ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

北海道おすすめ停泊場所一覧


※北海道釧路町観光ポータルサイトより引用


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

夏の北海道車中泊の旅を計画する中で、宿泊先をどうするか?というのは、なかなか悩ましい問題でした。
毎日の行動予定と停泊場所は密接につながってきますから、どっちを先に決めるか?まさにニワトリと卵のようなもんで、周遊ルートと停泊場所を決めるまでが今回最も頭を悩ませたところです。
そんなわけで、北海道を車中泊で回る上での停泊場所について今回は考えてみたいと思います。

北海道には魅力的なキャンプ場がいっぱい

以前の記事でも書いた通り、私たちは北海道を車中泊で回るにあたって道の駅を使わないことにしました。
車中泊をやり始めて間がない頃だったら迷わず道の駅を選んでいたかもしれません。でも、何度となく道の駅を利用する中で、道の駅に停泊するメリットとデメリット(特にデメリットの部分)が経験の中に蓄積されていき、せっかくの北海道を気持ちよく旅するのにわざわざ嫌な思いをしたくないという気持ちが、道の駅を避けることにつながったのかもしれないと思います。


道の駅が満車で停める場所がなかったときのショックだったり、行った先の道の駅が車中泊お断りだったり、運よく泊まれたとしても、何となく「停泊させてもらっている」という肩身の狭い思いだったり、カーサイドにテーブルや椅子を出してくつろぐことのできない不自由さだったり・・・。


道の駅に頼らなくても、実は北海道には安くて魅力的なキャンプ場が沢山あって、キャンプ場での車中泊がものすごく快適だというのも理由の一つです。
北海道では、いわゆるオートキャンプ場ではない通常のキャンプ場でも、キャンプサイトに車を横づけできる実質的にはオートキャンプ場といえるような場所が各地にあり、そういうところをうまく利用すれば、家族4人で1泊1500~2000円くらいで泊まれます。RVパークでも3000~4000円かかることを考えると、これはもう絶対そっちの方がいいに決まっています。
というわけで、今回の北海道キャラバンでは道内のいろいろなキャンプ場を順に泊まっていくというスタイルでいくことに決めたのでした。

キャンプ場だけどテントは張らない

私たちのスタイルは「車中泊キャンプ」(と勝手に呼んでいますが)、要するにキャンプ場に泊まるんだけどテントは張らず、キャンプ場で車中泊するわけです。車のそばにテーブルやいすを出して、屋外でくつろいだりご飯を作ったり、夜は焚火したりして過ごし、寝るのは車の中というスタイルです。


私たちはキャンプも車中泊も両方ともしますが、キャンプ場で車中泊するというのは実はアウトドアの美味しいところどりなんです。感覚的にはデイキャンプ+車中泊という感じに近いかもしれません。

テントを張らない車中泊キャンプのメリット

1.キャンプ場についてからの準備がものすごく楽
2.万一雨が降ってきても車の中で対応できる
3.夜、まわりのキャンパーが騒いでも車の中なら静かに眠れる
4.翌朝の撤収が楽で、サっと片付けてすぐ出発できる
5.連日キャンプ場をはしごしても負担が少ない


大自然に包まれてゆったりくつろぐ車中泊キャンプは、北海道を満喫するにはまさにうってつけの方法だと思います。

使い勝手のいいおすすめの停泊場所

今回、私たちが調べた範囲で使い勝手やロケーションがよさげなキャンプ場の情報を以下にまとめておきます。(情報はあくまで私たちが調べた時点でのものですから、実際に利用される際は必ずご自身で確認をお願いします)
ちなみに、北海道のキャンプ場は電話予約のところが多く、予約開始も宿泊の1~2か月前からしか受け付けていないところが多いようです。今はネット予約が当たり前の時代ですから、逆に新鮮というか懐かしい感じがしました。

札幌周辺

■北の沢オートキャンピングベースサンズサッポロ
予約方法は公式LINEページからお友達登録
blues-estate.com


入場料大人800円、小学生500円、幼児無料、テントサイト1500円~2000円
札幌の中心街から車で20分ほどという近さながら、札幌とは思えないような豊かな自然を感じられるオートキャンプ場です。札幌周辺で車中泊できる場所を探すのはなかなか難しいので、車中泊で札幌を回る予定ならここに停泊して札幌観光する方法はかなりおすすめできます。うちも当初ここを予約しようと考えていたのですが、周遊ルートから札幌を外したので使うことはなくなってしまいました。


富良野~旭川周辺

■キャンピングカーサイド美瑛
シーズンの4月から電話予約 0166-94-3355
1泊1ブース3500円
道の駅びえいに併設されたキャンピングカーサイトです。道の駅によくある有料の車中泊サイトは駐車スペースのみのところが多いですが、ここはゆったりとしたスペースが設けられており、駐車スペースのまわりには緑地ゾーンが広々設けられていて、たき火も可能となっています。
1泊3500円という金額は高くも安くもない感じですが、富良野観光の拠点として確実に停泊場所が確保できると考えれば安心できます。すぐそばには名勝「白金の池」があり、白金温泉にも近いので、富良野~美瑛エリアでの停泊場所としては一番おすすめできる場所ではないかと思います。


■日の出公園オートキャンプ場(富良野)
2か月前から電話予約 0167-39-4200
オートキャンプ場は4000円+入場料(大人1人800円)が必要。やや割高ですが、車中泊だけなら大人800円(小学生以下無料)の入場料だけで利用できます。
富良野の中心エリアに近いので、富良野の観光拠点として利用するには場所的にはとても便利だと思います。
トップシーズン中の富良野はものすごく混雑しますから、道の駅に車中泊するのはまず無理と考えておいた方がいいでしょう。シーズン中の富良野に車中泊する場合は必ず有料サイトを予約しておくようにしましょう。


■旭川市21世紀の森キャンプ場 
2カ月前から電話予約 0166-76-2108
大人1人1泊300円 中学生以下は無料。(左記料金のみで利用できる格安のキャンプ場です)
口コミ4.5となかなか評判のいいキャンプ場です。旭川となっていますが、場所は大雪山の方角にあり旭川市街からは少し離れているのが唯一のネックと言えます。



宗谷岬周辺

■北海道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場
2カ月前から電話予約 0162-27-2177 
web予約も可能なようです。
soyafureaikoen.site

入場料大人500円、小学生300円、フリーテントサイト1泊1000円(繁忙期)
フリーテントサイトとなっていますが、車を乗り入れて車のすぐそばでキャンプをすることが可能です。
こういう良心的なキャンプ場が当たり前のように各地にあるのが北海道ならではという気がします。
キャンプをする人の数に対して圧倒的に土地が広いので、うらやましいかぎりですね。

オホーツク方面

■クッチャロ湖畔キャンプ場
2カ月前から電話予約 01634-2-4005
大人1泊400円、小学生200円(料金は左記のみ)
テントサイトへの車乗り入れは禁止となっていますが、キャンプ場の周囲がぐるっと駐車場になっているので、場所を選べば車を停めたすぐそばでキャンプすることが可能です。
敷地内に浜頓別温泉(大人550円、子ども250円)が併設されているので便利です。
クッチャロ湖は夕陽が美しいことで知られており、夏の期間には無料のカヌー体験などもあるそうですから、周遊ルートと停泊スケジュールが合えばここはかなりおすすめのキャンプ場です。

※キャンプ場ホームページより引用


■丸瀬布いこいの森オートキャンプ場
2カ月前からネット予約可能
www.engaru-camp.jp
入場料 大人1200円、小学生600円、フリーサイト1泊1000円
フリーサイトでも車両乗り入れOKなので実質的にはオートキャンプ場の感覚で使えます。フリーサイトの他にオートサイトもあり、そちらは1泊4000円ですが、ホームページの場内マップを見る限りわざわざオートサイトにしなくてもフリーサイトで十分な気がします。
ここはキャンプ場の中に鉄道が敷かれていて本物の蒸気機関車が動態保存されており、実際に動くSLに乗ることができます。他にもゴーカートがあったり遊具があったり、キャンプ場内を流れる川で魚釣りもでき、さらに施設内には温泉も併設されているというアトラクション満載のテーマパークのようなキャンプ場です。北海道でも有名な人気のキャンプ場らしく、道内各地から時間をかけてここにやってくるそうです。

阿寒~摩周湖周辺

■東藻琴芝桜公園オートキャンプ場
電話予約 0152-66-3111(2か月前から)
大人1泊400円、小学生200円、オートサイト1泊1800円
キャンプ場の中にゴーカート、釣り堀、遊覧車などがあり、子どもが飽きずに過ごせるおすすめのキャンプ場です。
また、施設内に温泉(大人480円、小学生140円、幼児70円)や足湯も併設されています。

知床

■羅臼オートキャンプ場
2カ月前から電話予約 0153-88-1094
オートサイト1泊1500円(電源なし)、2000円(電源あり)
知床半島の根室海峡に面した海沿いのキャンプ場です。世界遺産知床の大自然に触れるベース基地としておすすめのキャンプ場です。しかもオートサイトで1泊1500円は安い!

釧路

■達古武オートキャンプ場
1カ月前から電話予約 0154-40-4448
入場料大人100円、小中学生50円、オートサイト1泊1290円
釧路湿原にある達古武湖の湖畔にあるオートキャンプ場です。私たちはここに泊まって翌日の午前中に釧路湿原でカヌー体験をする予定です。

【カヌー体験】
CANOE PRO(カヌープロ)という会社が運営しているレンタルカヌーで、釧路湿原(釧路川)を往復できる体験ツアーがあり、家族でカヌーを貸し切って気軽にカヌー体験ができます。約60分のショートコースでカヌー1艇のレンタル代金が7000円と他のカヌー体験プランと比べるとかなり割安で利用できるおすすめの体験ツアーです。カヌーは1艇に大人3人まで乗れる大きさで、大人2人と小学生2人までなら家族4人でも1艇で大丈夫とのことでした。
activityjapan.com


※アクティビティジャパンホームページより引用

釧路湿原をカヌーで漕ぎすすむという体験は子どもたちにとっても一生の思い出になるだろうと思います。



こんな風に北海道には安くて魅力のあるキャンプ場が沢山あり、これらはほんの一例で、他にも探せばいろいろと良い場所が見つかると思います。
そうした場所を順につなぎながら旅していけば、北海道の大自然を肌で感じられる感動の旅になると思うんです。


道の駅を泊まり歩くより、車中泊キャンプの方が断然いいと思いませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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