ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊で焚き火の雰囲気を楽しむ方法





ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

さて、今回は焚き火について考えてみたいと思います。

焚き火の魅力

火は人を惹きつける力を持っているようです。炎を扱える動物はヒトだけですが、ヒトにとっても本来なら火は怖くて危ない存在のはず。なのに炎がヒトを惹きつける理由は、太古からの炎の記憶が遺伝子レベルで染み込んでいるからかもしれません。

うちの幼い子どもたちも焚き火が大好きです。焚き火台を出して火を焚く支度をしていると、他にどんな楽しい遊びをしていても放り出してそばに集まってきます。そして、不思議と炎の前にいると子どもたちもおとなしく寡黙になります。これも火のもつパワーなのかもしれないと思います。



そんな魅力のある焚き火ですが、もちろん道の駅などでは焚き火はできません。昭和の時代なら町のあちらこちらで一斗缶で廃材を燃やしたりする光景が見られましたが、今の時代は火を燃やすこと自体、社会的にもマナー違反と見なされます。


最近は海辺や河原などでも「直火は禁止」と看板が掲げられているところが増えてきています。その背景には、焚き火をしたひとが後片付けをせずに燃えかすを放置して去っていくこともあるのではないかと想像します。たしかに浜辺や河原に残された黒く焼け焦げた地面を見ると悲しい気持ちになります。「自分たちだけが楽しければよい」という考えは日本人の美しさに対する感性から外れているような気がします。
美しさへの感性は、自己意識と他者からの視点の両方が融合したものだと思うのですが、現代社会において、この「日本人の美意識」が少しずつ薄れていっているように感じます。


さて、話が少しそれました。
うちのハイエースには焚き火台を常時積んであり、焚き火ができる場所に停泊した時には焚き火台を出して火を焚くことがあります。もちろん最後は跡形もなく片付けることは言うまでもありません。
焚き火できる場所という、うちなりのルールとしては、
1.焚き火が禁止されている場所でないこと
2.火事や延焼の恐れがない場所
3.近くに民家などがないこと
4.他に停泊者がいないこと
などでしょうか? やはり、人に迷惑をかけないという視点を一番大事にしています。こうしたことは親が態度で示すことによってしか、子ども達に伝えてやれないと思います。

焚き火ができなくても

上のような、心おきなく焚き火ができる場所というのは案外限られているので、車中泊に出かける時のスタンスとしては、「向こうで運が良ければ焚き火できるといいね」くらいの感じになります。


焚き火ができない時は火を焚くことは諦めればいいんですが、そんな場合でも揺らぐ炎の雰囲気を楽しむことはできます。
車中泊で炎の雰囲気を楽しむのにおすすめなのが、オイルランプを灯すことです。

オイルランプというのは文字通りオイルを燃やすランプのことで、オイルをためておくボトル部分と、火を灯す芯の部分、そして炎を守るホヤから成り立っています。以前は燃料に灯油などを使っていたので臭いがきつかったのですが、今はケロシンオイルが流通していますので、石油の嫌な臭いは全くありません。

ランプの芯に火を灯して、ガラスのホヤをかぶせると、蝋燭のようなほのかな灯りがかすかに揺らぎ、車中泊の車内が一気にアウトドアっぽいムードになります。
オイルランプはさまざまな大きさや形状のものがあり、オイルを溜めておくボトルの材質もガラスだったり真鍮だったり、ホヤとボトルの組み合わせによってランプの雰囲気もいろいろ変わるので、ぜひお気に入りのランプオイルランプを手に入れて、揺らぐ炎を楽しんでみてはいかがでしょう。
あまり大きなランプより、少し小さめのランプの方が車中泊の夜にはよく似合います。

マリンランプといわれるヨットなどの船舶で使われるような本体が真鍮でできたランプだと、万一倒れても燃え広がる恐れがないので安心です。真鍮のマリンランプはそれ自体がとても趣がありますので、是非自分だけのお気に入りの1本を探されてみてはいかがでしょうか?

オイルランプの燃料にはケロシンオイルをおすすめします。
アロマ付きのものも売られていて、それだと車内がステキなアロマの匂いに包まれるので、お好みでどうぞ。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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