ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

秋深い信濃路〜白川郷 車中泊の旅 ②

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

さて、前回に引き続き、信濃路〜白川郷の車中泊旅をお届けします。


諏訪湖で迎える朝

初日を諏訪湖畔で停泊した私たちは、翌朝、車内でゆっくりと朝食を食べたあと、お待ちかねの蒸気機関車D51で遊びました。うちの子たちはここの機関車が本当に大好きです。親が止めなければ彼らはたぶん1日中、機関車のそばにいることでしょう。
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D51は今回の旅の目的の一つなので、気長に子どもたちを遊ばせてやることにします。


機関車のあと、奥さんの希望により足漕ぎボートに乗ることにしました。前から一度乗ってみたかったそうです。
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観光地によくあるお決まりの白鳥の形をした足漕ぎボートは、ギアが錆びているせいかギーギーとペダルが鳴ってかなり重たく、30分も漕ぎ続けるとしまいには足の方がギーギー言い出しそうでした。
30分1300円。けっこういい筋トレになりました。

ちなみに、ボートが浮かぶ諏訪湖は富栄養化のせいで、湖は濃い緑色に濁っていました。諏訪湖は四方が山に囲まれて、生活排水が流れ込み続けることに加え、出ていく水は西の端にある水門1か所だけなので、水が循環しにくいことが原因のようです。また湖岸には葦などが生えておらず浄化作用が働きにくいこともあるかもしれません。
風景がきれいな諏訪湖だけに、水がきれいになれば世界に誇れる観光地になるのに惜しい気がします。



さて、ボートを漕いだあとは、近くにあるタケヤ味噌の工場を訪れて売店でお味噌を買い、ここの名物らしい味噌味のソフトクリームをいただいてから、ようやく白川郷に向けて出発しました。
味噌ソフト、どんな味がするんだろう?と思いましたが、意外にもクリームチーズっぽい感じでまあまあ美味しかったですよ。


そんなこんなで、諏訪を出たのはもう12時を回った頃でした。塩尻から松本に抜ける日曜日の国道20号線はかなり渋滞が予想されるため、ここは高速でショートカットすることにしましょう。中央道なら塩尻から松本まで15分ほど。高速料金も400円と安いので、時間を稼ぐのにおすすめです。
時間があれば秋の信州をいろいろ観光してまわりたかったですが、今回は諏訪湖の半日だけで信州をあとに、一気に白川郷を目指します。

松本から安房峠を越えて白川郷へ

諏訪から松本へ、そして安房峠で白川郷までは3時間半ほどの道のりです。何とか日が陰る前に白川郷に着きたかったので、2日目のお昼も走りながらのおにぎりで我慢してもらうことになりました。今回の車中泊プランは、1日目:諏訪湖、2日目:白川郷、そして3日目には白山ホワイトロードを経て石川県の小松へ抜けて、日本海ルートで帰ってくるという行程です。家族の行きたいところを組み合わせた結果こうなった訳ですが、ちょっと移動距離が多かったことが、後から思う反省点です。こういう回り方になると、つい現地での滞在時間が少な目になり、ゆっくり腰を据えて旅先の町を味わうには時間が足りません。いわゆる観光バスのような周遊旅的な感じになってしまいがちです。


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さて、平湯温泉を越えるあたりまで来ると、遠くの峰々が白く雪の冠をのせ、周囲の山肌は深く色づいて青空とのコントラストが綺麗でした。山が深くなってきて、カーブごとに日が差す峰の輝きと日陰の薄暗さが交互にやってきます。


飛騨高山にさしかかった時点で14時半でした。高山の町並みも今回はおあずけにして、さらに白川郷を目指します。
飛騨高山から中部縦貫道に入りました。高山から清美インターの間は無料区間となっていて、その先に約11キロもある長い長いトンネルを抜けると、ようやく白川郷に到着です。これでも高速道路が整備されたおかげでずいぶん早くスムーズに白川郷まで行くことができるようになったと思います。何しろ、世界遺産に登録された奥深い山里です。


白川郷のインターを降りてすぐの国道360号線沿いに「道の駅白川郷」があり、今日はここに停泊する予定なのですが、まずは白川郷でお待ちかねの遅いお昼ご飯を。というか、時間的にはむしろ早めの晩ごはんという感じですが、事前に調べてちょっと気になっていた茅葺のお店にお邪魔することにします。


古い茅葺の民家で山の幸をいただく

「ます園 文助」という名のそのお店は、旅の前に白川郷の食事場所を調べていて見つけたんですが、到着時間が読めなかったので予約はせず、一か八か訪れてみたところ、快く中に通してもらうことができました。

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谷あいに建つ昔ながらの茅葺の民家をそのままお店にしておられ、山からのせせらぎで岩魚やニジマスを育て、それらを使った郷土料理を出す素朴なお店でした。
3時半という中途半端な時間だったせいか、他にお客さんはおらず、私たちだけでお座敷を貸し切りのように使わせてもらうことができました。

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この日は店主の方が一人で切り盛りしておられ、私たちが料理を注文してから魚をさばいて炭で焼き、料理が出てくるのを待つ間、私たちは座敷から庭を眺めたり、外に出て、建ち並ぶ茅葺の家々を間近で見たりして過ごしました。

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さっきまでせわしなく車を走らせていたのがウソのように、そこにはゆっくりとした時間が流れ、白川郷の暮れゆく秋を肌で感じることができました。
観光駐車場に車を停めて、白川郷の町並みをぶらぶら回るより何倍も、白川郷を堪能することができた気がします。


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岩魚の塩焼き、マスの刺身、ニジマスの甘露煮、川魚の唐揚げ、朴葉味噌。。。まさに山の幸づくしです。
川魚の塩焼きが大好きな子どもたちは大喜びで魚を平らげていましたし、奥さんも「おいしい おいしい!」を連発していました。
昨日今日と気ぜわしく車を走らせて、ここまでやってきた甲斐がありました。苦労が報われた気がします。
なんだかんだで2時間近く滞在させてもらい、お店を出ることにはかなり日が暮れていました。
偶然の出会いですが、ものすごくいいお食事といい時間をいただくことができました。
ちなみに、家族4人で5000円ほどの食事代でしたが、白川郷全体がキャンペーンをやっていて、キャッシュレス決済なら20%引きになるということだったので、私たちもありがたく使わせていただきました。今回は予約なしで入れてもらえましたが、次に行くときはちゃんと予約しようと思います。

f:id:sleepysheep-zzz:20211112070041j:plain帰りがけに知ったのですが、白川郷の世界遺産のこの雪深い茅葺きのポスター、実はここます園さんで撮影されたんだそうです。

白川郷での入浴と停泊場所

食事のあとは、白川郷の中心付近にある「白川郷の湯」という入浴施設につかりました。ここは宿泊施設もやっていて、日帰り入浴も可というスタイルですが、よくありがちなホテルのお風呂を日帰りで利用する時のような肩身の狭い感じはなく、どちらかというと日帰りの方が多い感じでした。

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白く濁ってぬるっとした肌触りのナトリウム泉は、天然温泉ですがかけ流しではなく、加温、循環、塩素ありでした。料金は大人700円、小学生300円、6歳未満無料。時間は7:00~21:30。夜は早めの入浴をお勧めします。
露天風呂もあり、川のせせらぎを聞きながら浸かる露天風呂はなかなか気持ちよかったです。


入浴のあとは、先ほどのインターそばにある道の駅まで戻ります。お風呂から道の駅に戻る途中にヤマザキデイリーストアが開いていました。おそらく、車中泊でちょっとしたものを買うのはここになると思います。
私たちもここに立ち寄って、めいめい夜のお楽しみを買っていきました。


今夜の停泊地「道の駅白川郷」。駐車場は第一と第二駐車場に分かれています。
第一駐車場の方は道の駅施設の前にある駐車場で、国道沿いに面していて外灯も明るいため、ゆっくり静かに過ごしたい人は、施設の裏側にある第二駐車場の方を利用する方がいいかもしれません。私たちも第二駐車場の方に停めました。

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恒例の夜食タイムの時間です。
茅葺の家での魚御膳はとても美味しかったですが、時間が早かったので、結構みんな小腹がすいた様子で、それぞれのお夜食を楽しみました。
私は、デイリーストアで買った飛騨のお酒をいただきます。すっきりした飲みやすいお酒で、奥さんも一緒にチビチビやっていました。
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ふと時間を見ると、まだ8時すぎです。外は白川郷の満天の星空。
早々とご飯もお風呂も終わり、家族でゆっくり夜食を楽しみながら、秋の夜長が過ぎていきました。


明日は最終日。
白山ホワイトロードで石川県を目指します。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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