ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

マイカーのバッテリー交換DIY

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は、ハイエースのバッテリーをDIYで交換しましたので、そのことについて書いてみたいと思います。

バッテリー換えるならカオス


以前から、次にバッテリー交換するならPanasonicのカオスにしようと決めてました。
カオスはここ数年、バッテリー部門では売れ行きダントツNo1ですし、レビューを見ていてもカオス以外のバッテリーにする理由が見つかりません。


いわゆるブランドイメージだけの問題ではなく、やはり売れるにはそれなりの理由があるということなんでしょうね。


少し前までは結構高いイメージだったカオスですが、今ではハイエースに適合のN125D26Rでもネットなら15000円切る価格で購入できます。
しかも送料無料!
さらに、廃バッテリーの処理費用(送料込)まで無料です。
今回、私は楽天で購入したんですが、貯まっていたポイントを使い11000円で購入することができました。


おそらくディーラーやカーショップだと、カオスのバッテリー本体だけで30000円以上すると思います。それに処理費用や交換工賃もかかります。


どう考えても、バッテリーは自分で交換するに限ります。
作業そのものは大したものではないんです。
いくつかの注意点さえ気をつければ、大丈夫。


とかいいながら、私、昔デリカのバッテリー交換で新品バッテリーを爆発させた苦い経験があります。そういうアクシデントは自己責任になりますので、あくまで安全第一でお願いします。

バッテリー交換する時の注意点

エンジンルームを開けて、古いバッテリーを外して、新しいバッテリーを乗せて、ケーブルを繋ぐ。ただそれだけの単純な流れなんですが、バッテリー交換にはいくつか気をつけなければならないことがあります。間違うと私のようにバッテリー爆発=最悪の場合失明したりすることもありますから、必ず注意点は守りましょう。

1.絶対にショートさせないこと

私の場合、メガネレンチでケーブルをつなぐ時にプラスとマイナスの電極をレンチでショートさせてしまったのでした。

パーン‼︎‼︎

と火花が炸裂し、耳がキーンと何も聞こえなくなり、頭からもろに希硫酸液をかぶりました。


すぐに風呂に飛び込み、奇跡的にやけどや失明は免れましたが作業着はボロボロに穴が空いていました。もちろん新品バッテリーは一瞬でパーです。

バッテリー爆発は爆弾と同じようなものだということを身をもって経験し、怖さを知ったのでした。


使用するレンチはかならず養生テープなどを持ち手側に巻いて、間違って金属に接触してもショートしないように養生しておきましょう。バッテリー交換時は視線がいろんな場所にいくので、つい手元がぶれたりしがちです。特にハイエースなどキャブオーバーの車はシート下にバッテリーがあり、窮屈な体勢で作業することになりますから、あらかじめ安全対策を万全にしておくに越したことはありません。

金属部分をおおうためのウエスや養生テープなども多めに用意しておきましょう。


2.ケーブルを外す前にバックアップ電源を繋いでおくこと

車のナビやECU(エンジンコントロールユニット)といわれる車のコントロール部分、それからパワーウインドウの設定など、バッテリー電源を絶たれるとリセットされてしまうものがいくつかあります。あとで初期設定をやり直す手間を省くには、バッテリー交換時にバックアップ電源を繋いでやる必要があります。
バッテリーを外されたことを車が気づかないように、別の電源をケーブルに繋いでおくイメージです。
それ専用のバックアップ電源を買ってくるのも一つですが、専用のものがなくても、例えばバッテリーチャージャーなどがあれば代用できます。
中には車のエンジンをかけたままでバッテリー交換する、という裏技も紹介されていますが、危険と隣り合わせなのでやめておいた方がいいと思います。



そもそも、バッテリー上がりなどのトラブルで交換する場合はバックアップどころかすでに電源は絶たれてしまっていますから、どのみち再設定が必要です。
そういう意味では、再設定の手間さえ惜しまなければ、必ずしもバックアップ電源は必要ではないかもしれませんが、機種によってはナビの設定時に古いパスワードを聞かれることがあるみたいです。前のオーナーの設定したパスが分からず、ナビを外してメーカーに送らなくてはいけなくなった、というようなトラブルもあるようですから、注意しましょう。

3.マイナス→プラス、プラス→マイナスの順

バッテリーのケーブルを外す順番、つける順番です。マイナス端子をつけ外しする際に、パチッと火花が出ます。ちょっとびっくりしますがそういうものなので大丈夫です。

4.交換後は念のためアイドリングで10分間待機

バックアップ電源をとっていたにもかかわらず、何らかの事情で一瞬ケーブルが絶たれたりすると、知らない間にリセットされていることがあるようです。
先ほどのECUという車のコントロール部分、ECUというのは車のアイドリングの調整をしたりする部分のため、ここが初期化されると大きく燃費が変わってしまったりするようです。


ECU装置は車をアイドリングで10分間ほど置いておくと再学習が記憶されるそうなので、バッテリーを換えた後は、念のためエアコンやライトなど電気関係を全て切った状態で10分間ほどアイドリングさせましょう。その間アクセルを踏んだりしてはダメですよ。

実際のバッテリー交換


ハイエースは助手席の下にバッテリーがあるので、まずは助手席の固定金具2ヶ所を外して、助手席を持ち上げます。
うちは後席側に自作のエンジンカバーや、スライドドアの持ち手などを取り付けてあるので、いったんそれらを外す必要がありました。
助手席を持ち上げる場合はとにかく開口部を広くするため、目一杯の角度まで起こしてやります。



次に、バックアップ電源用にバッテリーチャージャーを繋ぐことにします。


バッテリーチャージャーのジャンプケーブルを、バッテリーに繋がっているケーブルのプラスとマイナスの金属部分にはさみます。
このあとバッテリーの端子を外すので、間違ってショートしないように養生するのを忘れずに。

バッテリーの端子を外したら、端子部分にも養生テープを巻いて万一のショートを防ぎます。

とにもかくにもショート対策。これにつきます。



バッテリーを固定しているステーを外したら、いよいよバッテリーの入れ替えです。
重さ20kgほどの塊を、グッと力を込めて持ち上げます。躊躇していたら、途中で力が尽きて元の場所に落ちてしまいますから、ここは気合を入れて、歯を食いしばって持ち上げましょう。



古いバッテリーが取り出せたら、ひと休みしてから今度は新しいバッテリーをバッテリーケースに収めます。
気のせいか、カオスは一段と重いように感じます。


熱が出てしばらく寝込んでいた病み上がりの身体には、この作業は少々こたえました。頭がフラフラします。

無事カオスがエンジンルームに収まりました。
ブルーのパッケージが鮮やかで目を引きますね。エンジンルームの中なので誰の目にも留まりませんが、ひっそりと車の安全を守ってくれる守護神として、これから長らくよろしくお願いします。



あとは、もとの通りにステーを固定して、ケーブルを繋いで行けば完了です。
最後にバックアップ電源を外して、さっそく試運転してみましょう。


キュキュキュキュキュドン!


小気味良くエンジンがかかりました。
時計は正しく時間を指しています。うまくバックアップが効いてくれたようです。


ん?
ナビが初期設定の画面になりました。
試しにパワーウインドウを上げ下げしてみると、オート開閉が効かなくなっています。


うーん。
どうやら、どこかのタイミングで一瞬ケーブルが外れたのかもしれません。
そうなるとECUもリセットされてしまったと思われます。


そのままアイドリングで10分間ほど置いておくことにしましょう。
ナビも何とか設定できました。



やはり、なかなか思った通りにはいかないものですね。まあ、結果オーライなので、良しとしましょう。



今回は、古いバッテリーをDIYでカオスに交換にチャレンジしてみました。

取り替えた古いバッテリーは、カオスが入っていた箱に入れて、添付されていた佐川急便の着払い送り状を使って、無料で回収してもらえました。佐川急便はコンビニ発送ができないので、最寄りの営業所に持ち込む必要がありますが、無料で廃バッテリーを引き取ってもらえるのはありがたいサービスで助かります。


夏に酷使して性能の落ちたバッテリーが、冬の朝に突然動かなくなるというトラブルが多いようです。
うちは丸3年での交換となりました。
皆さんもそろそろバッテリー交換、一度チェックしておいてはいかがでしょう?



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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