ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

ルーフテントが酷暑の車内温度を抑制?!


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は、ハイエースの屋根に設置したルーフテントの副産物というか、テントベースを設置したことによって「真夏の車内温度がかなり抑制される効果があった」ということについて書いてみたいと思います。

全国的に酷暑の日本列島

今年の夏はいつにも増して暑いですね。本当に夏らしい夏というか、セミが朝からやかましいほど競い合って鳴いています。
アメリカ合衆国では今年もサマータイムが行われていますが、日本もせめて夏の間だけでも時計の針を1~2時間進めるサマータイムを導入すればいいのに、と真剣に思います。この時期、朝4時~5時にはもう外はすっかり明るいですから、全国で統一して時計を1~2時間進めれば、色々なことがまだ早朝の涼しいうちに片付けられます。また、アフターファイブも今よりもっと充実して過ごせることでしょう。何しろ、サマータイムでは夜20時~21時(通常の19~20時にあたる)でもまだ明るいので、仕事が17時に終わってから3~4時間は明るい中で自分の時間に充てることができるわけです。


話しが少しそれました。今日は猛暑の車内のお話しです。


うちのハイエースは屋根の前1/3がソーラーパネル、そして後ろ2/3がルーフテントを設置するのためのベース部分となっています。つまり、ハイエースの屋根全体がソーラーパネルとテントベースで覆われていることになります。
ルーフ全体をイノーのルーフキャリア2セット(計4本の脚)で支え、その上にソーラーパネルとテントベースが乗っかっていて、屋根とベースの間に7センチくらいのすき間があります。

ルーフテントをDIYで製作しようと思った時は、別に夏の暑さ対策という視点は全く考えてもいなかったのですが、ルーフベースが完成してみると、実際に屋根の上にテントを張って寝るという本来の使い方の他に、このルーフベースのおかげで屋根の上に常に日陰ができるという意外な副産物を生んでいることに気づきました。これはつまり、ルーフベースが太陽を遮ってくれるおかげで真夏でも車内温度がそれほど上昇しないということ。


ルーフベースのおかげで照りつける日光は車の屋根に直接当たることなく遮断されますから、言ってみればハイエースは常に木陰の下にいるような状態です。

もちろん車のボディ(側面)や窓ガラスからも太陽光は入っていくので、車内は少しずつ暑くはなっていくのですが、何もない状態と比較すると、気温の上がり方はかなり緩やかに抑えられています。


※日本自動車連盟ホームページより引用

上の表はJAFの実験結果を引用したものです。外気温34℃の場合、車内は50℃越え。ボディが黒だと車内温度は57℃に達してしまいます。

車内温度を実測してみる

では、ルーフベースによってどれくらい車内の温度が抑えられているのか、外気温と車内温度を実測して比較してみましょう。


まずはルーフベースの上に温度計を設置して外の気温をはかります。

7月下旬、昼12時の時点でルーフベースの気温は41.9℃となっていました。雲一つない晴天で、容赦なく太陽が照りつけています。

次に、ハイエースの車内にデジタル温度計をセットして、車内温度をモニタリングしてみたいと思います。


車内は37.2℃を示していました。
37.2℃はもちろん暑いは暑いですが、対策無しでは車内が50℃以上になることを思えば、ルーフベースのおかげで随分温度上昇が抑えられていることが分かります。


ルーフベースを設置するのはそれなりに手間とコストがかかりますが、太陽光線を遮ることで車内温度上昇を抑える効果があることは間違いありませんから、たとえば裏地がシルバーコーティングされたタープテントを1枚、車を覆うようにかぶせておくだけでも車内温度はかなり抑えられると思います。
夏シーズン、旅先で1時間以上車を停めて観光するような場合には、少し面倒でもタープテントを裏返しにして車にかぶせてやることで、車に戻った時の灼熱地獄がかなり軽減されますから、試してみる価値はあると思います。


いずれにせよ、夏の行楽はくれぐれも熱中症に気をつけて、こまめな水分補給と休憩をはさみながら無理のない計画で楽しみましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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