ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

★ハイエース自分でできるナビ交換DIY

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

 

今回はハイエースのカーナビ交換DIYについてご紹介したいと思います。

ハイエースを中古で購入したときについていたカーナビは、わが家にとっては人生初のカーナビでした。今までカーナビなんて要らないと思っていたのですが、いざ使ってみると何かと便利で、それにCDやDVDが観られるのも子ども達が長距離ドライブで飽きずにすみます。

 古いナビが故障してCDが詰まってしまった

ある時、入れたCDが取り出せなくなってしまいました。割とよくある故障のようで、ナビを取り外して修理に出せば、詰まったCDを取り出してもらえる業者もあるようなのですが、そもそもナビ自体もかなり古くて地図もかなり前のものだし、今更直してもなぁ…。新名神や第2東名高速も地図には出てこないので全て空中を走ってしまう。

最近はカーナビ も随分安くなってきていることだし、思い切って新しいナビに買い替えますか?と妻に相談すると、「そうね」とあっさり承認がおりました。

 

販売店にナビの取り付けを頼むと、ナビの代金の他に工賃が1万5000円から2万くらいかかるようです。そんなに大変な作業でもなさそうなので、何とか自分でできないかなぁ?と調べると、同じメーカーのナビ同士なら、既存の配線がある程度使えることが分かりました。

 

今ついているのはイクリプスのナビで、トヨタ車の純正ナビは基本これだそうです。同じイクリプスへの 乗せ換えなら、フィルムアンテナや配線もそのまま使えるということ。また、ETCカード、バックモニター、前後のスピーカー配線などもほとんどそのまま差し替えるだけで済みそうです。これなら、面倒なアンテナ配線の取り回しなどはしなくて済みます。

パイオニアやパナソニックやケンウッドなど、ナビの口コミをみるとそれぞれ長所短所があるようで、ナビの機種選びも迷うところですが、うちがイクリプスを選択した一番の理由は交換のし易さです(笑)

まあ、同じイクリプスなら操作も違和感なく妻もすぐに慣れるかなということもあり、新しいナビはイクリプス AVN-R9Wという7インチのワイドモデルに決まりました。

 

ナビの配線は以外と簡単に接続

ハイエースのナビ用コンソールボックスは横幅が200ミリあり、一般の7インチモデルをつけると左右に1センチほど隙間ができます。隙間はカバーで埋めるのですが、ワイドモデルだと隙間なく横幅ピッタリ収まります。

 

今のナビは静電容量パネルで、スマホと同じようにフリックやピンチ操作ができるんですね。随分進歩しています。また物理的ボタンはなくなって、ナビ全体がフラットですっきりしています。

 

さて、取り付けにあたっては、まず新旧のナビの取付説明書をネットからダウンロードして、接続手順を熟読しました。

配線キットはナビに同梱されていますが、後々拡張の可能性があるUSB接続ケーブルやAUX接続ケーブルは別売のため、これらのケーブルもあらかじめ購入して準備しておきます。

 

ナビ本体やケーブル類が揃ったら、まずは家の中でケーブルのコネクタを本体に全て接続して、予行演習してみます。何事もイメトレは大切です。

それから、車のフロントパネルを外して、古いナビを取り外す作業です。フロントパネルは1か所もビス止めはされてなくて、はめ込み式なので、内装外し用の工具を使って手前に引っ張って外します。

ナビのボルトを外したら、ナビを手前に引っ張り出します。ここまでは順調。この段階の写真がこちら

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このトグロを巻いた配線に恐れをなしてはいけません。まして、ヤケを起こして片っ端から抜いてしまってはあとで大変なことになります。

深呼吸してから、旧ナビの取り付け説明書を見ながら、配線を一つずつ確認していきます。これはアンテナ用、これはGPS用、これはETC用…ごちゃごちゃしている配線も一つずつ紐解いていけば、全部で10ほどのグループに分けられます。たかだか10ほどです。

確認できた配線はコネクタを抜いて、養生テープに名前を書いて貼っておきます。

15分ほどで全部の配線が取り外せました。

続いて、今回新しく追加するAUXとUSB用の拡張配線をメーターパネルの裏側から取り回します。

これがなかなか曲者で、狭い隙間に上手く配線が通りません。

 

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そこで、針金を使ってガイドを作り、これに配線をテープどめして隙間を通しました。初めからこうすれば良かった…。あっさりと配線がパネルの裏を通りました。

イクリプスナビはハンズフリー用のマイクやスイッチのケーブルもあるので、これも同じように針金ガイドを使ってハンドルの隙間から裏側へ回します。

 

無事配線が通れば、あとは新しいナビにコネクタを接続していくだけです。

 

始めに書き忘れていましたが、取り付け説明書には「ナビ取り付けの際はバッテリーのマイナス端子を外してから作業すること」と注意が書かれています。万一ショートさせた場合のためにバッテリーを外すように書かれているのですが、ナビはACCオンにしなければ電気は流れませんし、逆にバッテリーを外すことによってさまざまな電気系統が初期化されてしまうデメリットの方が大きいので、今回の乗せ換え作業ではバッテリーは外しませんでした。

ただし、あくまで素人のDIYですので、ここのところは自己責任でお願いします。

 

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開梱からナビの組み付けまで約2時間の作業でした。

ここで、一度エンジンをかけてナビの動作を確認します。あとでやり直しするはめにならないように。

 

うまく作動しました。アナウンスの女性の聞きなれた声が流れます。問題なさそうです。

パネルをもとに戻せば完成です。

あとはナビの初期設定を。

 

思ったより簡単にできました。これで2万も取られたらボッタクリというものです。

 

 

さて、今回DIYで乗せ換えしたナビですが、やはり12年間の進歩はすさまじいというのが実感です。あくまで2008年製のナビとの比較ですが、液晶画面が大変綺麗になり、地図も見やすくなりました。フリックやピンチ操作ができるのでスマホと同じ感覚で扱えます。TVの電波状態も格段に向上して、走行中に圏外になる回数がずいぶん減りました。フィルムアンテナは前のままですので、ナビのチューナーの進歩によるものと思われます。

オーディオの音響も、音にこだわる人には少し物足りないかもしれませんが、くっきりしたクリアな音像で、スピーカーを新しくしたように感じられます。

CD音源はSDカードに自動で取り込まれる他、音楽データや動画データをSDカードに入れてナビで観ることもできるようです。ただ、実際にSDカードにWMV形式の動画を入れてみましたが、読み込みできるものとできないものがありました。SDで取り扱えるデータには規格や上限制限などがあるようです。

できれば別売のUSB端子を出しておいて、USBで音楽や動画を扱う方がいいみたいです。

ナビの地図データが2021年10月まで無料で更新できるというのもうれしいサービスです。トータル的にはナビを乗せ換えて大正解でした。

 

 

※画像をクリックすると詳細ページにリンクします。

 

車の中でもっともよく触る機械であるカーナビは、道案内と同時にオーディオ&ビジュアル機器でもあります。今回DIYしたことによって予算6万円ほどで新しいナビとオーディオ環境が手に入り、バンライフがまた一つ充実しました。これからこいつと一緒に、また家族でたくさん出かけたいと思います。

 


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