ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

エレアコギターのプリアンプ交換DIY


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は、壊れてしまったエレアコのプリアンプ交換に関するお話しです。

エレアコが壊れてしまった

アコースティックギターにピックアップとプリアンプが内蔵されたエレアコは、アンプにつないで音を拾うことができるので、ライブなどで重宝します。
昔はアコギのサウンドホールにマイクを近づけて音を拾っていましたが、これだとハウリングの問題や、ギターの位置をマイクから離すことができなくて色々と不便でしたが、エレアコはそれらを一気に解決してくれます。


特にライブ演奏をしない人でも、エレアコ特有のふくよかなギターサウンドは、ギターが好きな人なら誰でも一度は持ちたいと思ったことがあるのではないでしょうか?


私も今まで何本かエレアコを持っていました。以前はタカミネも使ってましたが、ここ数年はヤイリのカッタウェイをずっと使っています。友人とユニットを組んで演奏する時に、カッタウェイじゃないとハイポジションが運指がきついのと、このヤイリはエレアコだけじゃなく生音も割といい音がするので値段のわりにおすすめのギターなんです。



ところが、先日久しぶりにアンプにつないでみると音が出ないことに気づきました。
アンプ側のゲインを上げていくと多少音は出るのですが、これではとうていライブでは使い物になりません。


コンデンサーが死んでしまったのでしょうか?
原因ははっきり分かりませんが、シールド出力側にテスターを当ててみると電圧は測れますから、コードの断然とかではなさそうです。もし電子部品の問題なら素人にはどうしようもありません。


ネットで調べてみると、同じFISHMANのプリアンプが3500円くらいで売られていました。並行輸入品となっていますが、どう考えても中国製と思われます。本家FISHMANはメイドインUSA?正規品だと3万円くらいするのに対してこちらは3500円くらいと怪しい匂いがプンプンします。でも、そもそもヤイリについていた元のプリアンプも正規品である可能性は限りなく不透明です。


口コミをみてみると、まあ、音はまともに出るみたいですし、そこまでプリアンプの音質にこだわりはありませんから、ものは試しに購入してみることにしました。

プリアンプ交換DIY

注文から1週間後、FISHMANが届きました。
英語版の取扱説明書がついています。
見る限り、全くの偽物という感じでもなさそうです。

壊れたプリアンプと並べてみると、大きさも形もほとんど同じであることが分かります。正規FISHMANのクオリティパスは通っていないかもしれませんが、製造ラインは同じ工場で作られたものかもしれません。

裏面もほぼ同じ。向かって左が今回購入したFISHMANです。この値段では信じられませんが、コンデンサーマイクまで内蔵されていて、コンタクトピックアップとコンデンサーマイクの音をブレンドできる仕様になっているようです。
裏面の電池ホルダーのところについている丸いのがマイク部分。

ピックアップには、ワイヤー式のコンタクトピックアップと、エンドピンに埋め込むシールドジャックが付属していますから、エレアコに元々ついていたピックアップやエンドピンを外して付け替えるだけで交換完了という、超簡単DIYなのです。

手順1 サドルをはずす

本来なら弦をいったん外して作業するんですが、サドルの下に潜っているピックアップを抜いて交換するだけなので、弦は外さずに緩めるだけにします。

ワイヤーを抜きとる

サウンドホールに手を入れやすいように6弦だけ外しました。サドルをずらして抜き取り、サドルの下にあるピックアップのワイヤーを外していきます。
ワイヤーは溝の端の小さな穴を通ってギターの内側に繋がっているので、サウンドホールから手を入れてワイヤーを抜き取り、新しいピックアップのワイヤーを穴に通します。

新しいワイヤーが穴に通れば、もとのようにサドルを溝にはめておきます。

エンドピンをはずす

次にエンドピンジャックの交換です。
エンドピンは3つのネジで固定されていたので、ネジを緩めてはずします。

ここで問題発生。エンドピンジャックの形状が新旧で違っていたのです。
新しい方のジャックはネジ止めではなく、ギターの内側からナットで締めつける形でした。

まずはプリアンプ本体からエンドピンにつながるケーブルのコネクターを外して、

それからエンドピンをギターのお尻に差し込んで内側からナットで締めつけていくのですが、サウンドホールから手を入れてエンドピンの裏側に上手く手が届かなくてかなり苦労しました。


腕がつりそうになりながら、何とかナットがはまりました。


ピックアップとエンドピンがつけば、あとはプリアンプをギターの側面に固定するだけです。寸法は全く同じでしたから、ネジ穴も以前のものがそのまま使え、ほとんどポン付けするだけでOKでした。


完成しました。
肝心の音は、必要十分。
というか、コンデンサーマイクとのブレンドのおかげで、今までよりさらにふくよかな音の広がりを感じます。エレアコ独特の空気感がより強調された感じです。
音圧も以前より上がって、ローランドのアンプがひと回り大きなアンプにパワーアップしたかのようです。
安物と侮るなかれ、これなら普通のアコギにプリアンプを後づけしてエレアコ化するのもありかもしれません。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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