ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

庭にツリーハウス作り その2

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は前回に続き、庭にツリーハウス作りの第2弾をお届けしたいと思います。
前回は骨組みまでできました。次は屋根をかけ、壁をはっていきます。

屋根をかける


本格的な屋根をかけようと思うと、かなり高い脚立を使って屋根の上にあがらなければいけないので、今回は雨風がしのげる程度の簡易な屋根でとりあえず間に合わせることにしました。


使った材料はプラスチック製の中空ボードです。

「プラダンシート」という名前で探すといろいろヒットすると思います。ポリカ製の中空ボードは高いですが、プラダンの中空シートならコンパネサイズで1枚1000円前後で手に入ります。うちは近所のコメリで850円(税込)くらいで見つけました。

ツリーハウスの床サイズが94×70センチですから、コンパネサイズのボードの真ん中に折り目をつけて山折りにすると、ちょうどコンパネサイズ1枚でツリーハウス全体を覆う三角屋根ができます。

屋根の固定には、捨てずにとっておいたゴム脚を使うことにしました。
ゴムなので屋根に密着すれば雨もれする心配もあまりないと思います。


屋根ができると少しツリーハウスらしくなってきました。



屋根ができたので、次は壁を貼っていくことにします。


壁をはる

子どもたちが遊ぶための小さな小さなツリーハウスですから、壁に断熱材を入れたりするつもりはなく、壁板一重だけの予定です。あまり材料が増えるとそれだけ重量も増してしまうので、最低限の簡易な構造で作っていくことにします。


板壁には、以前ベッドを自作したときに使っていた床板が余っていたので、それを使うことにしました。
最近、木材の価格がびっくりするほど上がっているので、こんな小さなハウスでも、一から全部新しい材料で作ろうと思うと万単位で費用がかかってしまいます。昔の材料を残しておいて良かったです。

板壁を貼っていくと、一段とツリーハウスっぽくなってきた気がします。
あとは窓とドアを作って。。。あ、その前に登り降りのための梯子を作らなくてはいけません。

梯子の製作

ここまではとりあえず7尺の脚立を使ってツリーハウスに登り降りしていたのですが、そろそろ細かい作業に入る前に梯子をつけておくことにします。
梯子の方が脚立よりはいくらか安定することでしょう。

梯子にはアカマツの桟木を使うことにしました。4mの桟木を2本使って、2.5mの長さにカットして、切った残りを使って梯子の段を作っていきます。
最終的には防腐剤とオイルペイントで仕上げる予定ですが、とりあえずこれで楽に登り降りできるようになりました。



ドアの製作

次はツリーハウスのドアを作っていきます。
はじめはドア無しでもいいかなと思っていたんですが、子どもたちから「ドアはいつごろできるの?」って当たり前のように言われてしまいました。
そう言われたら作るしかありません。


スペース的に開き戸は無理があるので、今回は横にスライドする引き戸にしようと思います。
ツリーハウスの外壁に沿ってドアをスライドさせるやり方です。


今回は吊り戸方式にしてみることにしました。

まず、木片にキャスターを取り付けて、


アルミボードを長方形にカットし、

木片をサンドするように両側からビスドメします。
これをドアの上部に取り付け、キャスターの隙間に角材を入れると、


角材の上を滑るようにキャスターが動くので、ドアがスライドする仕組みです。


実際にツリーハウスに取り付けてみるとこんな感じ。



これだとドアの下部にレールをつける必要がなく、ドアは宙に浮いた状態になります。開閉の動きもとてもスムーズです。

窓の製作

今までに何回か窓を製作したことがあります。サンルームを自作した時は2mm厚のガラス板を注文して、角材で窓枠を作りそこにガラスをはめて窓を作りましたが、今回は子どもたちが多少騒いでもガラスが割れたりしないように、ガラス板ではなく透明のアクリル板を使うことにしました。


窓の作り方を簡単に書いておくと、まずはじめに窓の寸法(窓の開口部)に合わせて窓の大きさを決め、角材をカットして窓の枠部分を作ります。
本来なら、その時点で窓枠にはまるガラス板のサイズを決めて、先にガラスを発注しておかなくてはいけないのですが、今回はアクリルボードを自分でカットしてはめる予定なので、ガラスの寸法を前もって計算しておく必要はありません。
もしガラスを注文する場合は、窓の全体の寸法と使用する角材の寸法などから、窓ガラスがはまるスペースの内寸を割り出し、その内寸マイナス1~2mm小さいサイズでガラス板を注文します。あまり内寸ぴったりサイズでガラスを注文すると、窓枠にガラスをはめることができなくなってしまうので、このあたりは注意が必要です。


ガラス板(今回はアクリル板)を窓に取り付けるには、細目の角棒を窓枠の内側にくぎ止めして、ガラス板をおさえるようにして固定します。

断面を見るとこんな感じになります。


窓枠を作る時に気をつけることは、とにかく角材の寸法をきっちり図り、カットする時は正確にまっすぐ直角にカットすることが大切です。
そして、角材と角材をつなぐ時にきっちり直角になるよう気をつけること。ガラス板は完全に角が直角の四角形なので、窓枠の角の部分の精度が甘かったり窓枠が歪んでいるとガラス板がうまく枠に収まりません。当たり前といえば当たり前のことなのですが、DIYではこういった基本を守るのが案外難しい部分です。墨だしとカットはゆっくり丁寧に。そこさえ守れれば、綺麗な四角形の窓ができるはず。。。なのですが、それでもやはり少し歪んでしまうのが素人DIYなのです。


窓を取り付けるためのフレームを取り付けてから、蝶番を使って窓を固定していきます。

蝶番の取り付けもなかなか難しくて、いつも少しずれてしまいます。
今回もやはり少しずれてしまい、あとから微調整しました。



窓がつくと、小さなツリーハウスでも何となくそれっぽく見えてきました。


梯子とドアの製作に1日、窓の製作と取り付けに2日半ほど要しました。


軽い気持ちで作り始めたツリーハウスでしたが、小さくてもひと通り小屋の形なので、何だかんだ手間がかかるものです。


途中、子どもたちが何度も梯子を上がっては中の様子をうかがいにきてくれて孤独にならずにやれたのが救いでした。


何とかツリーハウス完成しました。

夫婦喧嘩した時はここに籠ることもできそうですね(笑)


日が暮れてきたので、ランタンの明かりを灯してみました。オイルランプの赤い火がなかなかいい雰囲気を出していると思いませんか?

ここで1人静かに本を読みながらコーヒーを飲むといいかもしれませんね。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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