ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

奥丹後でバンライフ&ろくろ体験

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。



先日、リニューアルが完成したハイエースで奥丹後まで遊びに行ってきました。
新しくなった車内の使い勝手の良さを実感した夏の1日でした。

ビーチ直結の久美浜小天橋

今回訪れたのは京都府の北のはずれ、丹後半島の西側に位置する久美浜ビーチです。
少し西に行けば兵庫県という県境に近い場所で、高速がまだ整備されていなかった頃は京都市内からアクセスに3時間以上かかっていましたが、京都縦貫道が伸びて宮津までノンストップで行けるようになり、かなり行きやすくなりました。今なら高速を使えば京都から1時間半くらいで行けるのではないでしょうか?


関西のサーファーにとってこのあたりは秋〜冬にとてもいい波がたつことで有名です。
私も以前は冬になるとよく夕日が浦や葛の浜までサーフィンにきて、サーフィンのあとカニを食べたり温泉に入ったりして楽しんでいました。

夏の間ビーチは海水浴場として区画され、サーフィンはできません。

海水浴場としてのシーズンは7月中旬〜8月下旬までらしく、その間だけは駐車場が1回1500円の有料となりますが、それ以外の時期は駐車場は無料で開放されています。


小天橋の駐車場は、舗装されたスペースと未舗装の砂地のスペースに分かれていて、好きな場所に駐車できます。砂地の駐車場はそのままビーチに直結しているため、更衣室やシャワーのあるビーチのすぐそばに車を停めることも可能です。
砂地といっても浜には草がしっかり根をはっているので、タイヤが埋まってスタックするような心配はありません。



車を停めると、すぐそばに更衣室とシャワースペースがあります。



屋根のある展望台兼休憩コーナーにはテーブルやベンチがあり、ここで食事することもできます。

もちろんトイレもあるので、ここでそのまま車中泊することも可能です。
駐車場の係のおじさんに聞いてみると、シーズン中は1日1500円の駐車場代がかかるので、1泊した場合は翌日の7時以降にまた1500円徴収されるとのことでした。
7時までに駐車場を出れば2日目の料金はいらないそうです。
もちろんシーズン以外は無料なので、けっこうここで車中泊する人もいるとのことでした。


この日は低気圧が南に下がって晴れ、北寄りの風が海を渡って涼しい風を浜に届けてくれています。
サイドの窓とリアゲートを開けておくと、風が車内を通り抜けていきます。


カラッと乾燥しているせいか蚊もおらず、網戸をおろさなくても虫刺されの心配もなさそうでした。


私たちは、ひとしきり海で遊んだあと、ハイエースに戻って車内でご飯を食べ、コーヒーを飲んでゆっくり過ごしました。

以前のお座敷スタイルと比べると、足を伸ばして椅子に座れるのがどれだけ楽かということを改めて実感しました。


また、テーブルの面積が奥行き40センチ×横幅170センチと十分な広さがあるので、気兼ねなく物を置くことができ、家族にも好評でした。

ゆったりした足元と広々テーブルのおかげで、車内全体が少し広くなったような錯覚さえ覚えます。

窯元でろくろ体験

さて、小天橋のビーチでバンライフを楽しんだ私たちは、久美浜にある細見工房というところで陶芸体験ができると聞いて、行ってみることにしました。


当日の予約だったにも関わらず、快く受けてくださり、初めての私たちにとても丁寧に指導してくれました。
小さな子どもがろくろで土をこねるのは難しいので、普通はイヤな顔をされたり、先生が大半を手伝ったりしてなかなか自由にやらせてもらえないものですが、こちらの陶芸体験では、何度も何度も土を交換してくれて、子どもたちが納得するまで自由に土を触らせてくれました。


先生は要所要所で的確にアドバイスしてくれますが、あくまでつかず離れずという感じで、いい意味でほっておいてくれるので、何度も失敗しながら、自分の手で粘土が変化していく感覚を身体で感じさせてもらうことができました。


たぶん2時間以上ろくろを占領していたと思います。それで1人1980円はかなり良心的な価格ではないかと思います。
はじめに700gの粘土が渡されるのですが、途中で失敗すると、その度に新しい粘土に交換してくれます。
慣れてくると面白くなってきて、子どもたちもコップを作ったり、お茶碗を作ったり、お皿を作ったりと、色々な形にチャレンジしていくつも作品ができました。窯で焼いてもらえるのは1人1点なのですが、追加料金(1500円)でもう1点焼いてもらうことができるそうです。
結局、子どもたちが2点ずつと奥さんが1点で、5点の作品を焼いてもらうことにしました。


焼き上がりは2ヶ月後くらいだそうです。自宅まで送ってもらう送料が別途1500円必要とのことでした。


初めての陶芸体験が、子どもたちも奥さんもかなり楽しめたようで、「お皿いつとどくかなぁ?」と心待ちにしています。


【細見工房へのリンク】
https://www.uminokyoto.jp/experience/detail.php?exid=68

久美浜おすすめ果物直売所

もう1ヶ所、久美浜のおすすめスポット、日下部果物直売所をご紹介しておきます。


日本海に面したこのあたりの地域はメロンや梨、桃、スイカなど美味しい果物の産地として有名ですが、ここ日下部農園直売所は、採れたての果物を良心的な価格で販売している地元の直売所なのです。


私たちが訪れた時は、ちょうど桃の時期で、雨や風で木から落ちてしまった桃を「ジャム用」として破格で売りに出されていました。中くらいのサイズの桃が8つくらい入って1パック300円。
木から落ちた時についた黒ずみが1ヶ所あるだけですから、味には何ら問題ないのですが、こういう桃は売り物にならないので、まず市場には出回らないのだそうです。放っておくとそのまま腐らせるだけなので、こうして破格でも少しでもお金になるのは、農家にとってもありがたいことのようです。


私たちはお言葉に甘えて遠慮なく2パック買って帰りました。
打撲跡があるだけに傷みがとても早いので、帰って早速生で食べ、残りは皮をむいて種を取って、ジップロックで冷凍保存することにしました。
ジャムにして食べると桃の香りが際立って、ものすごく美味しいんですよ。


【直売所へのリンク】
https://kusakabefarm.base.shop/




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