ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

木のお弁当箱で贅沢ランチタイム


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今日は木のお弁当箱「曲げわっぱ」に関するお話しです。

昼休憩を盛り上げる木のお弁当箱

曲げわっぱの存在は皆さん知っていると思いますが、実際に使っているという人はあまり多くないかもしれません。
私はもう何年も木のお弁当箱を使っていて、その良さは今でも毎日お弁当を開くたびにじわっと感動するほどです。

実は、木を曲げて加工した器は日本だけではなくて、世界各地に存在するようです。フランス、ドイツ、スエーデン、アメリカ、チベット・・・などなど。葡萄を入れる器だったり、バター容器だったり、ろうそく立てだったり。
水分を含ませて熱を与えると容易に変形させることができる木の性質をうまく生かして、昔から人々は木の器を生活の道具として活用してきたのですね。


日本では「曲げわっぱ」という言葉に代表されるいわゆるお弁当箱が有名ですが、何となく東北あたりの民芸品というイメージが強いせいか、お弁当箱として毎日使うのはちょっと躊躇われるという人もいるかもしれません。たしかに、「いかにも民芸品」といった塗り仕上げのものは「土産品」のイメージが強いかもしれませんが、素朴な無垢仕上げの木のお弁当箱は、毎日使うのにピッタリで、飽きのこない自然の風合いがお弁当タイムを待ち遠しくさせてくれます。


うちの子どもたちも木のお弁当箱が大好きで、ドクターイエローもピカチュウも木のお弁当箱にはかないません。

木のお弁当箱のメリット・デメリット

木のお弁当箱のメリット

木のお弁当箱の良さは、まずは何といってもその素朴な風合いでしょう。どんなおかずでも、木のお弁当箱に詰めるとそれだけでごちそう風に見えてしまいます。


それと、木の表面が水分を適度に吸ってくれるので、さめても美味しく食べられるという利点があります。また、木の器は温度変化に比較的強いので、夏場にお弁当が傷みにくいというのもメリットの一つだと思います。それと、プラスチックのお弁当箱と比べると油汚れが付きにくいということが挙げられます。樹脂のお弁当箱は油のギトギト、ぬるぬるがなかなか落ちにくいものですが、木のお弁当箱はそういうことがなく、汚れが簡単に落ちてくれます。

木のお弁当箱のデメリット

魅力たっぷりの木のお弁当箱ですが、逆に木ならではの弱点もあります。
1つは色素がつきやすいこと
例えば、紅ショウガやしば漬けの赤い色素などが木の表面に染みこむとしばらく残ります。ずっと落ちないわけではなくて、2~3日ほどすると徐々に取れていって分からなくなるのですが、色素がつきやすいというのは弱点の一つではあります。
もう1つは、お弁当箱が乾くのに少し時間がかかるということがあります。私は毎日お昼を食べたあと、職場でお弁当箱を洗って乾かしてから持って帰るようにしているので、毎日使っても大丈夫ですが、食べ終わったお弁当箱を家に帰ってから洗う流れだと、乾く間がないかもしれません。
3つめは、そのこととも関係してくるのですが、使っているうちにだんだん黒ずみが出てくるということが挙げられます。木のまな板も定期的に日光に晒して紫外線を当ててやらないと黒ずんできますが、あれと同じです。
うちでは、木のお弁当箱を2つ交互に使うようにして、なるべく黒ずみがつかないように気をつけていますが、それでもいずれは少しずつ黒ずみは出てきてしまいます。
これは、木のお弁当箱を使っている以上、ある程度仕方ないものと思った方がいいかもしれません。
衛生的にどうか?といわれたら断言はできませんが、うちでは今までずっと使っていますがそれでお腹を壊したり食中毒になったりしたことは一度もありません。

木の香りはするのか?

素朴な疑問ですが、木のお弁当箱を買おうと思った時、「木のお弁当箱って、ふたを開けた時、木のいい香りがするんだろうか?」って結構期待していたんですが、結論からいうと、

木の香りはほとんどしません


というのも、木のお弁当箱は表面が塗装処理されているからです。無垢のような白木のお弁当箱に見えても、表面はニス塗装されています。食品衛生法で許可された塗装なのでもちろん問題ないですし、塗装されていることでカビを防いだり乾きやすくなっているのです。もし本当の意味で無垢の白木のお弁当箱だとしたら、ものの2~3日でかびてきてしまうことでしょう。


ふたを開けた時にふわ~っと香る木の匂いを期待するなら、お弁当箱の底に薄い木の皮を1枚敷くのがおすすめです。


これなんか、42センチ×12センチの木の皮が10枚入っていますから、必要なサイズにカットしてお弁当箱の底に敷いて毎日使っても1年くらい持ちます。木の香りを楽しみたいならこれもお勧めの方法です。

おすすめの曲げわっぱ

さて、それなりにいくつかデメリットはあるとしても、それを上回る魅力があり断然おすすめなのが木のお弁当箱です。
いくつもの種類を使ったわけではないので、私の経験からの話しになってしまいますが、6000円以上するような値段の高いものを買う必要はまったくないと思います。高いから黒ずみにくいか?というとそんなことはないですし、2000円くらいの安いやつでも3年以上使っていますが壊れたりすることもありません。

<塗りのタイプ>


<無垢のタイプ>


2段重ねのタイプはご飯とおかずを別々に入れることもできます(本来はこの使い方だと思います)が、うちはこの2段タイプを上下別々にして、下の段(少し大きめ)を大人が使い、上の段(やや小さめ)を子どもたちが使っています。1段にご飯とおかずを入れて、大人も子どももちょうどいいくらいのサイズ感なんですよね。
2000~3000円くらいの価格帯でいろいろな形やサイズのものが出回っていますから、ぜひ皆さんも木のお弁当箱、一度チャレンジしてみてください。きっとファンになること間違いないと思います。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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