ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

やっぱり走行充電器を導入することにしました。

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


先日、Redodo社のLiFePO4バッテリーとソーラーパネルを接続するための準備としてソーラーパネルを直列から並列につなぎかえの作業を行いました。あとはソーラーコントローラーをつなげば準備完了なのですが、いろいろと妄想しているうちに、「どうせなら走行充電器も取り付けて長期キャラバンでも安心できる体制を組んでしまおうか?」とだんだんと気が変わってきました。

北海道キャラバン計画

実は今、わが家では夏の北海道車中泊ツアーを計画しているところです。

コロナもひと段落してきた今年の夏あたり家族で北海道旅行に出かけようかということになり、いろいろと旅の計画を練っているところなのですが、北海道ともなると10日間以上の長期キャラバンになるので、さすがにソーラー充電だけではちょっと電力不足になりそうで、どうしたもんか?と考えているうち、「それならいっそのこと走行充電もつけてしまえばいいんじゃないか?」と思うようになってきたわけです。

北海道は1日あたりの移動距離が長いので、エンジンを回す時間も多くなり、ソーラー充電と走行充電を併用すればかなりの発電量を見込めます。

今回、Redodo社のLiFePO4バッテリーの導入をきっかけに走行充電に関していろいろと情報を調べたり、また読者の皆さんからもいろいろと貴重なご意見をいただいたりする中で、自分なりに少しずつイメージが持てるようになってきて、「これなら自分でも何とかできるんじゃないか?」と思えるようになってきたのが一つ、それともう一つは「夏の北海道!」というエサを前に、がぜんやる気が出てきたという調子の良さも半分くらい混じっているかもしれません。大きな目標を前にするとその手前の目標は何となく小さく見えるものです。

まずは走行充電器選び

そんなわけで、まずはLiFePO4バッテリーにつなぐ走行充電器を選ぶことにしました。

車関係のDIYでは走行充電器のことをよく「アイソレーター」と呼んだりしますが、アイソレーターというのは元々は「直流の電気信号を絶縁する装置」のことを言うそうです。私は「走行」充電というくらいだから単純に「車が走ることでバッテリーを充電させるのもの」くらいに思っていたのですが、そこには「入力信号と電源」、「電源と出力信号」の間を絶縁しながら、必要に応じて電圧を調整したり、電気の流れをコントロールするというとても複雑な制御が働いているようです。
そうしたバッテリー間の絶縁や電気の流れの制御がうまくコントロールできなければ、一向にサブバッテリーに充電されなかったり、肝心の車載バッテリーが電圧低下を起こしてエンジンがかからなくなってしまったりというトラブルにつながってしまうのですね。


走行充電器では「New-Era(ニューエラ―)」という会社が有名です。スポーツキャップの有名ブランド「NEW ERA(ニューエラ)」とつづりが同じですが、どうやら別の会社みたいですね。


今回、New-Era(ニューエラ―)の走行充電器も捨てがたかったのですが、うちの場合、リチウムバッテリーとつなぐので、オルタネーターの電圧を14.5V程度まで昇圧してやるための昇圧機能が必要だったこと、それから、走行充電と同時にソーラー充電も併用できるようmpptソーラー充電機能がついた走行充電器が欲しかったことなどを考えた結果、RENOGY社のDCC走行充電器(30A)に決めました。RENOGY社の走行充電器に関してはネットやユーチューブなどで扱い方や接続方法が沢山紹介されているというのも安心材料の一つでした。


RENOGY社のDCC走行充電器には50Aと30Aの2つタイプが販売されていますが、充電能力的には30A(電圧14.4~14.6Vで充電されるとして1時間あたり420Whくらい)もあれば十分だなと思ったので、50Aではなく30Aの方にしました。
1日3時間走行したとして420Wh×3時間=1260Whですから、停車中のソーラー充電(700~800Wh)を合わせると1日2000Whくらいは稼げることになります。


一見、充電能力が高い方がいいように思いますが、あまり充電量が多いものを選ぶと、その分接続に使うケーブルも太いものを使用する必要があり、それだけ材料コストが高くかかってしまうというのも理由の一つでした。気やすく細いケーブルで間に合わせると車両火災につながる恐れがあります。
走行充電器にまつわる車両火災は毎年一定の件数発生してして、安易に走行充電器を取り付けたことで車両火災が起こるケースが後を絶たないようです。中でも多いのが配線の短絡(ショート)やケーブルからの発火と言われています。
一般車の12Vというのは、実は電圧としてはかなり低い方なので、そこに大きな電力が流れるとそれに比例してケーブルを流れる電流も増え、場合によっては100Aを超える電流が流れる場合もあります。100Aの電流を流すとなると、余裕を見て38SQくらいの太さが必要になってくるのです。
これは決してやみくもに太いケーブルを接続するということではなく、それぞれの機器をつなぐ接続箇所ごとに、そこに流れる電流値をよく考えて適切な太さと長さのケーブルを選ぶ必要があるということなんですね。
このあたりが素人にはなかなか難しいところです。


走行充電器はRENOGYのDCC-30Aにしようと思っていますが、その他のケーブルや端子選びはこれからです。
焦らず、一つ一つ確認しながら、必要な部材やケーブルを買い揃えていこうと思います。


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