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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は薪ストーブをテントの中で使うための煙突ポートの自作に関する記事です。
テントと煙突の接合部
薪ストーブをテントの中で使う際に、テントから煙突がニョキっと出るあの部分のことを何と呼ぶのか?正式な名称を知らない私は、ネットで調べるのに苦労しました。
煙突ガード?煙突プロテクター?テントプロテクター?テントガード?
何かちょっと違うようです。煙突そのものをカバーする円筒ガードの情報は出てくるのですが、肝心のテントと煙突が接する部分に関する情報がなかなかヒットしません。
そのうち「煙突ポート」という呼び方にようやくたどり着きました。
テントの幕から煙突を出す一つの方法として、テント自体に穴をあけて開口部を作るやり方があり、その開口部分のことを煙突ポートと呼ぶようです。
うちの場合はテントに穴をあけるのではなく、テントの出入口(合わせ目)のところから煙突を出そうと考えているので、その部分を煙突ポートと呼ぶのが正しいかどうか自信はありませんが、便宜上「煙突ポート」と呼ばせてもらうことにします。
テントの合わせ目から煙突を出す方法にもいろいろあるようで、ベニヤ板で三角の馬を作ってその下を通す方法や、煙突ガードの外側にさらに耐熱バンデージをぐるぐる巻いてテントから出している人もいるようです。
こうでなければならないという決まったやり方はなくて、要はテント幕に熱が伝わらないように養生できればそれでいいわけですが、現地であまり設営や撤収に手間がかかったり道具が大げさになるのは面倒くさかったので、なるべくシンプルでコンパクトなものにしたいと思いました。
テントに穴をあけて取り付ける煙突ポートについて調べていると、シリコン製の製品があることを知りました。シリコンは耐熱性があることで知られています。物にもよりますが100均のシリコンシートでも耐熱温度は180℃くらいありますから、それくらい耐熱性があれば煙突ポートとして使えるんじゃないかな?ということで、100均シリコンを使った煙突ポートを自作することを考えました。
ダイソーのシリコンシートを使って
ダイソーのキッチンコーナーで売られているシリコンシート。こいつは片面に粘着力があってラップ代わりに使えるやつなんですが、これを2枚買って粘着面同士を貼り合わせて2枚重ねで使おうと思います。1枚だと薄くてすぐ破れてしまいそうですが、2枚重ねにすると少し厚みが出て、多少引っ張っても破れることはなさそうです。
シリコンを2枚重ねにした上に直径10センチほどの円を描き、はさみで慎重にカットしていきます。
実はここで1回失敗している私。はさみの切りこみが雑だとシリコンが引っ張られた時に切り口から裂けて破れてしまうのです。
できるだけゆっくりと、綺麗な切り口になるように穴をあけていきます。
シリコンシートは20センチ四方の正方形なので、次にこれをサンドイッチ状にはさむための四角い木枠を作ります。
この木枠でシリコンシートをサンドし、さらにその外側に4mm厚のベニヤ板を使った四角形を2つサンドしてビス留めします。
イメージ図を描いてみるとこんな感じになります。
たまたま家に余っていたのが穴あきのベニヤ板だったのでそれを使いましたが、別に穴あきにこだわったわけではありません。普通のベニヤ板でも大丈夫です。
斜めから見るとこんな感じで、シリコンシートをはさんだ木枠の外側に深さ3センチほどの溝ができます。この溝にテントの合わせ目を入れてテントの出入口を閉めると、煙突ポートがテントに固定されるという仕組みです。
煙突ポートの取り付け位置は、ストーブの設置場所によって煙突がどのくらいの高さから出てくるかを見ながら調整してから固定します。
煙突がテントから出る部分は煙突カバーによって表面温度が45~48℃くらいに抑えられる上に、さらにこのシリコンの穴を通るので、煙突の熱がテントに直接伝わることはありません。
ほぼイメージした通りコンパクトな煙突ポートができ、これで野外で薪ストーブを使う準備が整いました。
いよいよテントを張って薪ストーブを試してみたいと思います。
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