ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊おすすめスポット 白川郷編

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

さて、今回は世界遺産にも登録されている岐阜県の白川郷での車中泊についてお届けしたいと思います。
白川郷は、飛騨高山や白山ホワイトロードなど、周辺観光も含めて見どころの多い場所なので、まだ訪れたことのない方は是非一度行ってみてください。

白川郷へのアクセス

まず、白川郷へのアクセス方法ですが、東海北陸自動車道の白川郷ICで降りると、合掌造りの集落がある場所まではすぐです。
白川郷はかなり山深い秘境にありますが、東海北陸自動車道が全線開通したことで、名古屋方面から白川郷までは高速道路で一気にアクセス可能になりました。

東海北陸自動車道の飛騨高山を越えた先には「飛騨トンネル」という長さ11キロほどの長いトンネルがあります。
中央道の恵那山トンネルが長さ8.6キロほどですから、あれよりさらに3キロも長いわけです。よく、こんな山の中に11キロもの真っ直ぐなトンネルをつくったものです。世界遺産に登録されたことで、道路状況は以前よりかなり改善され、アクセスがしやすくなりました。

大勢の観光客が気軽に白川郷まで行けるようになったことは、観光で暮らしをたてる地元の人々にとっては歓迎すべきことなんでしょうが、山奥の静かな集落が人で埋め尽くされるのは、少し複雑な気持ちでもあります。自分のことは棚に上げておいて虫のいい話ですね。

中心エリアは車進入不可

さて、白川郷の合掌造りの家が点在するエリアは、現在は車で立ち入ることができなくなっています。観光の車は村営の駐車場に車を停めて、少し歩かなくてはいけません。


大抵の人は、看板につられていったん合掌造りの集落を目指すと思いますが、集落の手前で警備員に止められて、村営のせせらぎ公園駐車場や臨時駐車場に回されます。

村営駐車場は1回1000円です。
駐車料金はそれなりに高いので、もし短時間だけふらっと立ち寄る程度でしたら、ここに停めるよりは峠の展望台に行かれたほうがいいかもしれません。峠の展望台の駐車場は無料になっています。



ポスターなどでよく目にする、合掌造りの集落を遠くから見下ろす風景は、天生峠の途中にあるこの展望台からの眺めです。
合掌造りの集落に向かう中心エリアから、鋭角に道をそれて山の中に入っていくと、展望台に向かっていく道があります。


展望台の駐車場は無料で、小さなトイレもあります。そういう意味ではここで車中泊をすることも可能なのですが、風景写真を撮る絶好のポイントなので、時間を問わず車の出入りがあり、人声や物音が絶えませんから、車中泊する場所としてはあまり静かな環境とは言えないと思います。
早朝や夕暮れの景色、合掌造りの夜景を撮るなど、ここに停泊する目的がある人以外は、次に挙げる道の駅に停泊することをおすすめします。

白川郷での車中泊&入浴

さて、白川郷でもっともおすすめの車中泊場所はインターを降りた交差点すぐにある道の駅「白川郷」です。

メインエリアだけでも普通車62台の駐車スペースがあり、さらに建物の裏側には第2駐車場があって、第2駐車場を合わせると170台ほどのキャパがありますから、車中泊で満車になる心配はまずないと思います。

第2駐車場にはあいにくトイレはありませんが、静かに車中泊したい方は是非、第2駐車場の方へ停めることをおすすめします。


ここの道の駅は、通常の売店コーナーや軽食コーナーの他に、建物の中がちょっとした博物館のようになっていて、合掌造りの家がモデル展示されています。ほぼ実物大の合掌造りの内部構造は一見の価値があると思います。

模型のおじさん人形が、茅をふいたり大工仕事をしている姿はとても微笑ましい感じで面白いですよ。



白川郷での入浴については、合掌造りの集落に向かう中心エリアに「白川郷の湯」という入浴施設があります。ここは元々は宿泊施設で、日帰り入浴も可というスタイルなのですが、よくあるような、ホテルのお風呂を日帰りで利用させてもらう時の少し肩身の狭い感じはぜんぜんなくて、どちらかというと日帰りの人の方が多い感じでした。

白く濁って、とろっとした肌触りのナトリウム泉は、かけ流しではなく加温、循環、塩素ありですが、一応、天然温泉となっています。料金は大人700円、小学生300円、6歳未満は無料です。うちの場合なら家族4人で1400円で入浴できます。6歳未満無料というのはありがたいですね。

施設の開館時間が7:00~21:30までとなっていて、夜は早めに閉まるので、道の駅に宿泊される場合は、早めに入浴されることをお勧めします。

川沿いにたつお風呂には露天風呂もあり、川のせせらぎを聞きながら浸かる露天風呂はなかなか気持ちよかったです。


道の駅から入浴施設までは車で5分ほどの距離にあり、その中間あたりに、村で唯一のコンビニ「ヤマザキデイリーストア」があります。
小さなコンビニなので、食材をここで買い揃えるほどの品揃えは期待できないのですが、それなりにちょっとしたものはここで買うことができます。
風呂上がりにコンビニに立ち寄って夜食でも少し仕入れてから、道の駅でのんびり過ごすというのも可能です。
地元のお酒などもワンカップサイズで色々売っていたりしますから、飛騨の日本酒で白川郷の夜を楽しんでみるのもいいのではないでしょうか?

白川郷の魅力

白川郷といえば「合掌造りの家がある山奥の村」というイメージでしょう。私もまあそんな感じでした。どんな場所なのか、わざわざ遠くまで時間をかけて訪れるほどの魅力ある場所なのか?
最初は正直、「どうしても行ってみたい!」というほど惹かれる場所ではなかったのです。


同じ岐阜県の飛騨高山にも、合掌造りの古い家が並ぶ「飛騨の里」という博物館があります。こちらは有料で茅葺の家々を見学する、ある意味テーマパークみたいな施設になっており、どちらかというと、観光地にある商業的な色合いの場所です。
夜間ライトアップなども施され、気軽に茅葺の村の雰囲気を楽しむにはいいのでしょうが、何というか、イミテーションの匂いを感じてしまうんですよね。もちろん感じ方は人それぞれなので、それがいいとか悪いとかということではないのですが、白川郷もそれと似たような場所なのかと、勝手に想像して、時間を割いてわざわざ白川郷まで行く気にはならずにいたのです。


白川郷の魅力は、世界遺産にも登録されている合掌造りの集落なわけですが、その魅力は単に外観的な美しさだけでなく、そこで営まれている暮らしそのものだという気がします。つまり、白川郷の魅力に触れるには、その暮らしを肌で感じる必要があると思うのです。


合掌造りが点在する町の中をいくら歩いても、展望台から村の遠景を見下ろしても、それはテレビでみる合掌造りの映像と何ら変わらない、観光地の風景の一つでしかないと思うのです。


白川郷の良さを知るには、合掌造りの家での暮らしに少しでも触れることが大切なのです。


そんな白川郷の暮らしに触れるには、まず一つは白川郷の合掌造りの家に泊まるという方法があります。
これなら文句なく、白川郷の暮らしに触れることができます。合掌造りの家に泊まり、太い梁や、古い囲炉裏や、濡れ縁から見える遠くの山々や、止まってしまったかのように穏やかに流れる時を感じて過ごすのは本当に贅沢なことです。


では、宿泊せずに、車中泊しながらそんな贅沢な時間を過ごす方法はないでしょうか?
私がおすすめするのは、白川郷にある合掌造りの家で、お食事をいただくという方法です。



「ます園 文助」さんという、川魚を中心にした郷土料理を出してくれるお店があります。
ます園、というだけあって、このお店では庭に川の水を引き込んで、岩魚やにじますを育てているのです。
古い合掌造りの家をそのままお店にしているので、まさに合掌造りの家にお邪魔する感覚で、そこでの暮らしに触れることができます。


あまり大きな声で教えたくないのですが、ここは本当におすすめのお店です。
世界遺産のポスターにもモデルとして登場するほどのとても雰囲気のある合掌造りの家で、趣のある庭を眺めながら、畳敷の和室でゆっくりと、川魚を中心とした郷土料理をいただくことができます。

しかも、それほど高級なお店ではなくて、1人2000円ほどの値段で、ゆっくりお食事をいただきながら白川郷の雰囲気に触れることができるのです。


できるだけゆっくりと時間をかけて、もし許されるなら少しお酒でも飲みながら、この場所の雰囲気に浸るのが、白川郷を肌で感じることができる超おすすめの方法です。



お店からつながる庭も、とても趣があって素敵です。食事を待つ間、お店の回りを少し歩かせてもらうと、回りの茅葺の家々を含めて、まさに合掌造りの村の中に迷い込んだような気持ちになります。

隣の家との境には柵や塀がなく、適度な間隔をあけて茅葺の屋根が点在しています。

ます園文助さんがあるこの場所は、他の合掌造りの家が並ぶ中心エリアからは少し離れていて、観光客や人通りもあまりない場所なので、人の姿が写り込む心配をせず、好きなアングルで写真を撮ることもできます。



ある意味、集落の中心エリアを歩いて散策するよりも、このお店でゆっくり過ごす方がよほど白川郷の良さを感じることができると思います。



今回は、世界遺産白川郷での車中泊情報をお届けしました。


飛騨の山奥にそびえる急峻な山々、その狭い谷あいにへばりつくように合掌造りの集落はあり、冬の豪雪に耐えながらこの地に生きてきた人々の歴史は、ある意味奇跡といっても不思議ではないと思います。


傾斜60度を越える大屋根は、雪を落とす目的だけでなく、屋根裏に広大な空間を作り出し、そこでは古くから養蚕が行われて、米があまり取れない土地の貧しさを支えてきたと言われています。
そして、養蚕に伴って出る蚕のフンは、もう一つ白川郷の重要な産業である火薬作り(塩硝)に欠かせない原料となったのだそうです。
白川郷は藩の軍事を支える重要な火薬作りを秘密裏に担い、その見返りとして年貢米を免除されていたのだそうです。

白川郷の歴史は、知れば知るほど奥深さを感じます。そういう歴史的な背景とともに、この山深い合掌造りの里で営まれてきた暮らしに想いを馳せると、より一層、白川郷という土地の魅力に興味が湧いてきます。


できれば、白川郷はさらっと観光で立ち寄るだけでなく、人々が生きてきた暮らしに焦点をあてて、しばしこの地で時を過ごしてみることをおすすめします。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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