ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

ハイエース次の足はミシュランタイヤに決定


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

先日、ペシャンコになってしまったGOODYEARから、次の数年を共に過ごす新たなタイヤ選びについて、今回はお届けしたいと思います。

キャンピングタイヤも考えたけれど

うちのハイエースは4ナンバーのバンなので、基本的にはLTタイヤ、つまり「ライトトラック用」を選ぶ必要があります。ワゴン用を探す方が乗り心地や静寂性など優れたタイヤは沢山あるんですが、車検に通ることを前提に考えると、商用のカテゴリーから選ぶこととなり、おのずと選択肢は限られてきます。
ベッドキットやサブバッテリーなどを常時積んだ車中泊仕様のハイエースは、家族を含めた積載重量的にはキャンピングカーのくくりに近く、そういう意味ではキャンピング用のタイヤを選ぶのも一つの選択かもしれないと思ったりもします。
その一方で、高速走行では100km/h巡行から一時的には追い越し車線を120km/hほどで走ることもあるので、単純に耐荷重だけでなく、高速走行時の速度記号もある程度余裕をみておきたい。また、前回のGOODYEARが3年半しかもたなかったので、もう少し耐久性のあるタイヤで長持ちしてほしい。さらに、できれば燃費が今より向上してくれたら尚うれしい。。。などなど

いざ新しいタイヤを買うとなると、ついいろいろとわがままな要求が出てきてしまいます。相変わらずの貧乏性ですね(笑)

MICHELIN AGILIS(アジリス)

以前オデッセイに乗っていた時に、ミシュランの「エナジーセイバープラス」というエコタイヤを履いていたことがあって、ミシュランタイヤの性能の良さと耐久性は「他より頭一つ抜き出ている」というのを肌で感じていました。
スタッドレスタイヤではブリジストンが頭一つ抜きんでているように感じますが、夏タイヤについては国産タイヤは正直言ってどれもあまり大差ないような気がします。


その理由の一つに(と私が勝手に思っているのですが)、ハイエースの純正タイヤ「195/80R15 107/105L」という基準、これが品質向上を少し邪魔しているような気がしてなりません。
タイヤ規格後半の107/105Lというのはタイヤの耐荷重と速度記号を表していますが、「L」というのは速度120km/hまで耐えられるという意味になります。
つまり、車検に通る基準として時速120kmまでの性能があればOKと国が認めているわけです。国産各メーカーはどうしたってその基準にそった品質でタイヤを製造することになってしまいます。


国が認めた時速120kmまで耐えられるタイヤを履いて高速道路を時速140kmくらいでかっ飛んでいくハイエースを沢山見かけますが、それって実はものすごく怖いことだと思うんですね。


ミシュランタイヤは、ハイエースの標準サイズの場合、195/80R15 108/106Sと、速度記号が「S」(時速180kmまで)になっていて、「L」と比べると3段階も上の基準を満たしているのです。
また耐荷重も標準より1段階上の1000kgまでOK。
こういった部分からもミシュランタイヤの安全性の高さが伝わってきます。


転がり係数が低燃費につながる

そのような高い剛性と共に、ミシュランタイヤのもう一つの特徴に、「タイヤの真円性の高さ」が挙げられます。

タイヤというのはいくら空気圧を高くしても、車両の重さでタイヤが潰れるというか、タイヤが多少ひしゃげてしまいます。
どんなタイヤでも道路に接する部分は多少ひしゃげて扁平になるので、道路との間に転がり抵抗が生じてどうしても空走距離が短くなりますが、ミシュランのタイヤ
は、真円性をできる限り維持するように設計されているため、他のタイヤと比べるとタイヤの転がりがとてもスムーズなんです。

はじめてミシュランタイヤを履いた時は、その転がり方に逆にちょっとビックリするというか、あまりにも転がり続けるのでいつまでもスピードが落ちず、赤信号の手前でブレーキを踏むタイミングを間違えてしまうほどです。
この転がりの良さは、当然ながら燃費向上にもつながります。

ミシュランアジリス3の履き心地


最近は楽天やamazonでタイヤを買うと、最寄りの工場やガソリンスタンドなどにタイヤを送ってくれて、そこでタイヤ交換や廃タイヤの処分までしてくれます。
今回はスケジュール的に最も早く作業が可能なところを探した結果、楽天でミシュランタイヤを買うことになりました。
タイヤ1本12000円。4本48000円。
交換工賃が1本2000円ほど。

これ以外に、現地でエアバルブ代や廃タイヤの処分代などが実費精算になるようです。
今回お世話になったのは、Dr.drive守山店というお店で、廃タイヤ1本400円エアバルブ300円と良心的でした。
店員さんの対応もとても丁寧で、気持ちよく作業してもらうことができました。
とてもおすすめのお店です。


合計すると全部で60000円ほどかかりましたので、タイヤ1本あたり15000円ということになりますね。


さて、交換したミシュランアジリス3ですが、今まで履いていたグッドイヤーと比べると、まず第一にタイヤの食いつきが良くなったのを感じます。
グリップの良さはステアリングの安定感にもつながっていて、ステアリングを末切りした時のパワーステアリングの感じが今までより少し重みというか手応えを感じます。

それから、先ほども書いたような転がりの良さと空走距離の伸び。
街中ではある程度アクセルを踏んだら、あとはアクセルを離しても空走で40〜50km/hを維持してくれます。


ロードノイズの軽減、それからクッション性の向上。
ロードノイズはほぼしません。窓を開けても同じです。
それとクッション性については、正直
ミシュランタイヤは耐久性が高い分、タイヤは硬いんだろうなと思っていたので、そのクッション性には少し驚きました。
ハイエースの跳ねる感じがかなり抑えられているのを感じます。
このクッション性の高さはワインディングに入った時により強く感じます。
つづら折れの連続はハイエースはどちらかというと苦手なのですが、タイヤのグリップ力の高さとクッション性が相まって、これまではアンダーステアが強かったのが、カーブ後半の粘りとそこからタックインのように食い込んでくる感覚があります。
もちろんスポーツ車とはとても比べものになりませんが、山道に入ると途端にヘタレのノロマになってしまっていたハイエースが、それなりにくらいついていけるようにはなりました。


見た目は195/80R15インチというドノーマルの地味なタイヤですが、性能的にはものすごいポテンシャルを秘めているタイヤです。
タイヤ一つでこんなにも走りが変わるということに驚きました。
あとは耐久性ですね。
これから長く履いてみて、またご報告したいと思います。






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