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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
先日、初冬の琵琶湖畔で車中泊キャンプしてきました。
夏の最盛期と比べると、今の時期は湖畔を訪れる人も少なくなり、素敵な景色をほとんど私たち家族だけで満喫することができました。
今日はそんなお話しをお届けしたいと思います。
近場でのバンライフ&車中泊
中央自動車道が大規模補修工事で車線規制が行われている2022年いっぱいは、信州や小淵沢方面への旅が大渋滞必至なので、今年の秋はもっぱら近場で車中泊やバンライフを楽しんでいるわが家です。
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こういう場合、滋賀県民としてはやはりすぐ間近にある琵琶湖を使わない手はありません。
遠距離車中泊ではどうしても物見遊山的な観光地めぐりになりがちですが、近場の場合は観光より現地でゆっくり過ごすことが主目的になるので、琵琶湖畔はまさにバンライフにはうってつけと言えます。
琵琶湖沿岸には緑地公園が各地に整備されているので、湖畔の駐車場に車を停めてテーブルや椅子を出して自炊をしたり火を焚いたり、のんびり湖畔の景色を楽しみながら過ごすバンライフ。夜はそのまま車で寝ることができるので面倒なテントの設営も要りません。そう考えると、有料のキャンプ場を利用するよりずっと気軽にアウトドアを楽しめる方法と言えるかもしれません。
琵琶湖畔はそんな風にバンライフや車中泊キャンプを気軽に楽しめる格好の場所なのですが、場所によってはバーベキュー禁止とか花火禁止などのローカルルールが定められていて、やってよいこととダメなことの線引きが曖昧な場合があるので、利用する時はその場所ごとの決まりを確認することが大切です。
特に地元の人たちが管理や清掃を行なっている公園などは、人々の大切な憩いの場所でもあるので、勝手を知らない人間が傍若無人にテントやタープを張って騒いだりすると迷惑がかかってしまいます。
そういったローカルルールは、現地に行ってみないと分からないのが悩ましいところです。琵琶湖畔の停泊場所選びはそういう意味では案外難しい問題と言えるかもしれません。
せっかく「湖畔でキャンプしよう」と意気込んで準備して出かけたのに、現地に行ってみたらキャンプ禁止だった、というのではあまりに残念すぎます。といって現地で急きょキャンプ場に泊まろうにも最近のキャンプ場はずっと先まで予約が一杯なので、当日利用はほぼ無理です。
そこで、うちはバンライフを楽しむための攻略法として、「なりゆき車中泊」というスタンスを心がけています。
つまり、最初から行き先や目的を決めずにとりあえず行ってみて、その場所の環境やルールに合わせて自分たちのスタイル(その日の行動予定)を変えるというやり方です。
車中泊の装備と最低限のキャンプ道具はいつもハイエースに積んでありますから、大それた野営でなければ、着の身着のままでもそれなりにどこでも停泊が可能です。
一応タープも積んでいますが基本的にタープは張りません。またテントは最初から積んでいかないようにしています。
というのも、テントを積んでいくとついテントが張りたくなって、テントが張れる場所を探そうとするからです。
最初からテントがなければ、「泊まるのは車の中」と踏ん切りがつき、テント設営は諦めてそれ以外のことにエネルギーが注げる
わけです。
「テントは張らず、寝るのは車の中」と決めてしまえば、バンライフできる場所は一気に候補が増えます。
直火はダメでも焚き火台を使えば焚き火OKのところはまあまあありますし、テーブルやチェアを出すくらいはほとんどどこでも問題ありません。タープを張れるかどうかはケースバイケースですが、逆にタープってバンライフに必らず必要だろうか?と考えると、案外そうでもない気もします。車中泊キャンプの場合、タープは別にないならないで何とでもなるアイテムのような気がするんです。タープを張る時間も省略できれば、バンライフはもっと自由になると思います。
車を停めてリアゲートを上げ、テーブルとチェアと最低限のキャンプ装備を車から下ろせば、キャンプの段取りはそれで終わりです。
そうやってキャンプ装備の積み下ろしや展開に費やす時間を極力減らせば、子どもたちと自然の中で遊ぶ時間が増えていきます。
子どもたちは遊びの天才ですから、そこにあるものでどんどんイマジネーションを膨らませていきます。大自然は子どもたちにとって冒険とファンタジーの世界になり、またある時は恐竜の棲む無人島になったりします。そういう子どもたちの紡ぎだす物語りを否定せず、目線を合わせて同じ空想の世界に入っていくことが大切です。
夜になればいつものように車に入って車中泊します。琵琶湖畔の駐車場は車中泊する人の姿がわりと当たり前のようにいますから、ルールさえきちんと守れば気兼ねすることなく車中泊が可能です。
その時の状況によって、テーブルやチェアも出せそうになく、焚き火も無理そうなら、湖畔での停泊は諦めて道の駅に移動するといういう手もありますし、いっそのことご飯は外食で済ませて夜だけ湖畔で過ごし、朝日の注ぐ湖畔の景色を楽しむという手もあります。
こんな風にその場所の様子、その土地のルール、その時の天候に合わせて停泊のパターンを臨機応変にアレンジするやり方は、遠距離の車中泊にも応用できます。旅先では色んなこと、予期しないアクシデントが起こったり予定の停泊地が一杯で泊まれないこともありえます。そういう時にサッと次の手を考えて行動に移すいいトレーニングになると思うのです。
鴨川勝野園地は上級向けのバンライフポイント
さて、今回私たちが停泊したのは高島市にある「鴨川勝野園地」という場所です。
ここが上級向けという理由は公衆トイレがないからです。
なので、ここでバンライフや車中泊キャンプをする場合は、トイレを自分で処理できることがポイントになってきます。
間違っても、その辺で適当に済ます、なんてことはダメですよ。うちは必殺「大人の尿取りパッド」方式で処理しています。これはなかなかおすすめの方法なので、皆さんもお試しください。
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ここ、勝野園地の一番のおすすめは何といってもそのロケーションでしょう。
琵琶湖の北西部に位置する高島市は、大津や草津あたりと比べると湖の透明度が高く、浜に打ち寄せる湖水の澄んだ美しさにとても驚きます。
海と違って遠く外洋から漂着してくるゴミがない分、湖畔の美しさや遠くを望む山々とのコントラストもとても綺麗です。
特に湖西側は朝日が対岸から登ってくるので、朝早い時間の湖畔の景色の美しさにはうっとりします。
こんな景色を見られるだけでも、車中泊しにくる価値があると思うのです。
穏やかな水面に水紋を描く水鳥たち。
朝日が差す湖畔の草原。あふれるように黄金色に輝く、他に誰もいない穏やかな朝の景色。
もしかしたら、テントやタープを張ることも可能なのかもしれませんが、私的にはここはそうやって野営をする場所ではなく、自然そのままを楽しむ場所として大事にしておきたいような気がします。
トイレの問題もそうですし、ゴミの持ち帰りももちろんです。朝日の中、地元の方々がゴミ袋と軍手で清掃活動をされている姿がありました。そういう方たちに守られ、地元の人々に愛されている素敵な場所なんだなあ、と実感した初冬の朝でした。
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