ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今年初となるプチ車中泊
2月3日は立春、そして2月19日は雨水です。24節期ではぼちぼち春ですね。
それに応えるかのような暖かさと、また寒の戻りとを交互に繰り返しながら、一歩ずつ春が近づいてきています。
先週末は琵琶湖畔にプチ車中泊に行ってきました。子どもたちからずっとせがまれていたんですが、なかなか車中泊に行けず、去年の12月1週目に越前方面に行って以来、2ヶ月ちょっと間が開いています。
あいにく日曜が仕事なので、金曜の仕事が終わってからの夜発で、翌日土曜日には帰ってくるという、本当にプチな車中泊旅でした。
それでも子どもたちは大喜びではしゃぎまくり、奥さんも結構楽しくリフレッシュできたみたいなので、ちょっと無理して行ってよかったです。
金曜日。
奥さんが一足早く18時半くらいに家に帰ると、先に荷物の支度をはじめておいてくれました。私が帰ったのが19時15分くらい。普段着に着替えて荷物を車に積み、19時40分くらいに出発です。
なかなかスピーディな連携プレーでしょ?
積み込んだ荷物は
お風呂の用意、洗面セット、着替え、寝巻き。
毛布2枚。保温ポットのお湯、ペットボトルの水2リットル
朝ごはん(レタスとキャベツ、ハムと焼き豚、ゆで卵、パン、スープ、ヤクルト、牛乳、オレンジJ、ヨーグルト)昼ごはん(カップ麺2つ、米1.5合)あと、今回は子どもたちが自転車に乗りたいというリクエストだったので、車の後ろにキャリアをつけて、自転車を積んでいくことにしました。
金曜の晩ご飯は、子どもたちがお寿司が食べたい!ということで、くら寿司に寄っていくことにしました。
そのあと、草津にある「水春」という入浴施設のお風呂に入ることにします。
子どもたちは、ここのお風呂のことを「赤い温泉のお風呂」と呼んでいます。
建物が赤いベンガラ色なのが子どもたちの目には新鮮に映るみたいです。
ここのキッズコーナーにはボルダリングの壁があって、子どもたちはそれがお目当てなんです。
家の壁にボルダリングをこしらえて以来、子どもたちはすっかりカベ登りにハマっています。
お風呂のあと、今夜は琵琶湖の湖畔にある無料のパーキングエリアで車中泊することにします。
地図を見ると分るように、ここは琵琶湖に浮かぶ島になっています。
走っていると島に渡った感じはしませんが、島は2本の川にはさまれるように隔てられていて、琵琶湖に面する湖畔には無料の駐車場が2カ所。そして、駐車場の周辺には広々した緑地帯が広がっていて、昼間はここに沢山の家族連れや釣り人たちがやってきます。
駐車場の台数がそう多くないため、昼間は常に満杯ぎみで、早い時間に入らないとなかなか車を停めることができませんが、今回は夜遅めの時間だったので車を停めることができました。それでもすでに半分くらいのスペースは埋まっています。車中泊にも人気のスポットなんでしょうね。
2つある駐車場のうち、公衆トイレがある方の駐車場の方がやはり先に埋まっていくようです。うちはトイレ問題は車内で解決できますから、トイレのない、空いている方の駐車場に車を停めました。その方が静かに眠れますしね。
常に積んである布団の他に、念のため毛布を2枚追加で持ってきましたが、毛布は全然必要ないほど車内は暖かく、家族でしばしデザートとおやつタイムを楽しんだあと、朝までゆっくり寝ることができました。
早春の湖畔をサイクリング
翌朝。
外は風もなく穏やかに晴れています。2月とは思えない暖かさで、トレーナーだけで十分いけそうです。
朝ごはんを食べたあと、子どもたちは待ちきれないように自転車を早く降ろせとの催促。
といっても、まだ自転車に乗れない下の子は、私の自転車に取り付けたジュニアシートの上なんですが。
下の子はここが大のお気に入りです。ジュニアシートの持ち手のところに付けてあるチリンチリンを鳴らしながら、颯爽と走るのが大好きなんです。
あまりに気に入ってしまって、なかなか自分で自転車に乗ろうとしないので困ったものですが、こうして子どもを懐に乗せてカンガルーのように走れるのもあと少しの間。
そう思うと、とても貴重な時間に思えてきます。
今日は本当にサイクリング日和です。
青い空と穏やかな湖面。琵琶湖の対岸には比叡山から比良山系の山々がくっきり見えています。
琵琶湖畔は比良山からの冷たい風が吹き下ろすので、風が強い時はかなり寒いのですが、今日は風もなく穏やかです。
湖畔沿いの道をしばらく走ると、もう一つの駐車場に差しかかりました。こちらの駐車場には公衆トイレが整備されています。
なかなかキレイなおトイレです。
案の定、こちらの駐車場はほぼ満杯でした。人々の嬌声が賑やかに響いています。
やはりトイレのない方の駐車場に泊まって正解だったようです。
緑地帯では、大きなテントを張ってデイキャンプを楽しんでいる人たちの姿がありました。
野火は禁じられていますが、バーベキューコンロで火をたいている人もいます。
島はぐるっと周回できるようになっているみたいでしたが、帰帆島にかかる大きな場所までくると、子どもたちが少し心細くなってきたのか、そろそろ引き返そうということになりました。
車まで戻って、今度は奥さんとバトンタッチです。今回は大人用の自転車を1台しか積んでこなかったので、交代して今度は奥さんと子どもたちでサイクリングです。
子どもたちにとっては結局2往復したことになり、かなり満足したようでした。
それでも疲れるどころか、「今度は公園に行きたい!」とのこと。
島の反対側にある総合公園に行ってみることにしましょう。
コロナだというのに公園はすごい人出
島の奥の方にある矢橋帰帆島公園は、子どもの遊べる広い遊び場の他に、グラウンドやプール、キャンプ場、サイクルセンターなどの施設がある複合施設になっています。
お昼前に公園に着くとすでに駐車場はほぼ満杯でした。滋賀、京都以外の他府県ナンバーの車が目立ちます。
結構遠方から来られているみたいですね。
広場には色とりどりのサンシェードテントが並び、まるでフェス会場のようになっています。
コロナはいったいどこへ行ってしまったのか?という感じのすごい人出です。
まあ、広々した屋外のことですから、これだけ人がいても密になることはないと思いますが、お弁当を広げているファミリーは皆マスクを外しているので、そういう場所にはあまり近寄らない方が良さそうです。
子どもたちはサイクリングの疲れもどこへやら、あっちこっちの遊具へと走り回って遊びます。
これくらいの年齢になってくると、男の子2人を親が1人でみるのはかなり厳しいですね。
私がほんの一瞬目を離した隙に下の子が迷子になってしまいました。
うんちを替え終わってオムツを丸めているほんの一瞬です(笑)
かなり焦って探しました。奥の方の散歩道のところで、別の家族連れの方が声をかけてくれているのが見え、無事再開できてひと安心です。
まだまだ遊びたい様子でしたが、子どもたちの顔にすこし疲れが見えてきたので、そろそろお昼ご飯にすることにしましょう。
駐車場のすぐ外側が緑地帯になっていて、そこにテーブルとベンチを出して座ります。
朝はパンとサラダ、ヨーグルトなどでしたが、お昼はご飯を炊いて、カップ麺とご飯をいただくことにします。羽釜で炊いたご飯にかしわ飯の具を混ぜて、混ぜご飯にしました。
家ではあまりカップ麺を食べないので、子どもたちはお湯を注ぐだけでできるカップ麺に興味津々です。最近はぺろりと1個平らげます。
2月上旬のお昼過ぎ、ポータブル電源の充電状況はというと、ご覧の通り100Wソーラーパネル 2枚で70W〜80Wくらいでした。
昨夜の冷蔵庫の消費電力を補充してくれています。スアオキはパススルー充電に対応しているので、このように冷蔵庫を使用しながら同時に充電できるので助かります。
これができない、つまりパススルー機能がないポータブル電源は、車中泊で利用するにはとても不便なので、ポータブル電源を選ぶ時は必ず「パススルー充電」機能があるか?チェックしておきましょう。
さて、お昼ご飯を食べて元気を回復した子どもたちと、「おもしろ自転車」コーナーに遊びに行きました。
ここは大人290円、3歳以上190円、30分間の時間制になっています。公園の管理事務所で先に予約券を買っておくシステムになっていて、私たちも公園についてすぐ管理事務所に行って予約したのですが、すでに14:30まで一杯でした。
大人と子どもが一緒に乗れる自転車というか4輪バギーのようなものや、家族4人で乗れるホロ馬車みたいなのや、子どもが一人で運転できる自動車もあって、色んな自転車を乗り換えながら、1周100mほどのコースをぐるぐる回ります。30分間は短いように思えますが、次々に自転車や車を取替えながら常に大人はペダルをこいでいるわけですから、30分間で十分な運動です。
子どもたちはもっとやりたそうでしたが、時間終了の鐘がなり、帰りに自販機のアイスクリームを買って、車で舐めながら帰路につきました。
帰りの車内は子ども2人とも爆睡だったことはいうまでもありません。
とても楽しい早春の1日でした。
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