ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

改造後、初めての車中泊

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


先日、琵琶湖のほとりで久々の車中泊キャンプをしてきました。ハイエースの内装をキャンピング仕様に改造してから、初めての車中泊トライアルになります。


さて、実際の使い心地はどうだったでしょうか?


六ツ矢崎浜キャンブ場で車中泊キャンプ

9月前半の3連休はハイエースの車検のためにつぶれてしまい、その翌週、滋賀県高島市の六ツ矢崎浜(むつやざきはま)にあるオートキャンプ場で、車中泊キャンプを楽しんできました。

六ツ矢崎浜キャンプ場は、琵琶湖に面した浜辺の湖水公園に広がるオートキャンプ場で、全面車乗り入れ可能のフリーサイトとなっています。


ここのキャンプ場は、利用人数による料金制となっているのが特徴です。大人1泊1000円、子ども(小中学生)1泊600円。あと車1台につき1000円が必要なのですが、シーズンに関係なく、平日も土日もいつでも同じ金額なのが嬉しいです。
うちのような4人家族の場合は全部で4200円となりますが、もし大人1人のソロキャンプならわずか2000円でオートキャンプができてしまいます。

他のオートキャンプ場だと7000〜8000円くらいかかるところもあるので、かなり割安なのではないでしょうか?


テントサイトは湖畔にあるため、目の前に琵琶湖の美しいロケーションが広がります。琵琶湖畔は朝日と夕やけの両方が楽しめるのが特徴です。

ペット同伴の方専用のキャンプエリアが設けられているので、ペット連れの方でも安心して利用できるようになっています。

タープを張ってキャンプベース設営

オートキャンプ場で車中泊キャンプする時、私たちは大体いつもテントは張らず車のそばにタープだけ設営してキャンプベースを作ります。


車中泊キャンプの良いところは、とにかく設営が簡単なこと。キャンプに必要な道具はほとんど車に積んであるので、出発前の準備も、現地での設営もあっという間にできてしまいます。


この日は風速12m/sほどとかなり風が強くて、タープ設営に少し苦戦しましたが、風上にハイエースとタープを配置すると、うまく風を遮ってくれました。


こんなに風が強い日は、無理に野外でご飯を作らず、車内で調理する方が賢明です。

先日までの猛暑が一転、涼しい空気が入り込んで半袖では寒いくらいの気温でした。
寒がりの奥さんは、半袖の上からヤッケを着て、それでもまだ寒いと言ってました。


晩ご飯は、あったか味噌仕立てのおうどんをいただくことにしました。


今回の改造では、車内でのカセットコンロは使わないことにして、IHヒーターで調理します。これなら子どもたちが近くにいても火がないので安心ですし、車両火災や一酸化炭素中毒のリスクも避けられます。今まで車内で恐る恐る火を使っていたので、その点IHコンロなら安心して使用することができます。


200Ahのリチウムバッテリーを3台積んで合計600Ah(約7500Wh)に増えたことで、電気に関してはほとんどストレスから解放されました。
通常の車中泊のなら200Ahのバッテリー1台(2500W h)あれば電力は十分まかなえるのですが、キャンピングカー仕様にしたことで電力需要が以前よりかなり増えました。
1日あたりの電気使用量をざっくり試算してみると、

1日の電力使用量

車載冷蔵庫 700W
照明関係 50W
ギャレーのポンプ 20W
電子レンジ 600W
(1日10分×3回として)
IHコンロ 800W
(1日20分×2回として)
電気ケトル 400W
(1日10分×2回として)

これで2570W。この他に扇風機を使ったり、電動ポンプを使ったり、スマホの充電とか何やかんやで合計3000Wくらいは使いそうです。さらに連泊するとなると、走行充電やソーラー充電でまかなったとしても、200Ah1台ではちょっと心許ない感じです。


従来のディープサイクルバッテリーと比べたら、今のリチウムバッテリーは半分くらいのサイズですが、今後、技術が進んで更にコンパクトになれば、車に積める電力が10000Whを超えるのも夢ではないと思います。



さて、夕食の支度ができました。
この秋から新しくなったキリンの一番搾りと一緒に、晩ご飯をいただきます。
もう皆さんも新しいキリンは試されましたでしょうか?
飲みやすく、スッキリまろやかな口当たりですね。アサヒのマルエフにちょっと寄せてきたような気がします。昔の麒麟ラガーのビンビールのガツンとした苦味とはちょっと違う感じです。


焚き火とバースデーケーキ


少し早めの晩ご飯を食べ終える頃には、琵琶湖に陽が落ちて、ゆっくりと夜の帳が下りてきました。




実はこの日は、上の子のお誕生日だったのです。あらかじめ予約していたバースデーケーキを、キャンプ場に来る前にケーキ屋さんに寄って受け取り、クーラーボックスで冷やしながら持ってきたのでした。


キャンプ場で誕生日ケーキをいただくのはこれが初めてかもしれません。
風でなかなかロウソクに火がつかなくて苦労しましたが、無事バースデーソングを歌うことができました。




子どもたちに、「キャンプで一番好きなこと」を聞くと口をそろえて「焚き火!」と言います。炎が人の心を惹きつけてやまないのは、太古の昔から変わっていないと思います。


そのあと、少し肌寒くなってきた私たちは、車に入って就寝モードにベッドを準備し、それぞれの寝床に入って休みました。


以前と比べると、就寝モードへの展開時に、車内での荷物移動が少なくなった気がします。
左右の収納ラックは、それぞれどこに何を入れるかが決まっているので、車内に出ている物が少ないことが、視覚的にスッキリと片づいた印象につながっているようです。


唯一の難点は、就寝モードにチェンジしたあとに冷蔵庫を開けたりギャレーを使うことができなくなること。
寝る支度をしたあとは冷蔵庫や水道は使わない前提なので、これはこれで仕方ありません。ベッドモードにしたあとから飲み物を出したくなったときは、少し大変ですがカフェ板を持ち上げればできなくはないと思います。



あとは、寝具類(ブランケットや敷きマット、かけ布団など)をもう少しコンパクトに軽量化したいところです。
4人分ともなると寝具だけでそこそこの容積になってしまい、ナローボディの限られた空間では更なるシェイプアップが必要です。


今回、改造後初めて実際に車中泊で使ってみて、いくつか改善点が見つかりましたが、全体的には前よりとても使いやすくなりました。


何よりも、車内で家族4人がストレスなく過ごせるようになったことが一番大きいと思います。


改善点についてまたコツコツ改良しながら、次は2泊、3泊と徐々にロングキャラバンにも挑戦していきたいと思います。



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