子どもたちにハンドメイドの財布をプレゼント - ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今日は、子どもたちのために革財布をハンドメイドしたというお話しです。

お小遣いを入れるための財布

最近お金に興味が出てきた子どもたち。
これまでは、毎月決まった日にお小遣いをあげるのではなく、「必要なものはその都度買う」方式だったのですが、最近、学校や保育園の友達から「おこづかい」というキーワードが出てきたようで、子どもたちから「毎月おこづかいがほしい！」というリクエストがありました。
これは、子どもたちに「お金」の概念が芽生えてきたしるしです。今までもお金の概念はあったのですが、より「自分のお金」という感覚が出てきたようです。また、お金を数えることを通じて算数的な考え方がより体感的に理解できる効果も期待できそうです。

そこで、子どもたちが大切なおこづかいを入れるための初めての財布を、ハンドメイドでプレゼントしようと思い立ち、さっそく家にあったレザーを使って革財布を作ることにしました。
ちなみに、うちは奥さんの財布と自分の財布も、以前ハンドメイドで作ったやつを使っています。
ハンドメイドで財布を作るというのは、やってみると何かとても神聖な感じがして、また、その手作りの財布でお金を管理するというのも、単にお店で買った財布を使うのとは少し違うというか、家の中に入ってくるものと外に出ていくものを見守る大切な役割を担ってくれているような気がします。
子どもたちにも、物やお金を大切に扱うという気持ちが伝わってくれたらいいなと思います。

シンプルで長く使えるハーフサイズ

小さな子どもたちが使う財布なので、最初はちっちゃな小銭入れにしようかとも思ったのですが、せっかくなのである程度の年齢まで使えるように、長財布の半分サイズの大きさで作ることにしました。
これなら使いようによっては大人になるまで使えます。

ファスナーは外側と内側の2重式にして、内側のファスナーのところが小銭入れになっています。
小銭が出し入れしやすいように内側のファスナーは大きく下まで開くようにL字型にしました。

お札はこんな風に半分に折り曲げて入れる形になります。

小銭入れの反対部分は財布の外側と折り返しでつながっています。

外のファスナーを閉めた時に、この折り返し部分がデザイン上のアクセントになるように、あえてむき出しのままにしてみました。ファスナーをコの字にしてしまうと子どもたちが開け閉めしにくいかもしれないという理由もあります。

財布の内側には、いつか使うかもしれないということで、カードホルダーを3枚分設けてあります。今の子どもたちにとっては完全にオーバースペックですが（笑）
でも、子どもたちって意外とこういう細かいディテールが重要だったりするんですよね。
子どもだましではない本物仕様にあこがれるのが子ども心ってもんです。
こういうところはもしかすると女の人にはわからない部分かもしれません。