ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

ハイエース 壁面収納をリニューアル

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

先日ハイエースのベッドキットを高さ4センチアップしたのに伴って、今回は壁面の板壁や収納を一からレイアウトしなおすことにしましたので、今日はそのことについて書いてみたいと思います。


壁面を3つのブロックに分けてレイアウト
(旧)レイアウト

(新)レイアウト

以前のレイアウトでは収納棚が壁面の上半分を横長に占めていたのですが、限られた壁面を少しでも有効活用するため、壁面を縦に3つのスペースに分けてレイアウトを考えることにしました。
今回のレイアウト変更の要点は
1.テレビをリアゲート横から後席後ろへ移動
2.収納棚を中央スペースに集約し、小型ポータブル電源を壁面に設置
3.リア付近の壁面にはテーブル、座椅子などをゴムフックで固定

大きく分けるとそんな感じです。


1.テレビをリアゲート横から後席後ろへ移動
今まで、リアゲートのすぐ右横にテレビがあったため、荷物を積み下ろしする際に、液晶テレビに荷物をぶつけないように気を遣わないといけなかったです。自転車の積み下ろしとかが特に怖かったのですが、テレビを後席後ろのデッドスペースに持っていったことで、液晶を壊す心配がなくなりました。

テレビの折りたたみフレームをたたんだ時に、テレビ画面が収納棚の扉より奥に引っ込むように設置位置と高さを微調整しました。


実はテレビがこの位置にあるほうが家族皆んなが観やすいということも、実際に使ってみて初めて分かりました。

車内レイアウトというのは、やはり実際に使ってみなければ使い勝手は分からないものです。家の模様替えみたいにあちこち動かして試してみることができないので、想像の世界だけでイメージしながらやるのはなかなか難しいですが、少し工夫することで車内はより使いやすくなると思います。


2.収納棚を中央スペースに集約し、小型ポータブル電源を壁面に設置
壁面を縦3つに区切った中央部分には、両開き式の収納棚を作りました。以前の収納棚は扉を上に持ち上げる形だったのですが、これだと持ち上げた扉をずっと手で押さえておかないといけなくて、それが結構面倒だったんです。
両開き式なら扉を開ければ両手が使えますし、食事の時には扉を開けたままにしておくこともできます。停車中は扉を開けたままの方がものが取り出しやすくて便利です。

戸棚の作り方は、まず木のフレーム(縦の柱)に収納棚の横の面をビスドメし、その寸法に合わせて横板を取り付けていく感じです。
以前の棚より奥行きを4センチほど手前にせり出して、収納量を増やしました。
扉の開閉はマグネットで固定するようにしています。マグネット式だと、もしかすると走行中の振動で扉が開いてしまうかもしれませんが、その時はまた修正を考えましょう。


収納棚の下のくぼんだスペースには小型のポータブル電源を設置することにしました。ここに電源があると照明をつけたりテレビを観たり、スマホの充電など、こまごました電気需要が全てここからまかなえるようになります。
厚さ10センチと壁面にぴったり収まるほどの小型サイズながら電力容量は444Whあるので、冷蔵庫やケトル以外の車内電力が1週間くらい余裕で使えます。

そして電源の横にはティッシュやウエットシート、スマホなどの小物を収納しておくラック。これは折りたたみチェアの座面からリメイクしたやつです。リビングでサッと使いたい時に場所が決まっていると探さずに済みます。


収納棚ができれば、あとは周りの壁に木の板を張っていけば壁面の完成です。
このように、窓にそって下地の木のフレームさえしっかり固定できれば、車内に板壁を張ることはそう難しくありません。天井まで全部木にしようと思うと下地の加工が大変ですが、壁面だけでも十分ウッディな雰囲気は出せると思います。

ついでに木の板にミルクペイントか何かで色を塗ろうか?とも考えたのですが、今日はやめておくことにします。
塗装するとまた雰囲気が変わると思うんですよね。
いずれまた考えることにしましょう。


3.リア付近の壁面にはテーブル、座椅子などをゴムフックで固定

元テレビのあったリアゲート右端の壁面は、ゴムフックを横長に張っておき、そこにテーブル天板や脚などを壁にはさむようにすることにしました。
ゴムフック1本の力でも固定力は十分、走行中に天板が倒れることなく保持できますし、使う時はサッと抜き取るだけなのでとても手軽に使えます。

また、この天板部分はそのままもたれて座ることもできます。車内での過ごし方のバリエーションが増えるのが良いところです。


パッと見た目は以前とそう変わらない雰囲気ですが、全体的に使い勝手が良くなりました。特に電源が使いやすくなったことと、食事モードへのセッティングがずいぶん簡単にできるようになりました。

今回はリビング右側のリニューアルの様子をご紹介しましたので、次回はリビング左側のリニューアルについて書いてみたいと思います。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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