ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊のマナー

家族4人で、ナローボディのハイエースを色々工夫したり自作したりして、車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は車中泊のマナー問題について考えてみたいと思います。


皆さんは車中泊の停泊場所選び、どうされてますか?

定番は道の駅や高速のSA、あとはRVパークなどでしょうか?

最近は、車中泊のマナー問題が取り沙汰されて、車中泊禁止の道の駅も出てきています。10年前には考えられなかったことですが、一部のマナーの悪い人たちの行いが、車中泊全体へのイメージダウンに繋がっていることは憂うべき現実です。

車中泊とサーフィンの意外な共通点

これは、サーフィンをする人にとっては実はとても似たような現実があり、サーフィンと車中泊の共通点を痛感する今日この頃です。

つまり、サーファーにとって海は誰のものでもなく、誰でも自由に入れる場所なのですが、ごく少数の質の悪いサーファーによるゴミの問題や素行の悪さ、地元サーファーとの縄張り争いのような喧嘩沙汰などが各地で起こり、今だに特定のサーフポイントはローカル(地元のサーファー)しか入れないという暗黙のルールがあります。


道の駅における車中泊禁止も、全くこれと同じで、道の駅の地元従業員、出入りする農家さん、商品を納品する地元の人たち。。。みんな地元の人なんです。

私は以前信州に暮らしていたことがありますが、当時1億円のふるさと創生金で地元の村に道の駅ができました。「おらが村に道の駅ができたぞ!」と村人たちにとって道の駅は思い入れのある村のシンボルであり、ランドマークなのです。

地元の人たちは朝一番に店に農作物や商品を届けにやってきます。トイレを掃除し、店や駐車場をいつも綺麗にし、花を植え、雑草を抜き、雪が降れば雪かきをして、誰よりも道の駅を愛する人たちなのです。

そこへ、車中泊の人たちがやってきて、トイレは汚す、電気は盗む、あげくに駐車場に椅子やテーブルを出して宴会を始める。
道の駅にはいっさいお金を落とさず、さんざん騒いで去っていく。


そら怒ります。


車中泊する人たちからすれば、仮眠が許された公共の休憩スポットであり、自由に使って何が悪い?という感覚なのですが、地元の人にとってはおらが村のシンボルでありランドマークである大切な道の駅なわけです。

ここに、「みんなの海されど地元の海」というサーフィンと同じ対立構造があり、軋轢が生じてしまうんですね。


そういう意味では、RVパークというのは道の駅での車中泊問題の一つの方向性を示しているとは思います。
車中泊専用スペースを設けて、一定の料金を支払って車を停めるしくみ。これなら双方に納得性があります。
お金を払う割にはトイレから一番遠い場所だったりしますから、車中泊をする側からするとやはり避けられているような微妙な感覚ですが。

1人1人がマナー意識をもつしかない

車中泊が市民権を得るには、サーファーがそうであるように、一人一人が人に迷惑をかけない意識を持つことやしてはいけないルールを守ることが大切と思います。
そして、できるなら、車中泊愛好家がきちんと組織化して、奉仕活動などを通じて社会貢献していくなど、自分たちの停泊場所を自分たちで守る活動に取り組んでいくことが、とても大事だと思います。

そうしないと、いずれ日本中どこの道の駅も車中泊での利用ができなくなって、自分の首をしめることになってしまう気がします。


提案。

車中泊をした翌朝は、ゴミ袋を持って散歩がてら停泊場所のゴミ拾い。

ほんの10分。
使わせてもらってありがとう!また来させて下さい。
の気持ちを込めて。

1人が変われば、みんなが変わっていく。
できる範囲で実践していきたいですね。



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