ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は以前自作したハイエースの簡易ギャレーを更に使いやすく改良した記事のご紹介です。
車中泊やバンライフに水場があると超便利
ハイエースのナローボディに本格的なギャレーの設置はスペース的に苦しいですが、車中泊の際に手洗いやうがい、ちょっとした洗い物ができるコンパクトサイズの水場があると便利だなぁ、ということでオリジナル簡易ギャレーを作ってみたところ、大変便利で場所もとらず、わが家のバンライフになくてはならないものとなりました。
簡易ギャレーの製作について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
実際、この簡易ギャレーのおかげで私たちの旅の選択肢がずいぶん増え、トイレや水のない場所でも安心して過ごせるようになりました。これは特に奥さんにとっての安心感が大きいと思います。
とはいえ、いくつか改良すべき点も出てきましたので、今回は簡易ギャレーの改良について書いてみたいと思います。
簡易ギャレーに改良を加えて更に使いやすく
改良の一つ目は床下のタンクの結露対策です。
床下には10リットルのタンクを置いて灯油ポンプを挿して使っているのですが、タンクの底に結露した水滴が少し溜まることが分かりました。
そこで、タンクを床にじか置きせず、結露防止のためアルミ蒸着の保温ソフトケースに入れてみたところ効果がありました。
改良の2つ目はリアヒーターの温風対策です。
床下にタンクを置いている場所はちょうど近くにリアヒーターの吹き出し口があり、冬場リアヒーターをつけるとちょうど温風がタンクに当たって、ある日車中泊でギャレーを使うと水ではなくお湯が出てきたのです。
それはそれで温かいお湯が使えるのは悪くはないのですが、その状態が長く続くと衛生上あまり好ましくないので、温風が直接タンクに当たらないように、ダンボールを使って簡易なダクトを作ることにしました。
写真では少し分かりづらいかもしれませんが、リアヒーターの吹き出し口から横向にダクトを設置して、温風が後席のシート下に向かって吹き出すようにしました。
こうすることで温風がタンクに当たらず、後席の足元に温風が吹き出すようになって、足元が今まで以上にポカポカ暖かくなりました。
また、この温風が後席横に設置しているポータブル電源を温める効果があり、ポータブル電源のバッテリーが低温で電力量が低下するのを防ぐという2次効果もありました。
簡易ダクトはダンボールで四角い筒を作って吹き出し口を切り取っただけの簡単なものです。
3つ目は床上の排水タンクを入れる円筒バッグの改良です。
円筒バッグは柔らかい布製なので、シンクを乗せると少し凹んでしまいます。
そこで、100均で少し厚めのフロアマットを2枚買ってきて、布製バッグの内側にフロアマットを筒状に入れて支柱になるように補強しました。
円筒バッグのフチの高さより排水タンクの高さが12〜3センチ低くなっていますが、これはここにシンクが収まるためです。
タンクの中央に開けた穴にシンクの排水口の先が挿さるようにはめれば完成です。
簡易ギャレーDIYの過去記事はこちらをご覧ください。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
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