ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

ハイエース車中泊 後席シートまわりの収納術





ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

車中泊を快適に過ごす上で、車内収納の大切さをあらためて実感しています。
特に後席シート周りの収納活用術について今回は考えてみたいと思います。

後席シートまわりの収納が快適化のカギ

車中泊する中で、場面によって「走行モード」「食事リビングモード」「就寝モード」と車内は変化していきますが、それぞれの転換時にもっとも行動の基点となるのが後席シート周辺のスペースなのではないかと思います。


うちでは車中泊のモード転換をなるべくスライドドアやリアゲートを開けず、また人が外に出ることなく、車内に居ながら転換できるように工夫しています。
それは雨の日対策でもあり、また夏場は蚊や虫の侵入を防ぐためでもあります。

そのために重要なのが、後席シートや後部リビングに座った状態で、各場面への転換や必要な道具が出し入れできる、ということなのです。


まず食事モードにおいては後席スペースは火の使用場所になります。
子どもがまだ小さいわが家では、火を使う場面は特に気を使います。車中泊では保温ポットにお湯を入れていくなどなるべく火を使わないよう工夫してはいますが、どうしても最小限のコンロ使用は必要になります。
その場合は後席スペースを調理場所にして、後席の背もたれで仕切って後部リビングから子どもたちが火を触らないように気をつけています。

また、就寝モードに転換する場合も、後席シートを中心に床のフラット化、土台の設置、マットレスの展開などを行います。同じように朝起きてからも後席シート付近から順に元に戻していくことになります。


つまり、後席シートを中心にしたゾーンに必要な物が収納されていると、車内を前後に移動しなくても作業がスムーズに流れていけるわけです。

後席まわりの収納場所

それでは具体的に後席まわりでどのように収納スペースを確保していくか?
うちの場合を例にしながら考えてみたいと思います。

収納1:シート足元
まず1つめは座席とエンジンルームの間です。
ハイエースの後席は3人がけベンチシートですが、実際ここに3人並んで座ることはまずないと思います。なので、後席シートは2人座れれば十分なわけです。
うちのハイエースは片側スライドドアなこともあって、シートの右側奥は行き止まりになり、壁から50センチくらいの空間を収納スペースとして使うことができます。

うちではこのスペースに3段ボックスを改造した収納ラックを設置して、その上に車載冷蔵庫を置いています。

収納ラックの下半分はポータブル電源置き場になっていて、中段が引き出し収納です。
この引き出し収納はさまざまな便利道具や救急セット、常備薬、マスクの予備なんかが入っていて、旅先で必要な時にさっと取り出せるようになっています。この他にも、乾電池、ハサミ、カッター、ライター、缶切り、爪切りなど、雑多ですが、生活に欠かせない小物たちを小さな収納ケースにまとめてこのラックに収納してあります。

これ以外にラックと運転席の隙間や、ラックと後席シートの隙間にも収納スペースがあり、フロントガラス用のバイザー、サイドウィンドウの網戸、ミニテーブル、サンダルやほうきなどがすぐ取り出せるようになっています。またシートの上には自作のコンロボックス、車内トイレ用の尿取りパットなどが置いてあります。


収納2:エンジンルームカバー

後席から見た目の前の足元、ちょうどエンジンルームが出っ張っている部分に木製のカバーを自作してあります。この天板部分が開け閉めできるようにしてあって、その中には予備のオムツやお風呂に入れない時の入浴剤、雑巾、買い物袋、ビニール袋、雨ガッパなどがしまってあります。

このドライシャンプーとドライ石けんは、夏の車中泊にはとても重宝します。
寝る前にこれで身体をサッと拭くと、清涼感でとても気持ちよく眠れておすすめです。



収納3:シート下
さて、次に後席シート下を見てみましょう。

シート下の収納についてはこれまで何度かレイアウトをアレンジしたり、入れ物を工夫してきました。
現在は、写真のように2つのコンテナを分けてシート下に置いています。

以前はシート下全面を使った収納ボックスを自作して、傘などの長尺ものが収納できるようにしていたこともありましたが、この場合、一旦車外に出て横から引き出す形になるのが難点でした。

シートを支える脚の出っ張りや、床にボルト留めしてあるところが邪魔するので、全面を使った収納ボックスを作る場合は横25センチ、高さ8センチくらいが限界になります。




脚と脚の間は約42センチ


奥行きは約25センチ


高さは約11センチです。


このヤザキのポリコンテナ、たまたまうちの道具入れに使っていたのですが、サイズ的にちょうどいい感じだったので。。。


このコンテナに調理道具を入れて、シート下に収納してみたところ、ほぼジャストサイズでした。



またこれとは別に、小さめの収納ボックスを一つシート下に置いて、ここにはフリーズドライ食材や調味料関係をストックしています。






最後まで読んでいただきありがとうございます。

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