ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊人の通る道


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

旅のスタイルの多様化と、コロナ禍でも人との接触を避けながら自由な旅ができるということで車中泊への関心が高まり、ここ1〜2年で新たに車中泊をされる方がまた一段と増えた気がします。



今回は、車中泊を始めた人が通る車中泊のプロセスを考えながら、なるべく遠回りをせずに快適なクルマ旅にたどり着けるノウハウについて少し考えてみたいと思います。

車中泊人(しゃちゅうはくびと)の通る道

キャンプのノウハウと装備でとりあえずやってみる

初めてのころは、車中泊そのもののイメージがまだはっきりと持てていないので、とりあえず家にあるキャンプ道具などを持って行って何とかしようとすると思います。でも、実際に停泊場所の道の駅やサービスエリアの駐車場に車を停め、いざ車中泊となった時に、持ってきたキャンプ道具はあまり役に立たないことに気づくのです。車がずらりと並ぶ駐車場では車外にコンロを出すこともできません。また、狭い車内ではお湯一つ沸かすのも大変です。

車中泊の車内で自炊というのは、実はけっこう、いや、かなり高度な領域といえるかもしれません。道具の問題、調理場所(スペースの問題)、換気の問題、水の問題、片付けの問題。。。しかも、そばに小さな子がいたとしたら、火傷の問題もあります。
そうやって苦労して車内で調理したところで、いくら頑張っても作れるメニューはどうせ大したものではないのです。
そう考えると、初めのうちは、車中泊のご飯は外食にするか、弁当や惣菜などを買う方が良いかもしれないと思います。
食事を自炊するためにかける労力やそのための道具や準備のことを考えると、「自炊は諦める」というのも一つの選択肢だと思います。
その方が、トータルで時間を節約できますし、キャンプや車中泊によくある「疲れた~」というストレスから解放されます。
道の駅やSA・PAなどでは、朝7時くらいから営業しているお店もありますから、そういうところをうまく利用してみてはいかがでしょうか?

寝床のフラット化にとりかかる

食うの次は寝るです。シートをアレンジしたり、隙間にクッションを詰めたりして寝床を作る訳ですが、いざ車中泊してみると色々と寝づらいことに気づくと思います。床が凸凹した状態ではやはり熟睡は難しいのです。そこで世のお父さん方はシートのフラット化に取りかかります。
基本的に車中泊にトライされる方の愛車は、ハイエースやミニバン、軽ワゴンなどの「箱もの」タイプか、ステーションワゴンなど後部が荷室になっているタイプが多いと思います。ステーションワゴンや軽ワゴンなら1人~2人。ミニバンクラスなら頑張れば何とか家族3人~4人ぎりぎりいけるか、というところでしょう。
床のフラット化の方法にもいろいろありますが、「夜しっかり寝たい」と思うなら、迷わず「コンパネを敷く」のが一番手っ取り早くて、しかも効果的な方法です。車中泊を始めて間もない人だろうが、遠慮することはありません。
コンパネは3×6(サブロク)サイズといって、3尺(91センチ)×6尺(182センチ)が標準です。さすがにそのままの大きさでは車に敷くことは難しいかもしれませんが、もしそのままの大きさで敷けるのなら是非そうしましょう。夫婦2人旅など、走行中も後ろのシートを倒したままで旅ができる場合は、出発時からコンパネを敷いてフラット床を作ってしまうのが一番です。
コンパネ丸々1枚が難しい場合は、3分割くらいにカットして車に積んでいくのがおすすめです。シートのくぼみはたいてい、横になったとき腰のあたりに来るので、そこがフラットになっていると熟睡感がかなり違います。3分割にしたコンパネを並べて敷き、その上にマットレスを敷けばかなりフラットにすることができます。


窓の目隠しを試行錯誤する

車中泊する上でウインドウの目隠しは必須と言えるでしょう。これがないと夜安心して寝ていられませんし、着替えも食事も丸見えで大変です。
目隠しにもいろいろな方法があり、DIYの方法もたくさん出回っていますが、いろいろやってみた結果、結局一番楽で目隠し効果が高いのは「カーテン」です。ウインドウの枠にはめ込むタイプや吸盤取り付けタイプなどは、外した時の収納場所が結構かさばるのと、取り付けと取り外しに時間がかかります。1回の取り付けごとにフロントとサイドとリアの全部の窓ですから、まあまあ面倒くさいです。
その点、カーテンならシャーっと引くだけなのでめちゃめちゃ楽ですし、収納も必要ありません。
カーテンといってもカーテンレールを取り付けるような本格的なタイプではなくて、カーテン生地にヒモが通っていて、車の内装にフックでひっかけて固定するようなタイプです。

こういう感じのタイプが一番使いやすいです。うちは基本的にずっとつけっぱなしで、走行中はカーテンを開けて束ねています。値段もそれほど高くありませんし、汎用タイプなので車種を選ばず使うことができます。今までうちはオデッセイの時もハイエースになってからも、基本ずっとこのカーテンで車中泊を続けていますが、シンプルで一番使いやすいのではないかと思います。
冬の断熱のことや結露のことなどを考え出すといろいろ沼にハマりがちですが、本州の冬程度なら真冬でもこのカーテンだけで十分、さらに、夜間はウインドウを少し開けておいて結露対策するようにしています。

少し慣れてきた車中泊人が通る道

車載冷蔵庫が欲しくなる

これは、ほぼみんな必ず通る道だと思います。
車中泊していると冷蔵庫が欲しくなるんです。クーラーボックスじゃなくて、冷蔵庫が欲しいんです(笑)
冷蔵庫があると、車中泊のグレードは一気に高くなります。
これに関しては、私も間違いなくそうだと思いますから、お財布事情もしくは大蔵大臣のお許しが出るならば、ぜひ車載冷蔵庫は検討すべきであります。

エンゲルなど高級ブランドの冷蔵庫はものすごく高いですが、そこまでのものを買わなくても25000円前後のコンプレッサータイプを買えれば十分です。
中華製は耐用性などを不安に思われるかもしれませんが、うちは3年以上車に常時積んで何ら問題なく快調に動いてくれています。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com

シガソケット→ACコンバーター→車中泊の電気沼にハマる

さて、こうして車中泊旅にだんだん慣れてくると、次にほしくなるのが電源関係です。
まず最初は、車から取り出せるシガーソケットを使おうと誰もが思うわけです。そして、シガー電源はそのままでは家庭電化製品は使えないので、DCをACに変える「DC-ACコンバータ」を買うことを考えます。DC-ACコンバータは安いものなら1000円くらいから売っていて手軽に手が出やすいわけですが、これが大きな落とし穴なのです。

sleepysheep-zzz.hatenablog.com

12ボルトの直流を交流に変えたとして、シガーソケットから取り出せる電気は最大で15A(アンペア)です。(シガーソケットに使用されているヒューズが15Aなので)。つまり、12ボルト×15A=最大180ワット、これが車のバッテリーの限界です。ただし、そんな風にバッテリーからMAXの電気を取り出していたら、たちまちバッテリーは消耗してしまうでしょう。最近の車のオルタネータはバッテリーへの充電をする目的ではなく、車の電気負荷(エアコンやナビやワイパーやヘッドライト)を賄うために動くので、シガーソケットから電気を使ってもオルタネータは動かず、バッテリーは充電されないのです。
そんなこんなで、ACインバータではダメなことに気づくと、次はポータブル電源を買うことを考えるようになります。
最初は手が出しやすい価格帯で5万円前後のモデルを考える人が多いと思いますが、これも実は大きな落とし穴です。


私もずいぶんポータブル電源では苦労してきました。
実際にいろいろと使ってみた結果、私がおすすめできるポータブル電源は、容量1000Whクラス、定格出力1500~1600ワットの大容量ポータブル電源です。
価格も以前よりはこなれてきて12~13万円で手に入るようになりました。


うちが使っているのはこちらのエコフローですが、これはかなりおすすめです。
もう、最初からこれ1台にしておけば、無駄な回り道をせずに済んだのに。。。と思っています。
先日の九州5泊6日キャラバンも、これとソーラーパネル充電で十分こなせました。

sleepysheep-zzz.hatenablog.com

まず、サブバッテリーシステムとポータブル電源では、圧倒的にポータブル電源の方が便利で楽です。
車内でポータブル電源を使う用途としては、冷蔵庫の利用、スマホなどの充電、テレビやDVDを観る、扇風機を回す、ティファールでお湯を沸かす、電子レンジやトースターを使う。。。などが考えられますが、1000Whクラスのポータブル電源ならそのすべてが可能です。特に、車内飯の自炊において、ティファールでお湯が簡単に沸かせることのメリットはかなり大きなものがあります。また電子レンジやオーブントースターが使える便利さは一度知ってしまったら戻れません。
うちは、現在このエコフローをメインにして、ティファールとオーブントースターで時短調理しています。


冒頭でも書いたように、車中泊の自炊というのはかなり高度な知恵と工夫が必要です。
キャンプご飯とは根本的に異なり、かなり気を遣いながら調理しないといけませんし、それが決して美味しい結果に繋がらないのがつらいところです。

それだったら、道具をいろいろ揃えて無理に車中泊ご飯を作らなくてもいい気がします。作るとしても、気軽にできる範囲で楽しみながらやった方が精神的にも楽だと思います。
そういう意味でも、ティファールやトースターが気軽に使えるように思い切って1000ワットクラスのポータブル電源を導入した方が何かと便利ですし、クルマ旅が一気にグレードアップします。


これから車中泊の道を通っていかれる人が、どうか私のようにぐるぐる遠回りをしなくて済みますように。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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