ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

最近の車はバッテリーが酷使されるというお話し

f:id:sleepysheep-zzz:20211116072353j:plain

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

先日、ハイエースのバッテリーを交換したお話しをしましたが、今日は最近の車のバッテリー事情について少し書いてみたいと思います。


バッテリー表記と実際の容量

うちのハイエース(200系3型前期というカテゴリーになります)に適合する純正バッテリーは
「85D26R」というサイズになります。
これに対して、今回私が交換したバッテリーはカオスの「125D26R」です。
後半のD26Rの部分はバッテリーの外形や端子の向きを表しますから、単純に電力の大きさを表すのは最初の数字の部分になります。
アイドリングストップ車などはまた表示方法が異なりますので、今回は一般的な車のバッテリーについて書きますが、純正の85に対して125というものを選んだことになります。


この数字が、バッテリーの蓄えられる電力の大きさを表すわけですが、85だから単純に85Ahということではないようです。
調べてみたところ、85D26Rの実容量は55Ahで、125D26Rの実容量は66Ahでした。



少しだけ電気の話しになってしまいますが、JIS規格では車のバッテリーは「5時間率」で表されます。5時間率というのは、「そのバッテリーを連続で5時間ずっと使い続けた場合に取り出せる総電力 」のことを指します。
85D26Rのバッテリー(実容量55Ah)というのは、5時間使い続けた場合の総電力が55アンペアであるということを表します。
5時間で55アンペア取り出せるので、1時間あたりは11アンペア、ワット数に直すと、11アンペア×12ボルト=132ワット、つまり1時間あたり132ワットということになります。
実は5時間率というのはかなり厳しい条件で、10時間とか15時間とか、より長い時間をかけてゆっくり電気を使えば、もっと沢山の電力が取り出せると思いますが、エンジン始動が目的のバッテリーなので、厳し目の条件でテストされているのですね。


ネットでハイエース用のバッテリーを探していたところ、Panasonicカオスのページに「125D26R 標準車用(充電制御車用)」と表示されていることに気付きました。

いかにも、この規格が純正のサイズであると言わんばかりの表示です。
それに、標準車用(充電制御車用)というのも聞き慣れない言葉です。


充電制御車って何だ?って感じです。


これについては、以前の記事でもサラッと触れましたが、最近の車のオルタネータの性能と深い関係があります。
ここからが今日の本題です。

標準車=充電制御車…?

古くはダイナモ、今はオルタネータという充電装置が、車の走行によって電気を作り出し、それをバッテリーに蓄えます。


昔の車は、エンジンがかかっている間ずっと、オルタネータは回りっぱなしで電気を作り続けていたんです。
バッテリーが満充電になろうがお構いなしでオルタネータは回っていました。


自転車のダイナモを回すとペダルが重くなるのと同じように、車もオルタネータが回り続けるとその分エンジンに負荷がかかり、それだけ燃費は悪くなります。
「平成○○年度 低燃費達成基準適合車」なんていうステッカーが車のリアガラスに貼られているのを見たことがあると思いますが、ああいう低燃費基準を達成するために、自動車メーカーは涙ぐましい努力を重ね、その中の一つとして、オルタネータに着目しました。


つまり、車が走っている間ずっとオルタネータを回すのではなく、電力の負荷がかかった時だけ一時的にオルタネータを回すように、オルタネータの発電の仕組みを少し変えたんですね。


これによって、エンジンからすれば、常にオルタネータが回って重たい思いをしなくても済むようになり、燃費は向上しましたが、バッテリーからすればとんだとばっちりです。
常にオルタネータから電気をもらえていたものが、電気をもらえる機会がうんと減ってしまったわけです。
オルタネータに繋がっているエアコンやヘッドライト、カーオーディオなど、電装品が一定以上動いた時だけオルタネータが動く仕組みに変わったので、バッテリーはもらえる電気が減ってしまって今までより消耗が激しくなりました。
それに対応するためには、バッテリーが蓄えておける電力量を多めにすることや、ある程度、深放電にも耐えられる性能などが求められるようになってきました。

車中泊仕様の注意点

もともと車に装備されている電装品だけなら純正サイズでも何とかなると思いますが、上記のように、現在のオルタネータは充電制御を行なっているため、バッテリーへの負担が以前より大きくなっています。
車中泊の場合、そこへもってきて、シガーソケットやACインバーター経由でいろいろと電気を使う機会が増えがちなので、ますますバッテリーの消耗は激しくなります。


残念ながら、シガーソケットやACインバーターから電気を使っても、オルタネータはそれを検知しません。ACC(アクセサリー)回路がオルタネータに繋がっていないためです。


シガーソケットやACC回路は一応設計上は15アンペアまで使用できますが、15A×12V=180ワットもの電気を使ったとすれば、しばらくするとバッテリーが消耗して、ACインバーターが低電圧エラーになると思います。


うちは、車載冷蔵庫をこの方法で使おうとしたのですが、充電制御車のこうした仕組みがなかなか分からなくて、さんざん失敗しました。

結局、ACインバーター経由は諦めて、今はポータブル電源で電力を供給しています。


サブバッテリーのシステムも、走行充電の仕組みを車のバッテリーとどのように接続するかという問題があり、私のような素人レベルにはなかなか難しかったので諦めました。


車中泊のための電源確保は、今のところポータブル電源が一番確実だと私は考えています。
それに加えて、なるべくバッテリーの容量を大きめのものにして、余力を残しておくことが、車中泊の安心につながります。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

車中泊の旅ランキングに参加しています。励みになりますので、よければクリックしていただけると嬉しい限りです。
にほんブログ村 旅行ブログ 車中泊の旅へ
にほんブログ村


下のバナー、ken&sho...は子どもたちの名前から取っています。バナーをクリックしていただけるととてもうれしいです。

車中泊ランキング
人気ブログランキングへ

プライバシーポリシー/お問い合わせ