ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

インプラント初体験

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は、お恥ずかしながら自分の歯の治療に関するお話しです。少しだけお付き合いください。

若いころの虫歯跡がついにここまで

今さらながら、若いころもっと歯を大事にしておけばよかった。。。と後悔しても遅いのです。
左の下の奥歯。
一番最初は小学校か中学のころだと思います。
最初は何てことはない小さな虫歯だったのを軽く削って、かぶせてもらって。
でも昔の治療だから、かぶせも適当だったんでしょうね。かぶせてもらった内側でいつの間にか虫歯が進行して、やがて、かぶせてた部分がぽろっと取れてしまって。そしてまた少し削ってかぶせてもらって。
その繰り返し。


大人になるころには結構大きな空洞ができるほどになってしまっていました。
それでもまだどこか他人事のような感じで、歯が痛んだ時だけ少ししおらしく歯医者さんに行って治療してもらうんですけど、痛みがなくなるとまた同じことの繰り返し。


そして、ある日のこと。何かを噛んだ拍子に「ガリッ!」という音がして、とうとう奥歯がグラグラと揺れるようになってしまったのでした。
何年かぶりにかかりつけの歯医者さんに診てもらったところ、「奥歯が縦に真っ二つにひびが入ってますね~。」とのこと。
長年、削ってはかぶせての繰り返しで徐々に歯が脆くなってしまって、とうとう割れてしまったようです。


「先生、何とかなりませんか?」
「ちょっと無理ですね。」
「何とかまたかぶせるとか。」
「いや、これはもう抜くしかないと思いますよ。」
「え? 先生、抜いた後はどうなるんですか?」
「入れ歯にするか、ブリッジか、あるいはインプラントですかね。」

「。。。。。?」

入れ歯・ブリッジ・インプラント

言葉では聞いたことがありますが、入れ歯やブリッジやインプラントといわれても具体的なイメージがいまいちピンときませんでした。
それぞれ一長一短あるそうです。先生の説明によると、

入れ歯

人工的に作った歯と歯茎を、失った歯の部分にはめるのが入れ歯。保険適用で入れ歯を作れるので治療が安いのがメリットですが、その反面、保険適用の入れ歯は噛みにくかったり、きちんと合わないため物が挟まって痛いなどのデメリットがあるようです。毎日取り外して洗わないといけないのも手間がかかりそうですね。

ブリッジ

失った歯の両隣の歯を支えとして、橋(ブリッジ)のように人工の歯を被せるやり方をブリッジというそうです。
入れ歯みたいに毎日取り外す必要がなく、また外科的な手術も必要ないのですが、その代わり、支えとして使う両隣の歯を使ってブリッジを取り付けるため、両隣の歯を削らなければならないのがデメリットなんだそうです。

インプラント

インプラントは、歯の根っこになる土台の部分を顎の骨の中に埋め込む手術をして、その土台の上に人口的な歯を取り付けるという治療なんだそうです。3つの治療法の中では一番自分の歯に近く、ほとんど天然歯と同じように噛めるのが最大のメリットですが、インプラントには外科手術が必要なのと、治療が他の方法と比べて長くかかること、そして保険がきかないため、それなりに費用がかかるというデメリットがあるそうでした。


「さて、どうしますか?」と、3つの選択肢を迫られた私。その場で決めることはできず、いったん家に帰って考えることにしました。


「入れ歯は面倒そうだし、インプラントはちょっと怖いし高いからブリッジにするかなぁ。。。」と考えあぐねていた私を見て、奥さんが「インプラントにしとき」と即断。「インプラントが一番長く使えるし、何よりごはんが美味しく食べられるから。」とのこと。
こういう人生の選択に関しては、今まで奥さんの言う通りにして失敗したことは一度もありません。ここは奥さんを信じてインプラントにするか。


でもちょっと怖いなあ。
手術というのがどうも怖いんです。

でも、かかりつけの歯医者さんはとても腕のいい歯医者さんなので、こうなったら先生を信じるしかありません。というわけで、人生はじめてのインプラントを受けることになりました。

インプラントへの道のり

オペまでに、ダメになった古い歯を抜いてもらったり、その他いろいろと下準備で4か月くらい歯医者さんに通ったと思います。けっこう時間がかかるもんなんですね。

そして、いよいよオペ当日。他に患者さんのいない日曜日の午前中を貸し切りにしてもらって、インプラントの手術を受けてきました。
手術前、先生に「全身麻酔ですか?」って聞いたら、先生はクスッと笑いながら「いえ、歯のところだけですよ」


麻酔のあと、あごの骨をゴリゴリとドリルで削って下穴をあけてから、歯の根っこになる金具を直接あごの骨にねじりこんでいく作業は時間にすると全部で1時間ほど。ドリルで骨を削る振動や根っこを骨の中にぐいぐいとねじ込んでいく感覚は独特の感じでしたが、手術そのものは思ったほどの痛みも苦しさもなく、心地良く流れる音楽を聴きながらリラックスして臨むことができました。これで第一段階が終了です。ここから2か月ほど歯茎がしっかり固まってくるのを待ってから、次の段階に進むんだそうです。

インプラントにかかる日数と費用

日数について

歯が痛んだからといって、すぐにインプラントを施工してもらえるわけではありません。下準備というか、いろいろと手順を踏んでからようやくインプラント施工を迎えます。
私の場合、歯にひびが入ってからインプラントの土台を埋め込むまで4か月ほどかかりました。そのあと更に2~3か月様子を見てから次のステップ、土台の上に歯を取り付ける工程に進みます。なので、合計すると全部で半年以上かかることになります。
インプラントの最大の問題点は「時間がかなりかかること。」
インプラントを受けると決めたら、時間はかかるものと腹をくくるしかないと思います。

費用について

インプラントは健康保険適用外。つまり自費診療になります。
ケースによって治療費はいろいろですが、私の場合、奥歯1本のインプラントで35万円ほどかかりました。
1回目の根っこを埋める施術の時に20万円、2回目の歯を取り付ける施術の時に残り15万円という感じです。
35万円と聞くと高いですが、今どき車をぶつけて修理してもそれくらいかかります。死ぬまで長く付き合う自分の歯ですから、3つの治療方法の中から選ぶなら、やはり一番自分の歯に近いインプラントがおすすめです。
歯医者さんも、「お金のことを考えないならインプラントが一番おすすめ」と言ってました。


歳とともに歯の大切さを身に染みて感じる今日この頃です。
毎日の歯磨きだけでなく、歯間ブラシを使うなどして歯と歯茎のケアを怠らないよう、毎日気をつけましょう。歯のケアのために時間を割くことは、自分自身をメンテナンスする時間に等しいのです。

歯が抜けてぽっかり空いてしまった奥歯を子どもたちに見せてからというもの、子どもたちも今までよりちゃんと歯を磨くようになりました。


「ちゃんと歯を磨かないと、お前たちもこんなになってしまうんだぞ~~~!」



インプラント施工が完了して半年ほど経ちました。
初めのうちは奥歯に少し違和感があり、食べ物が奥歯によくつまる感じがあったのですが、そのうち歯茎が馴染んできて、今ではもうすっかり自分の歯のように違和感なく過ごせています。
固いものでも躊躇なく噛むことができ、食の健康を実感している毎日です。


歯を失わないに越したことはありませんが、もし残念にも歯を失ってしまったら、ぜひインプラントをおすすめします!


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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