ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

ハイエース大改造:収納ラックの骨組み

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


ハイエース5年目の大改造、古いベッドキットの解体と荷物の片付けが終わったので、いよいよ新しいリビングスペースの造作に取り掛かっていきたいと思います。まずは左右の収納ラックの骨組みを作っていきます。

水平器が使えない‼︎

うち家の駐車場は水はけの関係で道路に向かってわずかながら勾配がついていて、駐車場は完全な水平ではありません。
車の内部で作業をするための場所はここしかないので、この駐車場で作業するしかないわけですが、大工仕事をする上で一番大切な、「水平器を使って水平や垂直を出す」ことができないんですね。


水平器が使えないというのは本当に不便です。といって、目分量で適当に作るわけにもいきません。

ハイエースの壁面にはリアヒーターやタイヤハウスなどの出っ張りがあちこちにあるので、そういう場所を避けながら骨組みをこしらえなければなりません。左右の窓も完全な長方形ではないのであまり頼りになりません。
車内で唯一信頼できるとしたら床面くらいでしょうか?

床面からの高さを基準に

ハイエースの床が水平だとすれば、床からの高さを全て同じ寸法に切り揃えた柱を立ち上げて、それを一直線に繋げば水平を導き出すことができます。
柱の垂直に関しては、柱と柱の間隔が上下とも同じになるように毎回確認しながらつないでいけば柱は垂直に立ち上がる、はずです。


水平器を使うより手間はかかりますが、この作戦で作業を進めていくしかなさそうです。


そうやって端から順に骨組みをこしらえていっても、いざ組み上がってみると微妙に寸法が合わなくて、1mmくらいのズレが生じてしまったりします。
電のこでカットする柱の1本1本も、どうしても0コンマ何ミリかは誤差が出てしまいます。長さ2mで1mmの誤差ということは1/2000の誤差ですから、まあ許容範囲内とは思うんですが、今回の改造では、最終的に杉板の天板を左右の収納ラックの間に渡してベッドの上段を作るので、左右のラックがどこを測っても同じ寸法になるように、なるべく誤差を小さく抑えたいところです。

縦横の強度とキシミの問題

ところで、ハイエースの荷室に収納ラックを作るにあたって、縦と横それぞれの強度をどれくらい見ておけばよいか?という問題があります。それと同時に、収納ラックの固定は「走行中のキシミ」という問題とも絡んできます。


強度はなるべく強いに越したことはないんですが、といってあまりボディにガッチリとめてしまうと、つないだ部分が走行中の揺れで軋んでしまうことがあります。
走行中のキシミ音は、意外と運転手の耳に入りますし、後部シートに座るとものすごく耳障りです。
「ガッチリ固定すれば軋まない」ような気がしますが、これまでの経験から、あまりガッチリ固定してしまうとかえってキシむような気がします。


建物の免震構造と同じで、まったく遊びのない強固な家ほど地震がくると倒壊するそうです。
東大寺の五重の塔など何百年も昔の重要文化財も、柱は部分的に隙間が設けてあるそうです。倒壊しないためにはどちらかというと「ゆるく」作るほうがいいみたいです。

1.縦の強度

計画では、左右の収納ラックの間に厚さ3センチのカフェ板を渡して、その上に2人分の就寝スペースを作る予定です。
板の上に人が乗るのは車が停まっている時だけですし、カフェ板が全面に敷き詰められた状態では柱が前後左右に動くことはありません。つまり人が乗った重みでラックが斜めに倒壊する恐れはなく、強度は下向きの静止荷重だけ考えればOKです。

2.横の強度

一方、横方向についてはカーブを曲がる時に横方向にGがかかります。
例えば60kgの重さに対して横方向に1Gの力がかかると、それはすなわち横方向に60kgの力がかかるというのと同じことです。
峠道などでタイヤがきしむほど急カーブした時の横Gが0.8G程度と言われていて、普通にカーブを曲がるくらいでは0.2Gくらいです。つまり60kgの重さに対して0.2Gなら、60kgの0.2倍の12kgの重さが横方向にかかることになります。


今回の改造でハイエースの収納ラックに積む荷物の重さは、リチウムバッテリー3台とその他もろもろ合わせて仮に100kgと仮定すると、0.5Gなら50kg、0.8Gなら80kgの重さが横方向にかかるとことになります。その重さに耐えられるように横方向の補強をすればよいことになります。


ちなみに、ネジ1本の引っ張り強度について調べてみると、3.8mmのコーススレッドをマツの木材に深さ20mmねじ込んだ場合の引っ張り強度がおよそ1.73KN(キロニュートン)、重さにすると170kgほどだそうです。横方向に何本もビスを使っておけば、走行中にネジが抜けて倒れるようなことはまずないと思われます。


もっとも、ハイエースでタイヤが鳴くほどのスピードでカーブを曲がることはそもそもありません。
同乗者が酔わない適度なスピードでカーブを曲がった場合の横Gは0.17Gくらいだそうですから、そういう運転を心がけていれば、収納ラックからリチウムバッテリーが転がり落ちるようなアクシデントはまず起こらないと思います。

3.走行中のキシミ

骨組みがある程度できた段階で、少しハイエースを走らせてみると、案の定「軋み」が聞こえてきました。
家に戻って軋む箇所を調べてみると、木材をボディにボルト固定している部分からの軋みであることが分かりました。木材とボディ表面が擦れる時に軋みが出るようです。
そこで、軋みの発生しているボルトをいったん緩めてから、木材との隙間にゲルタイプのクッションテープを挟み、もう一度ボルトを締めて固定し直しました。
それから再びハイエースを走らせてみると、軋みは消えています。
他にも1〜2カ所軋むところがあったので、一つ一つ処理していくと、やがて軋みはほとんど聞こえなくなりました。


地道な作業ですが、全部完成してから修正するのはとても厄介なので、早めの段階でやっておいた方が後が楽だと思います。


さて、次は電装関係です。

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