ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

北海道2日目で電気が空っぽに⁉︎


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は北海道車中泊キャラバン2日目のお話しです。いきなり電気関係のトラブルで前途多難な2日目のスタートとなりました。

夜中のクーラー使用でバッテリーが…

蒸し蒸しする雨の夜もポータブルエアコンのおかげで快適に眠ることができました。
雨で外が暗かったせいもあって、6時くらいまで目を覚ますことなく熟睡していて、いつの間にかクーラーが止まったことに気づきませんでした。


起きるとクーラーは既に止まっていて、冷蔵庫も温度表示が消えてしまっています。

「あれ?クーラー、タイマーかけてたっけ?」

頭がぼーっとしていて、リチウムバッテリーが低電圧で停止したことをしばらく理解できませんでした。

電圧計を確かめてみると「残量0% 電圧12V」と表示されています。

うちのリチウムバッテリーは200Ah(2500w程度)なので、満充電ならエアコンが12時間は使えるはずなんですが…。


考えてみればフェリー搭乗中も車の中ではずっと冷蔵庫が動いていたので、小樽に着いた時には既に3〜4割ほどバッテリーが消耗していたことになります。
フェリーでは走行充電もソーラー充電もできませんから、バッテリーは目減りしたまま小樽につき、そのまま一晩エアコンを使ったことになります。そりゃあバッテリーが空っぽになってしまうのは当然です。


今回のキャラバンに向けて、車内の電気はすべてリチウムバッテリーに一元化したのでした。なので、バッテリーが切れると車内照明も水道のポンプも何もかもが止まってしまいます。

雨降りではソーラーパネルも使えません。


やれやれ。


バッテリー回復には走行充電するしかありません。
今日は小樽から富良野まで移動する予定なので、走っている間にはある程度充電され、夜は美瑛のキャンピングカーパークに停泊するので、そこで電源を取れば満充電できるでしょう。


この日の予定は、朝イチ富良野まで一気に移動して富良野観光しようと思っていたのですが、天気予報では富良野はずっと雨で、逆に小樽〜札幌は雨が降らない予報だったので、急遽予定を変更して、早朝の小樽運河と札幌を観光してから、富良野へは午後ゆっくり向かうことにしました。


バッテリーのことはいったん棚上げして、今は考えないでおくことにします。いくら考えたって空っぽになってしまったものは仕方ありません。


早朝の小樽運河と札幌観光

小樽も札幌も観光予定に入れてなかったので、大してあてもなく、とりあえず小樽運河を観にいくことにして、小樽の観光駐車場に車を移動させました。


ここは小樽運河からすぐ近い場所にあり、小樽観光におすすめの駐車場の一つです。
朝7時〜夕方18時が営業時間で、駐車料金は1回800円。営業時間外もゲートは開いているので、夜間の出入りも自由なようです。近くにトイレもあるので、ここを車中泊に利用する人もいるみたいですね。
私たちは朝6時過ぎに駐車場に入って、運河を散策し7時前に駐車場を出たので、駐車料金はかかりませんでした。

雨は降っていませんがどんよりとした曇り空で、早朝だというのに湿気でムシッとしています。
北海道の夏って、もっとカラッとしているもんだと思っていたので、これはちょっと予想外でした。
夏の北海道は天気の移り変わりと気温の変化が大きいので、着るものの調整がなかなか難しいことを今回の旅でとても実感しました。

さて、早朝の小樽運河を散策したあと、私たちは小樽で有名な「青の洞窟」に行ってみることにして、ナビで青の洞窟を探して海を目指したのですが、残念ながら青の洞窟までは車で行き着くことができませんでした。これは完全に私たちの準備不足というか知識不足なのですが、青の洞窟というのは車で立ち寄れる場所ではなくて、少し離れたところからクルーズ船で海伝いにアプローチするしかアクセスできない場所のようです。


小樽から札幌へ

小樽をあとに私たちは札幌に移動して、札幌市内を少しだけ観光していくことにしました。
小樽から札幌までは下道で1時間ほどの距離です。


札幌テレビ塔


時計台



札幌市内の道は京都と同じように、碁盤の目に通りが規則正しく並んでいて一方通行が多いので、走るのに少しコツがいるように感じました。こういう街を走る時はなるべく左折ルートを選ぶ方がスムーズに走れます。
時計台の裏手に路上パーキングがあったので、私たちはそこに車を停めました。前払いで60分300円を機械に投入して、フロントガラスに駐車シールを貼っておく方式です。駐車台数は限られていますが、割と回転が早いので比較的空きを見つけやすいのではないでしょうか?
時計台や大通り公園を散策してちょうど1時間くらいで効率よく回ることができます。




札幌には観光スポットが数多くありますが、ぜひ訪れてみて欲しいのがこちら大倉山のジャンプ競技場です。
リフトに乗ってジャンプ台の上まで行くことができます。

リフトに乗ってジャンプ台を間近に見ながら上がっていくと、凄まじい角度の傾斜をものすごいスピードで飛び出していくスキージャンプの怖さを擬似的に感じることができるので、ここはかなりおすすめです。


スキージャンプはもともと囚人たちに課せられた罰が始まりだったそうですね。ここを飛ばされる恐怖心はどれくらいのものだったことでしょう?


大倉山ジャンプ台は国際大会が行われる本格的な競技場ですが、そのそばには地元の子どもたちがジャンプ練習をするためのミニジャンプ台がありました。最初は20mくらいの飛距離から少しずつ滞空時間を伸ばしていくのだそうです。
改めて、100m以上の距離を飛ぶスキージャンパーたちの勇気を肌で感じることができました。

札幌から夕張経由で富良野へ

富良野は完全に雨が分かっていたので、少しでも到着をずらすために、私たちは予定していなかった夕張を経由していくことにしました。
目的は美味しい夕張メロンをゲットするためです。


さすが全国屈指のメロン生産地だけあって、地元でしか買えないようなサイズのメロンが比較的安く買えます。
長期間お休みをいただいた上司や親しい友人たちにメロンを宅配便で送ることにしました。
小ぶりのスイカほどもある大きな夕張メロンが1つ2000円。送料を入れると4000円弱はかかるんですが、こんなに大きなメロンはまず本州ではみることができないと思います。
自分たち用にも、もう一回り小さなサイズのメロンを買いました。こちらは1000円です。

あとから食べてみたその味は、今まで食べた中で最高の美味しさといっても過言ではないでしょう。
正直、メロンってちょっと口の中に残るエグ味というか独特の感じがあって、今まであまり好んで食べることはなかったのですが、このメロンはエグ味もなくめちゃくちゃジューシーで美味しかったです。


夕張から美瑛へ

さて、夕張メロンを買い終えた頃にはもう15時を回るくらいでした。何とかここまでは雨に遭わずにこれました。
ここから美瑛に向けて北上していきます。2日目の停泊地は美瑛の「白金青い池」近くにあるキャンピングカーサイトです。

このキャンピングカーサイトは道の駅に併設されたいわゆるRVパークのようなところですが、富良野のような有名観光地では車中泊できる場所の確保が難しいことが予想されたので、あらかじめ有料サイトを予約しておいたのでした。


この日はあいにくの天気だったため、道の駅の駐車場はガラガラで、キャンピングカーサイトを予約する必要もないくらいどこでも車中泊できる状況でしたが、昨夜のエアコンのせいでサブバッテリーが空っぽになってしまっていたので、電源のとれるキャンピングカーサイトはものすごくありがたかったです。
おかげでこの日はエアコンを使いつつバッテリーを満充電まで復活させることができました。


雨の中だったのでタープもテントも張らず、リアゲート下にテーブルを出してこの日は簡易調理の夕食にしました。
茹でたパスタと、途中買ってきた北海道和牛の厚切り肉をホットサンドメーカーで挟み焼きにしていただきました。

入浴は近くにある白金温泉の日帰り入浴を利用させてもらいました。




お風呂から上がるころには雨があがり、北海道2日目の夜が静かに更けていきました。
周囲のロケーションも含め、道の駅とは違う贅沢なプライベート空間が奥さんはすっかり気に入ったみたいです。


ここの1泊3000円は値打ちがあると思います。

本日の走行距離 286km
小樽→札幌→夕張→美瑛


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