ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

サンルーム もう一つの自作小屋

先日、わが家のDIYベース基地である作業小屋と、そこで使うさまざまな工具類についてご紹介しました。今回はベランダ側に自作したサンルームについてご紹介したいと思います。

DIYベース基地作業小屋の記事はこちら

sleepysheep-zzz.hatenablog.com


DIY工具類の記事はこちら

sleepysheep-zzz.hatenablog.com




実は、この作業小屋とは別に、もう一つ家の南側にサンルームがあります。
今から2年くらい前にDIYした小屋です。
今回は、このサンルームについて書いてみたいと思います。


自作ウッドデッキ改めサンルームに

玄関のすぐ左側にサンルームはあります。

はじめ、家の南側に屋根つきのウッドテラスを作っていたのですが、このウッドテラスの半分をサンルームとして改造することにしました。
残りの半分は今もそのままウッドテラスとして使っています。

なので、もともとのウッドテラスのポリカーボネイトの屋根が、そのままサンルームの屋根になっていて、そこに壁構造と出入口のドアとガラス窓を後から付け足したような感じになっています。

付け足したとは言っても、ウッドテラスの床をいったんはがして、床下に断熱材を入れてからコンパネを貼り、その上に床材を貼っていきましたので、結局のところ、ウッドテラスの屋根と基礎、柱はそのまま使い、あとはほとんどリノベーションしたことになります。





サンルームのドアを開けるとこのような感じです。内側は塗装せず白木に透明のオイル仕上げにしています。2年経ってやや飴色に変化してきました。

なるべく開口部を多くとったので明るい室内ですが、夏場は直射日光を避けるために屋根の内側に布地をスライドさせて遮光できるようにしてあります。

冬場は逆に遮光なしにしていますが、真冬でも晴れていれば昼間はポカポカ暖かく、冬場はサンルーム兼温室として観葉植物や草花をここに置いて越冬させています。


サンルームの片側は折れ戸にして全開放できるようにしてあり、ここを開けるとサンルームとウッドテラスが連続した長いスペースができます。もとは全部ウッドテラスだったわけです。端から端までで約7mくらいあります。

サンルーム自体の広さは1.8m×2.5mくらい、約3畳ほどです。

窓側にちょっとしたテーブルがあり、窓をあけてテーブルで庭を見ながら紅茶を飲んだりできます。テーブルは脚を畳むと壁にペタンと倒れるようにしてあるので、テーブルを畳めばほぼ3畳の空間になり、ここで子どもたちとプチキャンプごっこをしてここで寝ることもできます。

折れ戸側からサンルームを見るとこんな感じです。
ここにもアンティークのステンドグラスを取り付けてあります。これも滋賀のパルテノンというアンティークショップで安くで買ったものです。
ステンドグラスは飾りや置物としてより、やはり実際に家の窓として使われている方がステンドグラスらしくて好きです。


ここからは、一番はじめにウッドテラスを作った時の写真です。
何事もそうですが、基礎や土台を作る作業が一番大切で、一番大変でした。
今から思えば、よくこんな長いウッドテラスを1人で作ったなぁと、ひと事みたいですが感心します。その時はリノベーションして移住してきた勢いだけでやりきった感じです。


屋根のおさめかたがポイント

この屋根のポリカは実は2代目です。
はじめ無知だったために、屋根をビスで固定してしまい、ひと冬で全てのポリカにヒビが入ってしまいました。夏と冬の伸縮のせいです。
畳1枚くらいの大きさでも夏と冬では1センチ以上伸縮します。

翌年のゴールデンウィークをつぶして、屋根を全部取り替えた苦い思い出があります。
さすがに2回目は同じ轍は踏まず、屋根はビスどめではなく、ゴム素材を介してサンドイッチ状にはさみ込む構造にしました。
以後4年ほど経ちますが、割れたり雨もりすることなくもってくれています。




サンルームの窓や折れ戸も自作しました。

DIY作業小屋を自作した時は、いちびってアンティークガラスを取り寄せて使いましたが、ガラスの値段の高さの割に、思ったほどレトロな感じが出なかったので、サンルームの製作にあたっては、ガラス窓はごく普通の板ガラスにしました。40〜50センチ、厚さ3ミリくらいの普通の板ガラスなら1枚1500円くらいで手に入ります。


サンルームの窓と折れ戸で使ったガラス板は全部で13枚。
窓枠やドア枠をこしらえてガラス板をはめて固定していく作業はけっこう根気のいる地道な作業です。ガラス板の寸法なるべくピッタリで枠を作りたいですが、あまりギリギリを狙うと、わずかに寸法が足りない場合、ガラスがハマらなくなり、これはやり直しがきかないので、1ミリ程度大きめに作ります。

また正確な四角形で作っているつもりでも、やはりほんのわずかに誤差が生じ、作った窓枠や折れ戸を壁に収めていく段階で、最後の最後で少しだけ寸法が合わないことが出てきます。
そういった時の収め方も含めて、木工や大工仕事は奥が深いなぁと思います。

サンルーム製作にかかった費用は5万円ほどでした。前回の作業小屋が10万円ほどかかっていますので、やはりアンティークガラスを使ったことが製作費の差に現れていますね。

先にも書いた通り、サンルームはくつろぎのティータイム、雨の日の物干しスペース、子どもたちとのプチキャンプごっこ、冬場の温室、また、たまの休日の朝にここで家族4人で窓辺に座って朝ご飯を食べることもあります。

何かと苦労の多かったサンルーム製作でしたが、完成した喜びもひとしおでした。




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