、純正Surfaceペンは別売となっています。これまた新品を買うと1本15000円以上とバカ高いので、うちは中古のSurfaceペンをメルカリで3000円ほどでゲットしました。中古でも何ら問題なく使えています。
Surfaceペンはあった方がいいか?と聞かれると、普段使いにはペンがなくてもそれほど困ることはありませんが、ブログの挿絵で図形や絵を描いたりする時にペンがあるととても便利ですし、電車の中などでSurfaceを使う時にペンがあるとずれずにタッチできるのが意外と便利だったりします。
高いお金を出して新品を買うほどではないけれど、2000~3000円で中古のSurfaceペンが手に入るならぜひ買ってみてはどうでしょうか?
Surfaceペンもこれまでに何回かモデルチェンジされています。Surfaceのバージョンによっては使えないSurfaceペンがあるので注意が必要です。
現行のSurfaceペンは「Surfaceペンスリム」と「Surfaceペン(第4世代)」の2種類ですが、スリムタイプは古い機種には使えませんから、Surface3~Surface7あたりの中古サーフェスでペンを使う場合は、第4世代Surfaceペンかそれ以前(第3世代~第2世代)のSurfaceペンを選ぶことになります。
ところで、中古Surfaceペンを一目で見分ける方法は「クリップがついているかいないか?」です。
クリップがついているのが第3世代、クリップがついていないのが第4世代になります。
厳密にいうと、クリップがついているSurfaceペンにはさらに、グリップ部分のボタンが1つのタイプ(第3世代)とボタンが2つのタイプ(第2世代)があるので、中古品を探すときは、写真をよくみて識別するようにしましょう。できればクリップのないタイプ(第4世代)を選ぶのがおすすめです。
というのも、見た目ではあまり大した変化はないように見えますが、クリップのないタイプ(第4世代)では筆圧感度が4096と大幅に向上しています。(ただし、この4096という精細な筆圧感知はSurfacePro5以降のモデルでしか再現できず、Surface4以前のモデルで使用した場合は筆圧感度が1024になってしまいます。)
Surfaceペンにはグリップ部分にマグネットが内蔵されているので、こうやってサーフェス本体のサイドにくっつけておくことができます。なかなか強力なマグネットなのでこのままカバンの中に入れても外れることなく、デザイン的にも本体と一体になるので邪魔しません。
サーフェスペンの電池は単6という小さなサイズのものを1本使います。
サーフェスの設定画面を開くと接続デバイス一覧の中にSurfaceペンが表示されていて、電池の残量もきちんと表示されています。
サーフェスペンの書き心地はほとんど手書きのペンと変わらない滑らかな書き味です。ただ、毛筆や万年筆のように、かすれやにじみをパソコンで再現するには、ペンではなくてソフトの方に問題があるようで、手書きとまったく同じような書き心地というわけにはいきません。手軽に手書き文字を楽しめるソフトが開発されて手書きでブログを執筆できるようになると、ものすごく楽しいと思うのですが、手書き文字をグラフィック上で再現したり、手書き文字をOCRで活字に変換したりというのがなかなか開発が進まないところを見ると、まだまだ難しい分野なのかもしれません。
ちなみに、画面上を指で文字を書いてみるとこんな感じになります。さすがに細かい文字を書くことは無理ですが、タッチの遅延もほとんどなく、指でなぞった通りに描画されるので、思った以上にスムーズに書くことができます。
ディスプレイのスタンディング角度について
SurfacePro5のディスプレイはほぼフラットに近いところまで寝かせることができます。
この状態でペンを使うとほぼ思い通りにデッサンやイラストを描くことができます。
ただ、ペンを使って描くときに手のひらが画面に触れると、手のひらの静電気を拾って描画されてしまうため、平置きでイラストを描くときは、手のひらの付け根が画面に直接触れないよう配慮が必要です。
スタンディングの角度が自在に変えられるので、照明の加減やその時のコンディションで微調整できて便利です。
ほんの少しの傾きによって見やすさが劇的に変わるので、これは結構大切な機能だと思います。
キーボードを裏側へたたむと、タッチデバイスのような使い方もできます。
キーボードが裏側にたたまれた状態では、キーボードを指で押してしまっても反応しないようになっているので安心です。
膝の上に置いた状態でも、こうしてスタンディング角度を微調整することで、自分なりの使いやすい角度を見つけることができます。膝の上で使うにはノートパソコンよりこちらの方が安定感があるような気がします。
キーボードの使い勝手
さて、次はサーフェスのキーボードについて。
サーフェスのキーボードはとても薄いですが、ペラペラという感じではなく、けっこう強めに叩いてもたわむことはありません。
キーボードのキーの間隔は決して広くはないですが、私の場合はちょうどいい感じに指がキーの上に乗っかるので、フルサイズのキーボードよりもブラインドタッチがやりやすく感じます。
ただ、唯一の難点はback space(×)キーとdeleteキーが小さくて押し間違えてしまいやすいことと、矢印キー(↑↓→←)が小さくてこれもよく打ち間違えてしまうことです。
ブラインドのまま右上や右下に指を伸ばしてキーを叩くのですが、4回に1回くらいの割合で打ち間違えてしまいます。
割とよく使うキーだけに、これは結構どうにかしてほしい問題です。
まあ、逆にいうとそれくらいしか難点が見つからないんです。
全体的にはとても満足しています。
サーフェスの良さを皆さんにもとりあえず味わってみてほしいと心から思いますし、そのためには中古のsurface Pro 5あたりが機能と価格のバランスが一番取れているので、おすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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