ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
先日新たに導入した車中泊用のポータブルエアコンですが、冷房効率アップのDIYも終わり、調子よく運用。。。と思った矢先、本体の床下からまさかの水漏れ?
一体どういうこと?
。。。今回はそんなお話しです。
水漏れの原因は?
エアコンは冷媒が循環することによって空気が冷やされますが、その時に空気中に含まれている湿気が同時に冷やされることで水滴が生じます。いわゆる結露のようなものですね。ポータブルエアコンの場合、こうして生じた水滴をためておくためのタンクがあって、1日稼働させているとやがてタンクが一杯になってくるので、定期的にタンクの水を捨ててやる必要があります。
今回、タンクはちゃんと所定の場所にセットされているにもかかわらず、タンクには水が溜まらずに床下に水が漏れてしまっていたのでした。
本体をあちこち見てみますが、はっきりした原因は分からないものの、どうやら本体の設置が完全に水平ではなかったために、水滴を受け止めるトレイからタンクに流れていかずトレイから水がこぼれ出て床を濡らしてしまったようです。
たしかに、よくみると左に傾いているのが分かります。左だけでなく、手前にも若干傾いていて、その傾きのせいで水がタンクに溜まらずこぼれ出てしまったようでした。
エアコンの内部を分解して確認したわけではないのですが、おそらくイメージ的にはこんな感じの構造になっているのではないかと思います。冷却部で生じた水滴はいったんトレイに落ち、集水口に集まった水がタンクに溜まっていく構造になっていると思うのですが、エアコンの水平が保たれていないと、生じた水滴はトレイの淵をオーバーフローしてタンクの外にこぼれてしまうんでしょうね。
ネットを見ていると、車中泊でポータブルエアコンが水漏れしたというのは割とよくあるトラブルの一つみたいですね。エアコンは水平な場所で使う前提で作られているので、車のように傾斜がある場所で使うには、必ずきちんと水平な場所に置かないといけないというのは今回の教訓です。これはちょっとした盲点でした。
アジャスターで水平確保
さて、さっそくエアコンを設置する場所を水平にしようと思ったのですが、やってみると意外と車の中に水平なスペースを確保するのが難しいことが分かりました。なにしろ車にはショックアブソーバーが付いていて、ちょっとした振動で車は揺れてしまう上に、車を停車した場所も必ずしも水平とは限りません。
また、フラットに倒したシートも、見た目は水平でもよく見ると完全に水平ではないことが分かりました。水準器を当てて測ってみると、横方向にも縦方向にも少しずつ傾いていて、2方向とも完全な水平を出すのはなかなか至難の業です。
とりあえず、厚さ12mmのコンパネを切り出して、アジャスターボルトを四隅に取り付けて、エアコンを置くためのベース台を作ってみることにしました。
長さ50mmのアジャストボルトを使ったのですが、一番傾斜の高い窓側リア寄りの角をプラスマイナスゼロとすると、その対角線の角はボルトをほぼ全部伸ばしてようやく水平が出ました。
エアコンを乗せてみると、エアコンの重みでシートが沈み込んでまた少し水平が狂ってしまいます。車内に水平を維持するのは予想以上に難しいです。
シートの背もたれの裏には厚さ4mmのベニヤ板を入れて補強してあるのですが、人が乗ったり重いものを乗せるとボード自体がたわむので、それだけでも多少は水平が狂ってしまいます。
結局、完全に水平状態を維持することは断念せざるを得ませんでしたが、エアコンを使うのはハイエースを停めている間だけなので、停泊した状態でいったんポータブルエアコンの水平を出しておけば、多少人が動いたくらいの振動では水漏れすることはないことが分かりました。
何とか水平な状態でエアコンを稼働させることができました。水漏れも見られず順調に動いてくれています。
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