ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
本当に今年は「おいおい。。。どうしちまったんだい。」という感じです。
先日、ハイエースのラジエータが故障して、ようやく修理したばかりだというのにまたもやトラブル。
今度はポータブル電源が故障してしまいました。
1600Wの大容量ポータブル電源が
2020年に購入した定格出力1600Wのエコフロー社の大容量ポータブル電源EFデルタが、ある日突然スイッチが入らなくなってしまいました。わが家の車中泊における大切なライフラインだっただけに、これはかなり重大なダメージです。
今年の冬は何かと忙しくて、ポータブル電源をしばらく使う機会がなかったんですよね。
冬の間一度も旅に出る機会がないまま春を迎えたある日、久しぶりに車で遊びに出た先でお湯を沸かそうと思ってポータブル電源のスイッチを入れたところ、電源を入れて2~3秒で勝手に電源が落ちてしまいます。
ん?
以前、寒さのせいでポータブル電源が低温エラーを起こしたことはありましたが、気温が元に戻れば普通に復活してくれました。今回は特にエラーらしき表示もなく、見た目は何も変わったところはないのですが、何度スイッチを入れてもすぐに電源が落ちてしまいます。
うちはソーラーパネルを常時つないでソーラー充電しているのですが、満充電になってもソーラー接続を切らずにいたのがいけなかったのでしょうか?夕暮れの薄暮の時間になるとソーラー発電の発電量がごく微かになり、発電量が下がってくると電力不足を表わす「ピッ、ピッ、ピッ・・・」という断続的なポータブル電源のアラーム音が鳴るのです。アラーム音が鳴るだけでなく、「ピッ、ピッ、ピッ・・・」に合わせて電源が入ったり切れたりを繰り返します。EFデルタの仕様のせいなのでしょうか?このことがずっと気にはなっていたのですが、もしかするとそれが今回の故障の原因ではないか?という気がして、サポートセンターに問い合わせてみると、それは関係ないとのことでした。
EFデルタはソーラーからの発電を感知すると自動的にポータブル電源のスイッチが入って充電が開始される仕組みで、夜になって電気信号が途絶えるとオートスリープによって自動的に電源が落ちます。(ポータブル電源を使っている時はもちろん電源は落ちません。)
そしてまた、朝がきて発電が始まるとスイッチが入って充電が開始されるのです。
夕方の薄暮の時間というのは、ソーラーパネルがまだごくわずかに発電しており、その微弱な電気によってポータブル電源のスイッチが入るのですが、充電できるほどの電圧はないので低電圧エラーで「ピッ、ピッ、ピッ・・・」とアラームが鳴り、電源が落ち、また微弱な電流でスイッチが入り・・・。これが夜になるまで断続的に続きます。そのことが何かしら故障と関係があるのではないか?と素人ながら想像してのですが、どうやらそれとは別の問題のようです。
購入から2年以上経過しているので、もはや無償保証を受けることはできませんが、有償での修理が可能かどうか?サポートセンターに問い合わせてみました。
サポートセンターの対応
エコフロー社にはエコフロージャパンという日本向けのサポートセンターがあり、ホームページの問い合わせ欄からサポートセンターにメールで問い合わせをすることができます。
中国系企業の場合、故障対応などのサポート体制が整っておらず、故障などトラブルの対応にすぐ対応してもらえないケースも多いですが、エコフローに関しては問い合わせメールを送った翌日の午前には返信がありました。メールの文面も自然な日本語なので、おそらくメールのやりとりについては日本人が対応しているのだろうと推測できます。
今回の故障についてはやはり無償保証期間が過ぎており、無償での対応はできないとのことでした。保証期間対象外の場合、修理を依頼するにはいったん製品をサポートセンターに送って修理費用の概算を調べてもらい、修理が可能なら有償での修理になるとのことでした。往復の送料はこちら負担で、修理金額については中を開けてみないと何とも言えず、最悪の場合は修理不可の可能性もあるとのことでした。修理見積を依頼するだけでも3000円は必要とのこと。
10万円以上の大枚をはたいて買ったポータブル電源が2年ちょっとで故障してしまいました。
昨年の九州車中泊旅行をはじめ、このEFデルタの導入でわが家の車中泊事情は劇的に快適になっただけに、今回の故障はかなりショックでした。
仮に修理を依頼するにしても、今から修理センターに修理見積と実際の修理を依頼したとして、往復の運送と修理期間を含めると1か月以上はかかる見込みです。
修理を依頼するか否か?
思案するところです。
どうしたもんでしょうか?
エコフロー社の解せない対応
壊れたポータブル電源を送料自己負担でとりあえず修理センターに送り、修理見積もりを依頼したところ、しばらくして以下のような見積書が送られてきました。
修理に約55000円。往復の送料を合わせると6万円近くかかる内容です。
しかも、送られてきた修理見積書がご覧の通りあまりにもざっくりしていて、これではどんな修理なのか見当もつきません。そのことについてサポートセンターに問い合わせたところ、そこからぷっつり音信が途絶え、2週間以上たったある日、次のようなメールが届きました。
「故障の状況や修理概要については「バッテリーそのものの故障」のため修理不能で、バッテリーを交換するしかない。修理代金はそのための費用」との返答。
うーん。。。モヤモヤが残ります。
どういう状況で故障が起こったのか?何が原因だったのか?
もちろん使用状況は修理センターでは分からないとしても、もう少し具体的な故障の原因が知りたかったというのが一つ。そして、仮にバッテリーそのものの故障というのが本当なのであれば、修理不能で交換するしかないという回答になぜ2週間以上もの時間を要したのか?過放電させたわけでもなく、規定以上の高電流で過充電したわけでもない普通の使用状況で、リチウムバッテリーそのものが修復不可能になるほどの故障がなぜ突然起きたのか?どうにも解せません。
そのことについてユーザーが理解できる説明を求めているのに対して、あまりにも解せない回答が返ってきたことで、私のエコフロー社に対する信頼性は大きく崩れてしまいました。その後何度かセンターとやりとりしましたが、最後まで明確な回答は得られないままでした。
ポータブル電源の代表的なブランドとして素人でも気軽に扱える大容量電源として人気の高いエコフロー社だっただけに、なんだかとても悲しい気持ちになってしまいました。
これ以上不毛なやりとりを続けるのも時間がかかるだけなので、結局、修理はしないことにして、見積もり費用3000円を指定口座に送金して、故障したポータブル電源はそのまま修理センターで処分してもらうことにしました。
ポータブル電源の盲点
これまでわが家では、サブバッテリーシステムはいろいろメンテナンスが必要なので敬遠し、ポータブル電源ばかり使用してきました。SUAOKI-500にはじまり、エコフローの大容量ポータブル電源と出会ってからはもっぱらエコフローに頼ってきたのです。
しかし、今回のエコフローの突然の故障と、その後のどうにも解せない「バッテリーそのものの故障」という理由、そして6万円近い有償修理の実態を前に、一気にエコフロー社への信頼は崩れ、また同時にポータブル電源のデメリットというものに直面させられた感じです。
というのも、ポータブル電源はいわばブラックボックスと同じで、インバーターや充電部分、電流計、LED表示、それらをコントロールする基盤を含めてすべてが一体化されており、そのうち一箇所でも不具合が出た場合には即停止。すべてが使えなくなってしまいます。ケースを開けて部品を取り出すこともできず、リチウム電池を別の用途に再利用することもできません。充電サイクルが何百回、何千回と謳われていようが、どこか1カ所故障した時点で万事休すなのです。
エコフローへの信頼をすっかり失ってしまった今、もう一度ポータブル電源に手を出すのはどうにも気が引けます。
そこでもう一つの選択肢として「リチウムイオン+インバーター」という別のアイデアが浮かんできました。
それはつまり、これまでずっと敬遠してきた「サブバッテリーシステム」ということになるのですが、私が考えたのは本来的なサブバッテリーシステムとは少し違う発想です。
大事な選択なので、ここはもう少しよく考えて答えを出したいと思います。
それについてはまた次回。。。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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