ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

春の淡路島 海釣りと車中泊キャンプ①

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

先日、春の淡路島へ車中泊キャンプに行ってきました。
釣りに乗馬にイルカウォッチングと盛り沢山なアクティビティと海の幸をたっぷりいただいて、子どもたちも大満足の1泊2日でした。今回は、子どもたちと一緒に楽しめるアクティビティいっぱいの淡路島の車中泊キャンプと観光スポットについてご紹介したいと思います。

渋滞の名神高速を避けて新名神をフル活用

私たちが滋賀から淡路島へ渡る場合、通常だと名神⇒中国道⇒山陽道⇒神戸淡路鳴門自動車道というルートが一般的ですが、西宮~宝塚あたりで慢性的に渋滞が発生して時間を大きくロスしてしまうため、私たちはもっぱら新名神を利用しています。

新名神は遠回りで料金が高い?

新名神が高槻IC~神戸ICまで開通した現在、関西以西へ車を走らせる場合は渋滞ポイントの西宮付近を通らず山側を抜けていく新名神の方が絶対早いと思うのですが、「新名神は名神より遠回り。新名神を使うと高速料金が高い」というイメージを持たれている方が少なからずおられるようで、いまだに名神を使う人が多い気がします。

sleepysheep-zzz.hatenablog.com
仮にAからBまでの区間を名神と新名神それぞれ走った場合、高速料金はどちらも同じなんですね。

高速道路を使う目的は走行距離よりも、そこにかかる時間を短縮するため(つまりタイムパフォーマンスのため)なので、区間途中に渋滞多発地点が分かっている場合には、なるべくその区間は避けて通るべきです。淡路島へ渡る淡路海峡大橋は加古川あたり(三木ジャンクション)から枝分かれするので、新名神を使って道路が混む西宮~神戸を避け、神戸の先で山陽道に合流した方がかなり時間短縮になります。

春風に吹かれて満開の菜の花畑へ


※うちのチビちゃん撮影の明石海峡大橋

春の高速は晴れていても横風がかなり強く吹いていることがあるので要注意です。この日も風速12mとかなりの強風でハンドルが取られて車線半分くらい横に流されそうになりました。隣にトラックでもいたら大変なことです。
前後左右に十分車間距離をとって走行するように気を付けなければ、春風は本当にいたずら者です。でも何故か憎めないのが春風なんですけどね。


さて、淡路島に上陸するとまず最初に飛び込んでくるのが淡路ハイウェイオアシスです。サービスエリアとICが一体になっていて、上りと下りのサービスエリアを自由に行き来できる複合サービスエリアで、大きな観覧車が目印なので淡路島に渡ってきたらまず最初に訪れる人も多いと思います。私たちも休憩を兼ねてちょっと立ち寄ろうかと思っていたのですが、11時くらいですでに駐車場は満杯で、高速道から側道へ入るランプにまで渋滞の列ができていました。
淡路ICは淡路島の玄関口でもあるので、IC周辺には観光スポットも多く、たくさんの車がこのICを利用することになり常に渋滞しがちなのです。


私たちは渋滞の列の後ろに並ばずにそのまま本線を素通りして、次の東浦ICで降りることにしました。
淡路サービスエリアへはまた帰りに立ち寄ることにしましょう。


「あわじ花さじき」というお花畑を目指します。本来なら淡路ICで降りるのが最短ルートなのですが、今回のように淡路出口が渋滞している場合は、次の東浦ICで降りて少し戻る方が結果的に時間短縮になります。
「あわじ花さじき」はかつて花博が開催された跡地に整備された広大な緑地で、季節ごとに色とりどりの花や緑を楽しめる憩いの場所となっています。春のこの時期は菜の花の黄色いじゅうたんがとても綺麗です。

売店で淡路島特産の地ビールを1本買いました。飲むのはもちろん夜までお預けですが、菜の花をバックに記念に1枚パシャリ。こんなうららかな春の日差しの下でビールを飲めたら最高なんですが。。。


菜の花を楽しんだあと、花さじきからほど近いお蕎麦屋さんで少し早めのお昼ご飯をいただくことにしました。

「翁(おきな)」という名前のそのお蕎麦屋さんは、花さじきから車で5分ほど行った場所にあります。


辛味おろしそばとざるそば、それから土日限定という「田舎蕎麦」を注文して、出てきたそばの量を見て追加でもう1枚注文しました。大盛はなくて、2枚目を頼むと200円引きになるそうです。結果、蕎麦4枚で3600円。お昼ご飯としてはちょっとリッチな出費でしたが、蕎麦の外皮が混ざった田舎蕎麦は蕎麦粉の味が楽しめてなかなか美味しかったですよ。

南淡路じゃのひれリゾートへ

今回の目的地は淡路島の南端に位置する「じゃのひれアウトドアリゾート」という場所です。
昨今のキャンプ人気でどこも予約が取りづらい中、たまたまオートキャンプ場の週末予約がとれたので、ためしに一度利用してみようということで久しぶりの淡路島訪問となったのでした。

久しぶりの淡路島なのであれこれ観光もしたいところですが、現地でのアクティビティを楽しむ時間を考慮して、あまり寄り道はせずお昼ごはんと買い出しだけして、まっすぐじゃのひれに向かいました。

ちなみに、淡路島の南の方はあまりスーパーマーケットがありませんから、淡路島南部でキャンプや車中泊される場合は、あらかじめ手前で買い物を済ませておかれる方が賢明です。

じゃのひれは海沿いのアウトドア施設で、コテージ、オートキャンプ場、乗馬、釣り、イルカウォッチング、カヌー、BBQ、レストランなど盛りだくさんのアクティビティがあります。名前にある通りの「リゾート施設」かどうか?は個人の感じ方もあるので何とも言えませんが、家族連れで気軽にアクティビティが楽しめるという意味では盛りだくさんな施設だと思います。
ただし、全部体験するとかなりの出費になりますから、それなりに覚悟が必要ですが(笑)
ちなみに、オートキャンプ場は電源なしの区画で1泊5000円前後から電源付サイトで1泊12000円くらいでした。


受付を済ませて区画に入り、設営をするころには何だかんだで15時を回っていて、子どもたちが一番楽しみにしていた海釣りは初日はどうやら無理そうでした。とりあえずキャンプの設営を済ませてしまいましょう。

私たちが指定された区画は「海側サイト」という運動場のような土のグランドでした。鉄のペグが曲がるほど地面が固いので、ペグはしっかりしたものを持って行った方がいいと思います。私有道を隔てた反対側の「山側サイト」の方は緑の芝生のキャンプサイトで、そちらの方がロケーションは良さそうでした。予約も山側サイトから先に埋まっていくみたいです。

奥さんは夜は車で寝るということなので、男たち3人だけなら小さめのワンタッチテントで十分です。あとはタープを張れば設営は完了です。
車中泊キャンプの良さは車のすぐそばにアウトドア道具を広げられ、夜はそのまま車で寝ることができるという手軽さにあります。最近は道の駅よりもキャンプ場で車中泊キャンプする方が何かとストレスがなく、気持ちよく泊まれる気がしています。


設営を終えたあと、釣りがしたそうな子どもたちを何とかなだめて、その日は釣りの代わりに乗馬体験をすることにしました。子ども2人で10分3000円の引馬コースです。
子どもたちがヘルメットをかぶって馬に上がると、「親御さんはあちらでお待ちください。」と周回コースから離れた場所へ案内され、子どもたちが乗馬が終るのを待つというまさかの親子別対応。途中、折り返し地点で1枚だけ写真を撮らせてもらえましたが、これには内心「・・・・・・。」となりました。乗馬体験って、子どもたちが楽しむ姿を親も楽しませてもらうというのが料金に含まれていると思うのですが、いかがなものでしょう?



乗馬を終えた私たちは、気を取り直して海を見に行くことにしました。
すでに本日の釣りは受付終了していて、明朝は朝8時から受付スタートとなっていました。いけすのような釣り堀に、養殖の魚を毎朝放流するのだそうです。当然、朝一の方がよく釣れるはずなので、明日は8時の受付スタート直後を狙うことにしましょう。



海沿いには釣り堀と並んでドルフィンファームがありました。入場料大人500円、子ども400円。

私たちが訪れた時はちょうど夕方のご飯の時間にあたり、イルカたちにエサをあげる様子を間近で見ることができました。

奥さんはこのイルカウォッチがかなり気に入ったようで、人なつこく寄ってくるイルカの姿にすっかり癒されていました。

思い思いの時間が過ぎていく

イルカに癒されたあと、私たちはサイトに戻って晩ごはんの支度をしたり、たき火をくべたり、ボール遊びをしたり、そうやって日が暮れるまで思い思いの時間を過ごしました。

アウトドアの良さは、時計の針の動きを忘れて、「あれをしなさい。」や「早くしなければ。」という呪縛から解き放たれることです。誰の目も気にせず放っておいてもらえる。何をしてもよいし、何もしなくてもよい。
そんなわけだから、きっと大人も子どももアウトドアが大好きなんだと思います。







運動場のようなキャンプサイトに陽が落ちて、海風が静かに吹いてくるのを感じるようになり、今が4月だということを改めて思い起こしました。日中は半袖でも十分なほどでしたが、日が暮れると急に寒さが身に染みてきます。でも、真夏のキャンプの蒸し暑さと比べたら、ある意味これくらいの少し肌寒い時期の方がキャンプらしい気がします。


あたりが真っ暗になる頃、キャンプ場の計らいで天体観測会のイベントがあり、大型の天体望遠鏡でまん丸のお月さまと金星を観察することができました。
街灯の少ない淡路島の南の方は、星を見るには絶好のロケーションと言えます。肉眼でもたくさんの星を見ることができました。


いつもはなかなか寝つけない子どもたちなのですが、さすがに遊び疲れたのかテントに入るやいなや瞬殺で爆睡でした(笑)

母親がそばにいなくても男だけで寝られるようになったことに、子どもたちの成長を感じながら私もいつの間にか眠りに落ち。。。と思ったのもつかの間、夜中に強風のためにペグが抜けてしまったらしく、タープが風で吹き飛ばされそうになってしまいました。
固い地面にペグがしっかり入っていなかった所が抜けてしまったみたいです。おかげで夜中にペグを打ち直すはめになりました。
やれやれ。。。子どもたちは全く気づかず爆睡しています。
またしても春風のいたずらにやられてしまいました。



さて、今回はこのへんで。
明日はいよいよ海釣り体験です。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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