湯船から眺める庭に心癒される
古家をリノベーションして滋賀に移住したのが2014年でした。リノベーションのあと一番最初にした外構DIYが浴室の箱庭づくりです。
浴室の幅いっぱいに窓を広げてもらい、湯舟に腰をおろして窓から外が見えるように、湯舟の上ギリギリまで窓を下げてもらってあります。
ここに坪庭を作る計画です。浴室は裏庭部分なので、あまり広いスペースは取れませんが、お風呂につかって庭を庭を眺められたら素敵だろうなと想像しながら、箱庭の構造をいろいろ考えました。
基礎として束石を4つ置き、その上に柱4本で小さな骨組みを作ります。あらかじめリノベーションの時に、外壁に受け木を取りつけてもらっていたので、そこから垂木を伸ばして、骨組みと家を固定します。箱庭の屋根は波板で覆うことにしました。
地面から90センチくらいの高さに床用の根太を回し、コンパネで床を作ります。高床式ですね。この高床式の床の上に箱庭を展開していきます。箱庭のぐるりは杉板で囲むようにしました。
箱庭の広さは横幅150センチ、奥行き60センチ、高床からの高さが120センチくらいです。
杉板で囲った目隠しの板壁は、後々箱庭のメンテナンスをする際に開け閉めできるよう、丁番でつなぎました。
高床の床下部分はちょっとした収納スペースになっていて、木工用の木材のストックなどをここに置いています。
箱庭は2段構造+ミニ水中ポンプ
さて、箱庭の構造ですが、まずコンパネの床の上に、コンテナボックスを数個置きます。このボックスの中にプランターを入れて植物を配置する計画です。こうすれば水やりをした時に垂れた水がコンパネに染みて腐らずにすみます。コンテナボックスの角に小さな穴をあけて、垂れた水が抜けるようにコンテナボックスの下にブロックをかませてに少し角度をつけておきます。コンテナの穴から流れ出る場所だけ、コンパネにも穴をあけておきます。
箱庭のデザインは壁ぎわに植物を配置して、水槽用のポンプを利用して小さな水場を作り、手前部分は白い玉石を敷き詰めることにしました。
水場は、熱帯魚用の水中ポンプを使います。15リットルくらいのポリプロピレンの蓋つきボックスを用意して、その中に水中ポンプを仕込み、フタに穴を開けてポンプからチューブを出します。フタの中央部分に1センチくらいの穴を10箇所くらい空けておきます。その上に陶器の鉢を置いて、チューブから汲み上げた水を鉢に注ぐようにします。鉢から溢れた水はフタにあけた穴からコンテナボックスの中に落ちていきます。こうすれば循環式の水場ができます。チューブは竹の筒を通して流れ出るようにして、箱庭らしいデザインにしてみました。
さて、次は玉石の敷き詰めですが、小動物のケージ用に使う平らなトレイがちょうど大きさが手ごろだったので、それを2枚使って玉石用の床を作りました。植物や水場以外のスペースにこのトレイを置いて、そこに玉石を敷いていきます。コンパネの上にコンテナボックス、その上にトレイという形です。ここが実際の箱庭の床部分になります。植物のプランターや、熱帯魚用の水中ポンプを仕込んだコンテナボックスなどはトレイの下に置かれて、トレイの上に玉石を薄く敷き詰めてあります。
これを浴室からみると、目線の高さに白い小石が敷き詰められ、竹から水が流れる箱庭の景色になります。
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