ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

ハイエース車中泊 ルーフテント使用レビュー

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は、先日完成したばかりのルーフテントについて、実際に使用してみた感じなどをお伝えしたいと思います。

ルーフテントのメリット

ルーフテントというのは、車の屋根にキャリアを組んでフラットな土台を作り、その上に小さなドームテントを張ってそこで寝泊まりするというものです。
市販のルーフテントがちらほら出回るようになり、キャンプ場や車中泊でたまに見かけることもあると思いますが、市販のものは40〜50万円はするみたいなので、ちょっと手軽にという訳にはいきません。
そこで、今回わが家のハイエースにルーフテントをDIYしてみたというわけです。


これによって、ハイエースの就寝定員を増やすことができるとともに、寝る前と朝出発前、毎回荷物の大移動をする手間がかなり軽減されるという大きなメリットがあります。


ルーフテントの設営や片付けに時間がかかるから結局同じことなんじゃないの?


という声が上がりそうですが、実際に使ってみると、時間的にも労力的にも、また心理的なストレスにおいても、ルーフテントの方がだいぶ楽なことが分かりました。

ルーフテントの設営や片付けがもっと面倒くさいかな?と思っていたのですが、車内で荷物を移動させて就寝スペースを作ったり、翌日それを片付けたりすることに比べれば、こちらの方がかなり楽チンです。


その理由として、車内という限られた空間で体をかがめるようにして作業するのに比べて、屋根の上なら、平らなスペースでのびのび設置や片付けができるという違いがあるように感じました。



では実際に設営してみた感じはどうでしょう?


ルーフテントの設営

うちが作ったルーフテントは、ベース部分が縦2m、横1.5mの広さで、アルミのフレームの上にアルミ複合版が貼ってあります。

そして、屋根に上がるためのはしご(長さ2.4mのアルミのはしご)を屋根の上にマジックテープのベルトで固定しています。


テント設営時には、まずリアゲートから折り畳み式の踏み台を出し、それに上がってはしごを下ろし、ハイエースの左後方にあるフックにはしごを引っかけます。
次にリアゲートからワンタッチテントを出して、はしごで屋根に上がり、屋根の上でテントを広げます。

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テントは折り畳み傘のようになっていて、4本の脚を開いてテント上部の可動リングをスライドさせると、テントがパッと開いてすぐに形ができあがる仕組みになっています。
4本の脚にインナーテントとフライシートが一体になっているので、かさを開くと自然にテントが広がり、フライシートまで一気に完成します。本当に一瞬です。

そして、はしごを降りてフライシートの四隅のコードをルーフのフックに引っかけていけばフライシートがピンと張られて、屋根への固定は完了です。

ここまでで約2分。いや2分かからないかもしれません。


次にハイエースのリビングからラバーマット、マットレス、枕、シュラフなどをテントに上げていきます。この作業は完全に屋根の上まで登らなくても、はしごを2段ほど上がればテントの中に荷物を放り込めますので、とりあえず必要なものをドンドン放り込んでから、あとでゆっくり寝床を作ればいいことに気付きました。


荷物の搬入は約2〜3分でしょうか。ここまででトータル5分ほどでした。


その間に車内では奥さんがベッドスペースの準備を始めてくれています。奥さんも以前よりずいぶん手際が良くなってきました。


この作業を夕方現地についた時に先にやってしまえば、あとはゆっくり夕食の支度にとりかかれますし、夕ご飯の後にベッドスペースの展開や荷物の移動をしなくて済むので、心おきなくビールをいただくこともできます(笑)

ルーフテントの寝心地は

さて、設営に関してはかなり楽にできることが分かりました。
次はルーフテントの使い心地です。


屋根の上に広げるワンタッチテントは、縦2m、横1.2m、高さ1.2mの小さなドームテントです。ワンタッチ式のサンシェードのフレームと、同じくらいの大きさのドームテントを組み合わせて、ミシンを駆使して一つに合体させた半自作のドームテントというわけです。

これを2m×1.5mのスペースに広げると、縦方向はジャストサイズで、横方向に30センチのゆとりができ、フライシートのファスナーを閉じると、ちょうどここが前室の役割を果たします。

はしごを登って屋根に上がると、この30センチのスペースに立つことができます。もしもテントの横幅がギリギリサイズだったら、屋根の上は目いっぱいテントで占められるので、立ち上がるスペースが取れず窮屈になってしまいます。
一応、設計段階でそんな仕上がりイメージは持っていたのですが、実際に上がってみると、この30センチの緩衝帯の存在がとても大切なことが良くわかります。
たとえ30センチでもこれがあることで、高さ2mの屋根の上にいてもさほど怖さを感じずに済みます。


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もう一つ、今回ルーフテントを自作するにあたって取り入れたのが、写真のような可動式の柵です。

これは廃棄されることになったパラマウントの古いベッド柵を流用したもので、素材がアルミでとても軽いのと、ボタン一つで柵を起こしたり倒したりできるので、使わない時はパタンと倒しておけるのがメリットです。

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これを取り付けたことで屋根の上に立ったときの怖さがかなり和らぎました。また、はしごの上り下りの際のグリップにもなります。

家族で屋根に上がって左右の柵を起こせば、ちょうど観覧台のような感じになり、この柵にもたれるとリラックスして座ることができます。
暖かくなったら、ここで景色を見ながらおにぎりを食べたいなぁと考えています。


さて、テントの中に入ると2m×1.2mの室内は1人で寝るには十分な広さです。
さっき放り込んだマットやシュラフを敷き直すのも余裕をもってできます。
2人で寝るのはぎりぎりOKという感じでしょうか。2人の場合、1人分の横幅が60センチということになりますから、封筒型シュラフの横幅ぴったりくらいですね。寝返りをうつと隣と触れる感じになると思います。
子どもたちが小学校高学年や中学校くらいになれば、ここで2人で寝るのはきっと楽しいに違いありません。
夜の暗闇の中ランプの灯りをつけて、仲良く兄弟でどんな話しをするのでしょう。
今から7〜8年後の未来の姿を想像すると、何だか少しワクワクします。


サンシェードとドームテントを合体させたワンタッチテントは、インナーテントの上部に穴を開けて通気用のメッシュを縫いつけてあり、室内の熱や湿気はここからテントの外へ排出されます。
キャンプをされる方はご存知の通り、テントってファスナーを閉め切るとものすごく結露するんですよね。
翌朝、これを乾かしたり拭き取ったりするのはかなり時間と手間がかかるので、結露対策としてメッシュの通気口をつけました。
そのおかげで、一晩寝て翌朝確認するとまったく結露していませんでした。
その分冬のテント泊ではかなり寒いかと思っていましたが、実際寝てみてそれほど寒いことはなかったです。もちろん冬の戸外なので寒いのは寒いですが、メッシュから冷気がどんどん入ってくるということはなくて、シュラフと毛布1枚で十分いけました。
一つには、フライシートを完全にテント全体を覆うように裾を少し延長したことで、インナーとフライシートの間が2層構造になっていることもあるかもしれません。


これなら冬の車中泊もルーフテントで十分いけそうな気がします。

夏場は逆にフライシートを開いて、インナーテントも網戸にしてやれば風が抜けてくれることでしょう。


このルーフテント自作にあたって使用した部材は市販のルーフキャリア2セットとアルミフレーム、アルミ複合板、ステンレス製のタッピングビスなどです。
キャリアは公称では耐荷重70キロくらいですが、静止した状態ではその3〜5倍は耐えられるので、ハイエースだけでなく普通車、特にステーションワゴンなど屋根が長いタイプの車なら十分自作できると思います。
うちはソーラーパネルも載せているので、実際にテントスペースの下はキャリア3本で支ている形になりますが、キャリアの間隔を70センチにして4本のキャリアで支えればさらに耐荷重は余裕ができるでしょう。
アルミフレームの間隔は約9センチピッチで入っています。


乗用車の場合、テントスペースの横幅は130センチくらいでしょうか?
そうすると幅120〜130センチのドームテントがちょうどピッタリ置けるくらいだと思います。
うちは横開きのテントを使っていますが、この場合は縦開きというか、縦方向から出入りするテントにすれば、車の後ろ側から入る形になるので、そちらに前室を設けることができそうです。

仰向けに寝て、そこから顔を出せば、好きなだけ星空を眺めることができますね。
それも素敵です。


これから少しずつ日本でもルーフテントが広がっていく予感がします。バンライフの新しい形になるかもしれませんね。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

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