ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

のどかな河津桜に春を先取り

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は、伊豆半島の河津桜を愛でる弾丸車中泊ツアーの続きをお届けしたいと思います。

雨の一夜明けて

夜中は氷点下まで下がってかなり冷え込んだ夜が明けました。

普段は夜露対策でうっすら窓を開けて寝るんですが、この日は雨だったせいもあって、ひと晩中窓を閉めて寝た結果、ご覧の通りすごい結露。。。


家族4人の呼吸によって排出される水蒸気はひと晩で何リットルにもなります。
タオルがグッショリ濡れて何度も絞れるほどの結露でした。

外は雨がすっかり上がって綺麗に晴れていました。キャンプ場のあちこちに河津桜が咲いています。


山で見る桜。きれいですね。


桜って不思議なもので、あまり暑くて汗ばむほどの陽気より、少し寒さが和らいだくらいの方がじんわり心に染みる気がします。


子どもたちは恒例の釣り大会。
ここの釣り池は通年やっているんだそうです。川の水と温泉が混ざって、冬でも水温が保たれているんだとか。


釣り池には大小いろんなサイズの魚がいるので、練りエサを少し大きめにつけた方が大きなサイズが釣れやすいのです。
釣り堀の管理人は、「エサは小さくつけてね」って必ず言うんですけど、それはつまり、大きな魚を釣らせたくないからに違いありません。


釣ったニジマスははらわただけ取ってもらって、車載冷蔵庫で家まで持って帰る事にします。その場で炭で塩焼きしたら美味いんですが、今日はその時間はありません。早いこと桜を見にいかねば。

午前10時すでに満車の大混雑

この時期、河津町は町全体が桜まつり一色です。大小合わせて何十ヶ所も駐車場が各所に設けられていますが、それでも足りず、あふれた車が駐車場を探して市内をさまよっています。私たちも町の中心部にある駐車場にはすでに入れず、いったん引き返して一番町はずれの駐車場にかろうじて停めることができました。


河津桜は、河津町の市内を流れる河津川に沿って延々と続く桜並木をのんびりそぞろ歩くようになっています。
メインとなるのは河津駅周辺の市街地ですが、少し上流に行けば何とか駐車場を見つけることができます。それでも朝10時には早くも満車になってしまうので、よほど朝早くアクセスするか、前日のうちに河津入りしておくのが賢明です。


河津川に沿ってどこまでも続く桜。


みんな遠くから、はるばるここまでやってくるのも十分うなづけます。

昨日の雨がウソのようにすっきり穏やかに晴れました。
頬にあたる冷たい風にふと、今がまだ2月だということを気づかせてくれます。



お昼にはまだ少し時間は早いのですが、屋台に誘われて家族思い思いに買い食いを楽しみました。



あゆの塩焼き。



おでん。



串団子。



たい焼き。


伊豆半島の先っぽ遠い町で毎年開催される桜まつりに、旅情をかきたてられました。とてものどかないい時間を過ごすことができて、はるばる雨の中を伊豆までやって来て良かったです。



さて、河津桜を楽しんだ私たちは、河津から海沿いを北上し、熱川のバナナワニ園に立ち寄ってベタな観光を楽しんでいくことにしました。

熱川バナナワニ園はもう何十年も前からここにあります。今もつぶれず存続しているということは、訪れる人がそれなりにコンスタントにいるということなんでしょう。

大人2000円、子ども1000円の入場料と、中身とのギャップには少し驚きますが、そんな野暮なことを言ってはいけません。のんびり寝そべるワニさんたちが、この先ずっと平和にここで暮らせるためには、ワニさんの貴重なエサ代や施設の維持管理など、とてもお金がかかるのです。

渋滞を避け伊豆スカイラインへ

熱川バナナワニ園を出た私たちはこの日の停泊場所である芦ノ湖を目指す事にします。
熱川から先、伊東や熱海に向かう海沿いの国道135号線は3連休ということもあって大渋滞が発生していたので、私たちは渋滞を避けて、伊豆の山中を抜ける伊豆スカイラインを通っていくことにしました。


昨日からの寒波のせいで、スカイライン入口ではチェーン規制が行われていました。

スタッドレスやチェーンを履いていない一般車両がみな通行できず引き返していったおかげで、スカイラインを走る車はほとんどなく、私たちは芦ノ湖までスイスイ行くことができました。



木々の枝についた水滴が凍ってできた真っ白な霧氷が、西日にキラキラ輝いてとても綺麗で幻想的な景色の中を走っていきます。


アナと雪の女王の世界みたいやね


と、子どもたちも幻想的な風景にしばし見とれていました。


ただ、この時はまだ、次の日に待ちうけているもっとひどい猛烈寒波は予想もできずにいたのでした。



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