ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

滋賀のパワースポット~藤が崎龍神社


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今日は滋賀の隠れたパワースポットをご紹介したいと思います。
その名も「藤ヶ崎 龍神社」

二つの龍を奉る水辺の社

太古の昔から日本列島にはすでに琵琶湖が存在していましたから、この海のように大きな湖に、いにしえの人々は神秘や畏怖の念を抱いたことでしょう。
琵琶湖の湖西側には和爾(わに)氏、小野氏など大和の礎に影響を及ぼしたであろう家名が今も地名として残っています。これらの名前は九州北部から島根県あたりにかけて、朝鮮半島からわたってきた集団の一部と考えられ、出雲の国譲りや大和政権誕生の流れの中で、一定の役割を担ってきた人々だと思われます。
そんな人々の名がここ琵琶湖沿岸に定着しているということは、ここ琵琶湖という場所が遠く朝鮮半島と日本をつなぎ、山陰、北陸から奈良盆地(大和朝廷)へ続く重要なルートであったことは想像に難くありません。つまり、陸路とともに、琵琶湖の水上交通は、古代日本の重要な人とモノの流れを支えていたに違いないと思うのです。


今回ご紹介する藤ヶ崎龍神社は、そんな琵琶湖のまさに湖のほとりに面してひっそりと存在しています。今でこそ、道路交通という視点で考えるとその場所は幹線道からはずれた少し分かりにくい場所にありますが、「水上交通」という視点でこの場所をみてみると、それがいかに琵琶湖を行き来する舟の様子を見るのに適した場所であるかがよく分かります。

藤ヶ崎龍神社へのアクセス

その場所は、琵琶湖大橋の守山側から北へ向かい、近江八幡方面を目指して琵琶湖沿いの県道(さざなみ街道)を20分ほど進んだ先にあります。県道の下り坂の先にある鋭角に左へ折れる細い道を曲がるのですが、気を付けておかないと通り過ぎてしまうほど細い道です。(私たちもいったん通り過ぎてしまってから引き返しました。。。)

その鋭角に曲がる細い道を奥へと進んでいくと、道は砂利道に変わり、「こんなところで本当に合っているんだろうか?」と不安に思いながらゆっくり道を進んでいくと、やがて道は行き止まりになり、小さな神社の看板があります。
駐車場というのか、琵琶湖沿いの空きスペースに車をとめるような感じで、本当に人知れず、ひっそりとたたずむ神社なのです。


厳かな雰囲気ただよう場所

平安時代に宮廷の画家として活躍した巨勢金岡(こせのかなおか)という人がこの地を訪れ、この場所で湖の風景を描こうとしたがそのあまりの雄大な絶景のために描くことができず、ついに筆を折ってしまったことから、この地は「筆ヶ崎」と呼ばれているのだそうです。

湖前にたたずむ社が「藤ヶ崎龍神」といい、そして背後にそびえる岩山には「妙得龍神」というもう一つ別の社が祀られています。


湖に面した穏やかな様子の龍神社と対照的に、背後の岩肌の割れ目に入っていくと、その奥には厳かで神秘的なたたずまいの妙得龍神が。岩の割れ目の入り口には扉が立てかけてありますが、それをずらすようにして中へ入っていくことができます。
自然にできた造形だと思われますが、確かに神秘的で厳かな雰囲気がビリビリ伝わってくるようです。

有名な観光スポットのような神社ではありませんが、そのひっそり感がまた一段とパワースポットとしての霊験を示してくれているようです。

ここからすぐ近くには長命寺という港があり、そこにはおすすめの日帰り温泉「天葉の湯」がありますから、パワースポットへ行かれたついでにゆったりとお風呂に浸かって帰ってはいかがでしょう?

手ぶらでも気軽に立ち寄ることができるおすすめのお風呂です。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com




最後まで読んでいただきありがとうございます。

車中泊の旅ランキングに参加しています。励みになりますので、よければクリックしていただけると嬉しい限りです。
また、皆さまがいずれかの広告を1回クリックしていただけると今後のブログ維持につながります。
ご協力ありがとうございます!


にほんブログ村 旅行ブログ 車中泊の旅へ
にほんブログ村


下のバナー、ken&sho...は子どもたちの名前から取っています。バナーをクリックしていただけるととてもうれしいです。

車中泊ランキング
人気ブログランキングへ


プライバシーポリシー/お問い合わせ