ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は車中泊に便利なDCシャワーのご紹介です。
この前の週末は土曜日の午前が仕事で半日つぶれたので、仕事が終わってから支度をして15時くらいに家を出発し、琵琶湖畔に1泊プチ車中泊キャンプをしてきました。
弾丸ツアーだったわりには子どもたちも奥さんも大喜びのキャンプでした。
プチ車中泊キャンプの様子はまた改めてお届けするとして、今回はそのキャンプで使ったDCシャワーについて書いてみたいと思います。
サーフィンではおなじみDC電源シャワー
DCシャワーというのは、シガーソケットから12V電源で動く電動シャワーのことです。サーフィンでシャワー設備のないポイントに行くときには必須なので、以前から使っていたのですが、車中泊キャンプに持っていくのは今回が初めてでした。
結果からいうと、暑い夏の車中泊やキャンプで大変威力を発揮してくれることが分かりました。
キャンプでお風呂に入れない場合でも、夕方か寝る前にシャワーを浴びると身体のベトつきが取れてさっぱりし、体表面の温度が下がってグッと寝つきがよくなります。
このシャワー、シガーソケット経由なので車載ポータブル電源がない場合はエンジンをかけてシガーソケットから電源をとります。
キーをACCにしてエンジンを回さずにバッテリーから電源をとることもできますが、バッテリー上がりのリスクがありますので注意が必要です。
うちの場合はスアオキのDC出力につないで使っています。車載冷蔵庫を使いつつ、シャワーをつないで動かしてみたところ、DC出力に過電流エラーが出ました。冷蔵庫のコンプレッサーが動いている状態でシャワーを使おうとすると、シャワーのポンプの起動電流でエラー警告が出るみたいです。
シャワーを使う時間はそれほど長時間ではないので、その間は冷蔵庫のコンセントを抜いておきましょう。
想像以上の威力でさっぱり
シャワーのポンプ能力は毎分4リッターほどです。20リットルの水タンクで、連続して使い続けると5分くらいで空になります。
うちは家族4人なので、1人1分ずつ使って少し残るくらいの感じですね。
シャワーの水圧はまあまあしっかりあります。
家のシャワーには及びませんが、1本1本の水の穴が細いので肌に当たる感覚はしっかりとあります。例えが変ですがウォシュレットの水圧くらいはあるんじゃないでしょうか?
さすがに公共の道の駅などでシャワーを使うのはルール違反ですから、これが使えるのは周りに迷惑をかけない場所に限られますが、緑地帯に面した駐車場やオートキャンプ、海辺の海水浴場の駐車場など、案外使える場所はたくさんありそうです。
家族4人で1人1分ずつなので、シャンプーや石けんを使って本格的に髪や身体を洗うというのは無理と思います。シャンプーとか使うと排水の問題もありますから。
あくまで水シャワーという使い方で、サッと汗を流す感じで使うのがいいと思います。
ちなみに、シャワーをする際の用意として、シャワーセット、水タンクの他に、スノコと折り畳みステップがあると便利です。
シャワーを浴びたあとはスノコの上で身体を拭くようにすれば足の裏が汚れません。そしてシャワーの近くに折り畳みステップを広げて、そこにタオルや着替えなどを置いておけば、シャワーのあとが楽です。
けっこう、シャワーのあとアレがないこれがないとウロウロしてまた足が汚れてしまうことが多いんです。
折り畳みステップを踏み台にして、そのままリアゲートから車内へ上がることもできます。
今回、プチ車中泊キャンプでシャワーを使ってみて、子どもたちも水浴び自体が面白くてキャーキャー喜んでいましたし、奥さんも気持ちよく使っていました。
夏のキャンプで想像以上に便利さと快適さを実感しましたので、ぜひ皆さんにもおすすめします。
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