ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊キャンプ用 ワンタッチテントDIY


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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は車中泊キャンプ用のワンタッチテントの制作について書いてみたいと思います。
このワンタッチテントは、現在構想中の「ハイエースルーフテント化計画」を実現する上で必要な装備の一つです。

ルーフテントのメリットと可能性

そもそもルーフテントにチャレンジしようと思ったきっかけは、ルーフテントという新しい可能性によって、ナローボディハイエースの限界を広げられないか?という気持ちからでした。

ハイエースの就寝人数は大人なら3人、小さな子ども連れのファミリーなら4人が限界です。(無理すれば大人2人+子ども3人はいけると思いますが)
つまり4~5人家族がハイエースで車中泊できるのは、子どもが小さい間(せいぜい小学校卒業まで)に限られます。
中学生になると体格はもうほとんど大人と同じなので、このあたりがハイエース車中泊の限界だと思います。

ここで、もしルーフテントという選択肢があれば、夜は車内に2人(または3人)そしてルーフテントに2名と、上下に分かれてゆったり眠ることができます。これなら、子どもたちが中学生になっても高校生になっても、引き続き車中泊の旅を続けていくことができるわけです。(思春期を迎え、学校行事やクラブ活動で忙しい子どもたちが親と一緒にいつまで車中泊の旅に付き合ってくれるか?という別の問題はありますが、それはひとまず置いておくことにします)


このように車中泊可能な期間が伸びるというメリットだけでなく、ルーフテントにはもう一つメリットがあります。それは、車中泊における作業負担を大きく減らせるということです。ルーフテントを活用することで、リビングモードから就寝モードにセッティングを変える必要がなくなり、荷物の移動やシートのフラット化といった「車中泊における一番の労力とストレス」から解放されます。朝と夜に必ず行わなければならない荷物の移動、シートの展開、床をフラットにする一連の作業、翌朝またシートを片付けて出発の準備をするというルーチンがなくなるメリットは計り知れないものがあります。

ルーフテントに求める性能

さて、車中泊のルーフテントに求める性能は
1.できるだけ軽量・コンパクト、かつ設営と撤収が簡単
2.ある程度の防水性能(全体を覆うフライシート)と通気性
3.できればおしゃれであること
といった感じでしょうか。
あくまでうちが考えるルーフテントのイメージですが。

1.軽量・コンパクト、設営撤収が簡単

ハイエースの屋根の広さはおよそ3.5m×1.3mくらいです。キャリアバーの長さを最大限使ったとして横幅1.4mほどとなります。さらに、うちはソーラーパネルを2枚設置しているので、それを差し引くと実質的にテントを張れる屋根の広さは2m×1.4mくらいになります。畳1枚半くらい。案外狭いんです。この面積に収まるテントでなるべく軽いもの、と考えると1~2人用のドームテントに絞られてきます。


ドームテントは、かつては2本のポールを交差させるようにテントのスリーブに通して、ポールを曲げてテントの形を作っていくタイプが多かったですが、このタイプは設営と撤収が案外面倒なんですよね。一人での設営は慣れた人でも20分くらいはかかると思います。まして屋根の上での作業となると正直難しいと思います。
最近はワンタッチ式とかポップアップ式といったテントが出てきていて、これはかなり設営が楽です。中でもワンタッチ式の方が断然おすすめです。

ワンタッチ式というのは、イメージとしては折り畳み傘を開くような感じです。骨組みとテント生地は最初から一体になっていて、折り畳み傘のような構造の骨組み部分を両手でスライドさせると、テントがパーンと広がってそれで完成します。袋から出して、テント生地を広げて、骨組みを引き上げるだけという簡単ステップなので。慣れたら10秒で設営完了。本当に簡単なんです。撤収時も傘をたたむように骨組みをスライドさせてゆるめると、あとは傘をたたむのと同じようにテント生地を骨組みの周りに巻き付けて袋に収納すれば終わりです。1分くらい。
これなら、毎回車内をシートアレンジして就寝準備をするより、ルーフテントの方が断然楽でしょう。

2.防水性能と通気性

上記のようなワンタッチ式のドームテントはネットでもたくさん紹介されていますが、その多くはフライシートが付いていないか、ついていてもごく小さな、キャノピー(天井)部分を覆うだけのフライシートで、本格的な雨を想定していないものばかりです。雨降りの中で一晩過ごすような使い方を想定していないのかもしれません。
私の感覚では、テントというのはインナールームとフライシートの2層構造で、雨露をしのぐのがフライシートの役割だと思っているのですが、最近のテントの販売方法はフライシートは別売のような感じになってきているのでしょうか?フライシートは必要な人だけ買ってくださいという感じなのかもしれませんね。

車中泊でのルーフテントという視点でテントを選ぶ場合、もちろん晴天時を前提に考えてはいますが、夜間に急に雨が降り出すこともあるわけで、そうしたときにインナーテント1枚ではおそらく雨漏りがしてきて、安眠はおろか夜中に飛び起きて車の中に撤収せざるを得ないと思います。そういう意味でもやはりテント全体を覆うフライシートは必須です。
それと、通気性という点では、インナーテントに関しては、なるべく通気口(網戸)がたくさんついている方がいいと思います。雨の心配がない場合、夏場のテント泊では網戸全開で風を通したいですし、できれば天井部分にもメッシュが入っていると、身体から発する水蒸気が天井部分から排出されるので、一晩経ったあとのテント内の水滴がずいぶん違います。

3.おしゃれさ

デザインがおしゃれであるにこしたことはありません。おしゃれというのは、ハイエース(に限らずルーフテントを乗せる車両)とテントとの一体感が織りなす見た目というか雰囲気がさりげなくまとまっているという意味です。いかにもキャンプしてますみたいな感じでもなく、自然と周りの雰囲気に溶け込んでいるのが理想だと思います。




こうした基本性能を満たすようなコンパクトでかわいいワンタッチテント、なかなかないんですよね。予算を問わずに探せば見つかるのかもしれませんが、フライシート付でワンタッチ式の小さめのドームテントというのはほとんど見かけません。4~5人用の底面が正方形のものはいくつか見つかりましたが、2m×1.2mくらいの2人用は探し当てることができませんでした。


テントではなくサンシェードならワンタッチ式のものがたくさん出回っていました。一方、インナーテント全体を覆うフライシートは、昔ながらのドームテント(ポール2本をスリーブに通すタイプ)なら安くで手に入れることができます。

2つのテントを合体させて1つに

それならば、ワンタッチ式のサンシェードと、それと同じくらいのサイズのドームテントを組み合わせて合体させれば、理想的なドームテントができるんじゃないか?と考えて、たまたま家にあったワンタッチ式のサンシェードを流用してみることにしました。ドームテントの方は、リサイクルショップで1~2人用の古いドームテントを見つけたのでこれを使うことにしました。
セールで800円という格安で手に入れたドームテントは「Croster Dragon」と書かれていました。古いものですが、生地はしっかりしています。縫製も丁寧ですし、製造時期が古いわりにはデザインがシンプルでおしゃれな感じです。

Croster Dragon社といえば、日本製のかばんやテントを製造する老舗メーカーで、1970年代~80年代のキャンプブームでは「小川テント」とならぶほどの有名ブランドでした。Croster Dragonはパタゴニアとも関係があったそうですね。偶然ですがいいテントに出会えました。


さて、それではサンシェードとドームテントを一つに合体させていくことにしましょう。
まず、ワンタッチ式のサンシェードを広げてから、ドームテントに付属しているフライシートをサンシェードにかぶせてみました。底面の縦横サイズが5センチずつくらい違うのですが、ざっくり被せた感じではほぼぴったりでした。これなら、ドームテントのインナーテントをサンシェードの骨組みに取り付ければそのまま使えるかもと思い、さっそく試してみたところ、残念ながらドームテントのインナーとサンシェードの骨組みはドーム部分の形状が少し違うようで、骨組みがいびつな形になってしまいました。
このまま流用するのは無理そうです。

そうなると、サンシェードのテント部分はそのまま使い、ドームテントのインナーから網戸やキャノピーのメッシュ部分、グランドシートなどを切り取って、サンシェードの生地に移植するしかありません。
Croster Dragonのインナーテントをばらすのは少し気が引けましたが、思い切ってハサミを入れて必要な部分をカットし、サンシェードの方にミシンで移植していきました。

移植中の写真を撮り忘れたので、いきなり完成写真になってしまいますが、これが2つのテントを合体させた新生ワンタッチドームテントです。フライシートとインナーのメッシュ部分(白い生地の部分)はCroster Dragonからの流用で、骨組みとインナーの主要な生地はサンシェードからの流用となります。


ドームテントのインナーから切り取ったパーツをサンシェードにミシンで縫い付けていく作業は2時間ほどで終わりました。ミシンがけした生地の裏側を目止め(シール加工)すれば尚よいのでしょうが、上からフライシートを被せるのでインナーが雨漏りすることはないだろうと思い、シール加工は割愛しました。フライシートの裏側を確認すると、シールテープがしっかり生地に密着しています。古いテントだと、シール部分がはがれてしまって雨漏りがするケースが多いのですが、このドームテントはシール加工もしっかり効いていて、雨漏りの心配はなさそうです。
カラーリングや全体の雰囲気は何となくパタゴニアを彷彿とさせる仕上がりだと思いませんか?(自画自賛です)

ハイエースの屋根に載せるためのキャリアがまだ未完成なので、とりあえず車中泊キャンプで使用してみることにしました。


その時の様子はまた次回。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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