ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊 新型コロナウイルス情報


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

さて、今日は新型コロナウイルスという未知の病原体について、いろいろ飛び交っている情報を整理しつつ、少し真面目に考えてみたいと思います。

今日お話しすることは
1.covid19の最近の疫学について
2.PCR検査、抗原・抗体検査について
3.マスクを着用する意味について

1.covid19の最近の疫学について

まだまだ未知の部分が多いcovid19(新型コロナウイルス)ですが、疫学調査が進み、少しずつ特徴が見えてきました。
まず、感染から発症まで「2週間」とよく言われていますが、これはウイルスに感染した人がの98%が14日以内に発症しているという状況から「14日」という一つの目安が言われているわけですが、感染から2週間後に発症するというのとは少し違います。医療機関においてはこの「14日」という数字よりも、「発症の2日前」「感染から5日」という数字の方がより具体的に使われています。

これはつまり、ウイルスをもらった人が他の人にウイルスをまき散らす割合としては、発症の2日前が一番ピークであること、そして、感染してから発症するまでの5日間が一番警戒が必要な時期であるということです。ここを過ぎれば、本人の症状は別として人にウイルスをうつすリスクは減少します。

発症の2日前ということはまだ症状が出ていないわけですから、本人が無自覚であり、知らない間に人にうつしてしまう可能性があるということです。これが新型コロナウイルスの怖いところです。こういう状態の人を「無症候キャリア」と呼びます。

もう一つ、疫学で分かってきたことは、この無症候キャリアの中で、特に気を付けないといけないのが「若年層の人々」です。30歳未満の方に無症候キャリアが多く、とくに10代以下の若い人はそのまま発症せず元気なままである可能性が高いということです。本人は元気だけれど、実は新型コロナウイルスに感染していて、他人にウイルスを配ってしまうという「無症候キャリア」これが新型コロナウイルスの怖さです。

10代以下つまり遊び盛りの小中高校生がウイルスを持っている可能性が高いということは、これからの私たちの行動を自己管理する上で意識しておかなくてはならない情報です。世間を見回してもマスクをしていない子どもたちは沢山います。家族においても「子どもたちは大丈夫」という何となく根拠のない安心感がありますが、学校などでウイルスをもらって帰り、家で親にうつすというケースが今後増えていくかもしれません。また、子どもを連れた車中泊やバンライフ、観光地を回る場合において、子どもたちがたくさん集まる場所というのは、これからは特に注意が必要と思われます。

2.PCR検査、抗原・抗体検査について

PCR検査という言葉、新型コロナで初めて聞いた方も多いと思います。これはウイルスというとても小さな物体を遺伝子レベルで100万倍に増殖させて見えやすくする方法のことです。鼻の奥の粘膜から検体を採取して、そこにウイルスがいるかどうかを調べるわけですが、PCR検査でわかることは、そこにウイルスがあるかないか?ということなので、必ずしも感染しているかどうか?は分からないわけです。だから、ウイルスが見つかれば「擬陽性」という言い方をします。ウイルスを100万倍に増やすため少なくとも数時間は要するため検査に時間がかかるというデメリットもあるようです。


身体の粘膜にウイルスがあるかどうかを調べるPCR検査に対して、抗原検査というのはウイルスに感染しているかどうかを調べる方法です。身体の中にウイルスが入ると、免疫系がウイルスに反応して免疫細胞の表面にウイルスが侵入したことを表す「旗」のようなものをたて、他の細胞にウイルスの侵入を知らせます。この旗が立った状態を抗原と言い、抗原があるかないかを調べることで初期の感染を調べることができます。


これに対して抗体というのは、細胞にたてられた旗を見た他の免疫がウイルスを攻撃するためにミサイル弾のように弾を作り始めます。このウイルスを攻撃する弾のことを抗体といいます。
抗体が作られるのはウイルス感染してからややあとなので、抗体の有無を検査するのは、感染してしばらく時間が経ってからの感染状況を示します。


PCR検査はまだまだ一般の人が手軽に受けられる検査方法ではないですが、一方、抗原検査の方はそれほど難しい技術ではなく、コスト的にも比較的手軽に受けられる検査方法なので、これからは抗原検査をうまく利用して、初期の感染を突き止めることが感染拡大を防止するうえで大切なことだと思います。身近な医療機関などで、「新型コロナウイルスの抗原検査はやってもらえますか?」と聞いてみるのも一つです。抗原検査でマイナスであれば、とりあえず現段階ではウイルス感染していないことは確実です。

3.マスクを着用する意味について

すっかりマスク姿が世の中に定着してきていて、マスクをファッションの一部として楽しむ若者も増えつつあるようです。これからは、洋服を着る、靴を履く、と同じようにマスクを身に着けることが当たり前になっていくと思われますので、おしゃれ感覚は大切なことだと思います。

ただ、一方でマスクの意味を考えると「単に口を覆うもの」というだけでは機能を満たしていない場合がありますので、そこは注意が必要です。そもそも、ウイルスの大きさとマスク素材の穴の大きさを比べると、布マスクの生地の穴はウイルスが人の身長とすると、生地の穴は3階建てのビルくらいの大きさなので、布マスクはまったくウイルス防御の意味がありません。もし布マスクをするのであれば、内側に不織布などを1枚はさんで使う必要があります。

それと、マスクをする意味についてですが、感染拡大が懸念された初期の段階においては「他人からウイルスをもらわない」ためにマスクを着用することが主な意味でした。これが、ウイルスが拡大し、世の中に広く「無症候キャリア」が存在している現状を考えると、マスクは「他人にウイルスをまきちらさない」ための拡大防止の意味の方が大きいと思います。


それともう一つ、濃厚接触者を除外するための定義として「双方がマスク着用」というルールがあることから、もし自分や家族・知人にコロナ疑いが出たときに、行政からの指導で「濃厚接触者」という扱いをうけないための予防策としてマスクを着用しておくことが、とても大切な意味だと思います。お互いがマスクを着用していれば、とりあえず濃厚接触者ではないということで「不要な取り調べ」をスルーできます。


これがもしどちらかがマスクを着用していなかった場合、行政から濃厚接触者の扱いを受けると、さまざまな強制的な拘束が発生し、仕事や生活に大きな影響が出ます。また、濃厚接触者という扱いをうけると、自分だけでなく職場や親戚知人、保育園や学校などにも風評を広げてしまい、社会からそういう目で見られてしまうという見えない被害をもたらす恐れがあります。日本の場合、特にこの見えない被害が大きいと思います。

自分が濃厚接触になっただけで、会社の同僚はみな濃厚接触者の濃厚接触者となり、その家族も濃厚接触者、同僚の子どもたちも保育園への登園を拒否され、みんな自宅待機させられます。その大元が自分だとしたら・・・もうその会社にはおられなくなってしまうかもしれません。

そういう意味でもマスクの着用はとても大切なことだと思います。

sleepysheep-zzz.hatenablog.com




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