ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
先日、アウトドア用の薪ストーブを買ったお話しをしました。今回はそいつを野外で使うため用のタープテントを新たにDIYしましたので、今日はそのことについて少しお話ししたいと思います。
Unigearタープが安くておすすめ
タープテントにもいろいろ種類がありますよね。正方形(スクエアタープ)、長方形(レクタタープ)、ひし形(ウイングタープ)、6角形(ヘキサタープ)、その他にも変則的な形のタープなどがあり、どれを使うのが一番いいのか迷うところだと思います。
これまでいろんなタープを使ってきましたが、それぞれに一長一短があり、ソロの場合とファミリーの場合でも使い勝手が異なるので、単純に「これがいい!」とはなかなか言えないですが、まあ所詮はタープなので、1枚1万も2万も出すほどのものでもないよなあと、個人的には思います。
タープというのは要するに防水加工の大きな一枚の布なので、本来はシンプルな四角いタープが1枚あれば、ポールとロープの張り方次第でいろいろな形にアレンジすることができるわけです。
ここ何年か使っている中で、布の厚みや丈夫さ、防水性と値段などのバランスでおすすめなのが「Unigear」というブランドのタープです。
ずっと「ユニギアー」だと思っていたのですが、正しくは「ユニジア」だそうです。
正方形や長方形などいろいろなバリエーションが展開されていて、今流行りのDDタープのようにテントの中央部(屋根になるところ)にロープが結べるようになっているタイプもあり、これ1枚でさまざまなアレンジが可能です。
そしてこの価格。
3m×5mで5000円を切るというコストパフォーマンスは驚きです。うちは数年前にリサイクルショップで見つけたUnigearの3×3mのタープを使っていますが、この価格なら新品で買っても全然損はないと思います。
今回は、うちにある3×3mのタープと、新たに3×5mのタープを買って、その2枚を組み合わせて下の図のような三角形のテントを自作することにしました。
最初、1枚のタープで試しに三角形に張ってみたんですが、それだと屋根の高さが1.5mほどしか取れないんですね。家族4人でテントの中にストーブを置いて過ごすには、屋根の高さがせめて2mは欲しいですし、床の面積もそこそこ必要になってきます。
そこで、3×3のタープをつぶして三角形に生地を切り取って、3×5のタープの方に縫い合わせることで、上のような展開図になるようにイメージしてみました。
緑色と黄色の三角形をそれぞれ1つにつなげると、三角屋根のテントの形になります。
3×3のタープから緑と黄色の三角の部分を切り取って、ミシンで縫い合わせていく作戦です。
その際3×3のタープからどんな大きさと長さで三角形を切り取るのがいいか、いろいろとシミュレーションしてみた結果、三角形の底辺2.8m、高さ2.07m、テントの斜めの部分2.5mという組み合わせが一番効率よくきれいに収まりそうなので、そのサイズで作ることにしました。
3×3のタープを広げて、4つの三角形を切り出していきます。ミシンで縫うための縫いしろを5センチほど余裕を見て、はさみでカットしていくことにします。
タープにはさみを入れる瞬間はちょっとドキドキしますが、いったん切り始めてしまえばあとはドンドン行くだけです。
慎重に、そしていさぎよく、ザクザクと切り刻んでいきます。
タープに初めからついているハトメのベルトは、あとで別の位置につけ直す予定なので、いったんはずしておきます。
生地の端を折り返してまずミシンでまつり処理してから、大きい方のタープに三角部分を縫い付けていきます。
生地がものすごく大きいので、縫っている途中できちんと縫えているか確かめようがありません。自分が引いた設計図の計算を信じてひたすら縫い進めていくだけです。
それから、2つの三角形がつながる部分にマジックテープを縫いつけて、出入口が開け閉めできるようにしたいと思います。
100均で縫製用のマジックテープを買ってきてミシンで縫い付けていきました。
今回のDIYでもブラザーのコンパクトミシンが大活躍してくれました。
ミシンがあるとDIYの幅がとても広がります。まだミシンをお持ちでない方は是非手に入れましょう!
うちが使っているミシンがこちらです。安くてなかなかのパワーでお勧めです。
自作テント仮設営
とりあえず、全体的な縫製作業が終わったので、庭に出して仮設営してみることにしました。
ところどころアラはありますが、まあ、だいたいイメージした通りの縫いあがりではないでしょうか?
まだ仮設営の段階なので少したるんでいますが、四方にロープを張ってペグダウンしていけば、もう少しピンと張れると思います。
ミシンで縫製した部分は、本来は裏側からシールテープを貼って防水処理をすべきなんでしょうが、おそらく雨の降らない時しか張らないつもりなので、今はこのままにしておくことにします。早くこいつを張ってテントの中で薪ストーブを焚いてみたいです。
あとは、煙突をテントの外に出すための排熱カバーが必要ですが、これについてはまた今度ご紹介したいと思います。
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