ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

エコフローと決別〜LiFePO4バッテリーへ

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


前回、エコフローのポータブル電源が突然壊れてしまったお話しをしました。
今日はその後の顛末と今後の展開についてのお話しをしたいと思います。

エコフローとの決別

壊れたポータブル電源を送料自己負担で修理センターに送り修理見積りを依頼したところ、修理に約55000円、往復の送料を合わせると6万円近くかかる、しかも故障の原因は不明でバッテリー自体を交換するしかないという解せない回答と、その後の不毛なやり取りにすっかり嫌気がさし、エコフローとの決別を決めて、見積り費用3000円を指定口座に送金して、そのまま処分してもらうことにしました。


もう一度新しいポータブル電源を買うか?それともこの機会にリチウムイオンバッテリー+インバーターというサブバッテリーの世界に足を踏み入れるか?という大事な判断を迫られることになりました。


すべてが一体化されたポータブル電源はたしかに携帯性にすぐれ、手軽にどこへでも電気を持ち出せる利便性が人気の理由ですが、こうしていざ壊れてしまうと中を開けて調べることもできず、一か所でも不具合が出れば万事休すです。これがサブバッテリーなら、どこか不具合が出てもそのパーツだけ買い換えれば済むので、今回のエコフローのように一箇所壊れただけで即アウトとはなりません。ここへきて、リチウムイオンバッテリーへの関心が以前より高まってきました。

jp.redodopower.com



リン酸鉄リチウムイオンという選択肢

従来の鉛製のディープサイクルバッテリーは素人には手が出しにくく、取り扱いが難しいイメージがありました。鉛製のバッテリーは電圧の変化によって残量を予測するので、慣れないと使いにくい上、バッテリーの化学反応でガスが発生するので、常時車内に置くのは正直ちょっと怖かったのです。が、そうした従来の鉛製バッテリーと比べると、リチウムバッテリーは取扱いがずいぶん楽になり、外観もコンパクトで鉛製に比べると軽量と、素人でも十分手が出せる領域になってきた気がします。また近頃はリチウムバッテリーの値段も徐々に手ごろになってきて、長い目で見るとリチウムバッテリーを使って自分でシステムを組んだ方が安く抑えられるレベルになってきました。同じ容量のポータブル電源と比較するとむしろ安いくらいなのではないかと思います。


そんなわけで今回、ポータブル電源に代わる車内電気としてリチウムイオンでサブバッテリーシステムを組む、という選択肢がにわかに浮上してきました。
ポータブル電源も元をただせば「リチウムバッテリー」と「充電器」「インバーター」「液晶部分」などがワンパッケージになったものですから、それらを別々に買ってきて自分で組み合わせればポータブル電源と同じことになります。走行充電やソーラー発電のことを考えずに、バッテリーに電気を充電して車中泊で使う、という視点で言えば、ポータブル電源じゃなくてもリチウムバッテリーとインバーターさえあればとりあえず車内で電気が使えるわけです。
リチウムバッテリーとインバーターくらいなら何とか私でもやれそうです。ついでに、ソーラーパネルはすでにあるのでそれを使えばある程度持続可能な仕組みが作れるかもしれません。余計な付加機能は考えずに、まずは大容量のリチウムバッテリー+インバーターというシンプルな電源を導入してみようか、という方向にだんだんと心が引かれていきました。



ちなみに、リチウムイオンバッテリーと一口に言ってもいろいろな種類があり、バッテリーの電極(+とー)に使われる活性物質によって「コバルト酸リチウム、マンガン酸リチウム、リン酸鉄リチウム、三元素リチウム・・・など」、それぞれ化学反応の仕方が異なります。


※redodo公式ページより引用


上の表にもある通り、安全面で一番安心なのは「リン酸鉄リチウムイオン」です。元素記号の頭文字をとってLiFePO4と表現されたりもしますね。Liはリチウム、Feは鉄、Pはリン、Oは酸のことです。
一般的なポータブル電源では「三元素リチウム」が使われていることの方がまだまだ多いようです。(壊れてしまったエコフローも三元素リチウムでした。)それは、リン酸鉄リチウムより三元素リチウムの方が値段が安いからなのですが、長く使うことを前提に考えると、安全性が高く、寿命も長いリン酸鉄リチウムバッテリーの方がおすすめのようです。しかも、以前と比べるとリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの値段もずいぶんお手頃になってきているようです。

ブランドにもよりますが、例えばリン酸鉄リチウムバッテリーのブランドの一つRedodo社(レッドオディオと読みます)を例にとると、

Redodo社のLiFePO4バッテリー

100Ah(1280Wh)45,999円
200Ah(2560Wh)88,299円
300Ah(3840Wh) 145,999円
と、容量の割にはかなり安く買えるようになってきています。

Ecoflowのポータブル電源の場合

80Ah(1024Wh)128,700円
280Ah(3600Wh)330,000円
同じリン酸鉄リチウムでも2.5倍くらいの値段の違いがあります。


Redodo社のバッテリーはバッテリー単体の価格なのでエコフローと単純に比較はできませんが、正弦波インバーターを買ったとしても2万ほどあれば足りるので、Redodo社のLiFePO4バッテリーとインバーターを組み合わせてサブバッテリーを組めばかなり安く抑えられそうです。
Redodo社の200Ahバッテリーと2000W正弦波インバーターを合わせてトータル11万ほどですから、エコフローの80Ahデルタ2(実売価格128700円)より安い金額で200Ahの電力が手に入ることになります。しかも電気量は2.5倍とかなり大きなアドバンテージです。またこれなら、仮にシステムの一部が故障したとしてもそこだけ買い直せば済むので、そこも大きなメリットだと思います。


これまでポータブル電源ばかり使ってきましたが、ここへきて単体バッテリーへの関心が一気に高まってきました。


jp.redodopower.com




バッテリーとインバーターの接続など素人でも簡単にできるか少し不安はありますが、走行充電のことは考えずソーラー発電をつなぐだけなら何とかなるんじゃないか?と楽観的に考えているのですが。。。

このあたり、もう少しよく考えてから答えを出したいと思います。
とりあえず、今日はこのへんで。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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