ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は、最近ちょいちょい見かける折りたたみ式の大型キャリーカートの使い勝手や選ぶ際のポイントについて考えてみたいと思います。
積載量100kg越えのキャパシティ
昔、折りたたみ式のキャリーカートといえば、こういうやつのことをさしました。
今、折りたたみ式カートといえば、コレですよね。
コールマンの赤いやつとかよく見かけますが、各社から色んなタイプが出ていて、値段もピンからキリまであり、折りたたんだ形状やタイヤの太さ、フレームの形など、どれを選べばいいか迷ってしまうことと思います。
そもそも、車中泊にキャリーカートってあった方がいいの?という素朴な疑問もあるかもしれません。
正直なところ、車中泊でキャリーカートの出番はそれほどないかもしれません。
キャリーカートを使う場面は、テントサイトと駐車場が離れているようなキャンプ場とか、広い公園などでデイキャンプをするようなとき等。
でも、例えばバンライフにもキャリーカートがあると、色々と遊びのバリエーションが増えて楽しめるのではないかと思います。
車中泊というくくりだけで考えるとキャリーカートはそれほど必要性は高くないですが、家族でアウトドアを楽しむなら是非持っておいた方がいい道具の一つだと思います。
うちは今年に入ってからキャリーカートを買いました。今までは子どものチャイルドバギーで代用したりしていたんですが、実際キャリーカートを使ってみると、これがなかなか便利で、容量的にも一度に沢山の荷物を運べるので重宝します。うちが買ったカートは積載量120kgですが、中には150kgという積載量のものもあります。
キャリーカートが一つあると、かなり行動の幅が広がると思います。
あと、空のカートに子どもを乗せて引っ張ってやると、子ども達はかなり喜びます(笑)
キャリーカート選びのポイント
さて、うちがキャリーカートを買うにあたって色々調べたことや、また実際に使ってみた中で、キャリーカート選びのポイントがいくつかあるので、そのポイントを少し整理してみたいと思います。
これからカートを買われる際の参考にしていただけると幸いです。
1.タイヤの太さと材質
まず、キャリーカートのタイヤについて。
キャリーカートのタイヤは車と同じように前が可動式、後ろが固定式になっています。タイヤの太さは、大きく分けると幅5センチくらいのタイプと幅が10センチほどある太いタイヤのタイプに分かれます。
タイヤが太い方が、砂浜などの移動時にタイヤが沈みにくいというメリットがありますが、逆に幅5センチのタイヤだと沈んでしまうか?というと、実際にはそこまで沈み込んで動かなくなるほどのことはありません。ちなみにうちは幅5センチのタイヤを選びましたが、地面の状態が多少悪くても、走行性はあまり変わらない気がします。
それよりもむしろ、タイヤの材質がゴムかプラスチック製のどちらかによって、耐用年数が変わるように思います。プラスチックのタイヤを使っているものはあまり荷重がかかりすぎると割れてしまう恐れがあるので、あまりおすすめできません。
2.タイヤストッパー
現地についてキャリーカートをとめておくときに、タイヤにブレーキがかけられるかどうかは大切なポイントです。
タイヤストッパーがついていない製品もありますから、必ずタイヤストッパー付きを選ぶようにきましょう。
3.タイヤの軸受けの構造
タイヤ関係が続きますが、タイヤの車軸を受けるコの字の部分のパーツが、構造的に一番荷重がかかって負担になる部分ですから、そこの構造がしっかりしているものを選ぶようにしましょう。
ネットの写真などだけでは分かりにくい部分ですが、要はコの字の部分がなるべく真上からタイヤとつながっている方が負担がかかりにくいということです。
4.折りたたんだ形状
キャリーカートは使わない時は折り畳んで収納できるのが特徴ですが、どれくらいコンパクトになるか?というと、思った以上に「かさばります」‼︎
折りたたんだ形状は大きく分けると、四角くまとまるタイプと、平らに折りたたむタイプがありますが、2つのタイプを比較すると、四角くまとまるタイプの方が若干コンパクトにはなります。
ただ、それでもやはり、かさばることにはかわりなく、そこそこ重さがあることも相まって、女性が1人で車から積み下ろしするのは、ちょっと大変かもしれないと思います。
5.布地が取り外せるか?
キャリーカートの構造は、スチール製のフレームに布地の四角い「入れもの部分」がとりつけられているのですが、布地の入れものとフレームとが縫いつけられて取り外しできない製品もあるようです。
何しろアウトドアで使うものですから、布地部分が汚れてしまった時に取り外して洗える方がいいと思います。
6.携帯性
キャリーカートは思った以上に重たいです。
これが一番びっくりしました。
もう少し軽く作ってもらいたいところですが、積載荷重を増やそうと思うとどうしても重くなってしまうのでしょうね。
キャリーカートは折り畳んでカバーをかぶせると、折りたたんだ状態でキャリーバッグのように引っ張っていくことができるのですが、製品によっては折り畳むとタイヤが動かなくなってしまうものがあります。この場合、キャリーカートの持ち運びは手で持ち上げるしかないのですが、これがかなり重いです。
キャリーカートの重さは12kgくらいあるのですが、これって自転車1台分くらいの重さです。
自転車1台手でぶら下げて歩くのはちょっとしんどいでしょう。
まあ、そもそもキャリーカートは荷物を運ぶための荷車なので、その荷車そのものを携帯するということ自体、あまり得意とはいえないと思います。
そういう意味で、カートを使わない時の保管場所をどこにするか?というのは案外大事な問題かもしれません。
なるべく玄関やカーポートから近い場所で、カートの持ち運びが少なくて済む場所に保管できるのがベストでしょう。
カーポート脇に物置などが置かれていればそこにしまうのが一番便利かもしれませんね。
うちもこのキャリーカートを購入したことで、遊びの幅がずいぶん広がりました。
容量を気にせずガンガン積み込めるのがとても便利で、バンライフやデイキャンプに大活躍してくれています。
よく見かけるブランドの色柄のカートの他にも、いろいろなデザインのものが出回っていますから、他とちょっと違う色味のものにしてみるのも個性的でおしゃれだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
車中泊の旅ランキングに参加しています。励みになりますので、よければクリックしていただけると嬉しい限りです。
また、皆さまがいずれかの広告を1回クリックしていただけると今後のブログ維持につながります。
ご協力ありがとうございます!
下のバナー、ken&sho...は子どもたちの名前から取っています。バナーをクリックしていただけるととてもうれしいです。
車中泊ランキング
人気ブログランキングへ