ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊おすすめスポット〜八ヶ岳編1

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は信州の八ヶ岳エリアをぐるっと一周する車中泊スポットについて書いてみたいと思います。


八ヶ岳の魅力

私が初めて八ヶ岳と出会ったのは20代の頃でした。初めて見た八ヶ岳の美しい容姿にすっかり虜になってしまったことを覚えています。
八ヶ岳の魅力はまず第一にその容姿の美しさにあると思います。

北の端にある蓼科山から南の端にある編笠山まで、一つ一つ表情の異なる山々が織りなす縦長の連山が、まっ平な大地から隆起している姿は、他の山と違って周囲の土地が起伏のない広大な平野であることによって、平地と山のコントラストが際立っています。


古い言い伝えによると、はるか昔には八ヶ岳全体が一つの独立峰で、その高さは富士山の何倍もあったのですが、火山の大爆発により八つの山々に分かれてしまった、という伝説があったりします。

真偽の程は明らかではありませんが、何となく壮大なロマンを感じます。


諏訪大社で7年に1度(6年ごとに)行われる御柱祭という奇祭がありますが、そのお祭りで大社の4隅に立てられる4本の巨木は遠くこの八ヶ岳の山中から切り出され、人々の手によって(引きずって)はるか諏訪大社まで運ばれていくのです。
八ヶ岳には諏訪大社が所有管理している山林があるのですね。


諏訪の御柱祭は今から1500年前には行われていたと言われていますから、すでにその頃にはこの地を治めるかなり力のある王がいて、人々の信頼と信仰を集めていたと思われます。あれだけの勇壮な祭りを維持するには、民衆の自主的な参加と団結が不可欠だからです。
その人物というのが諏訪大社の御祭神である建御名方(たけみなかた)という人です。
かの武田信玄公もこの建御名方を厚く信仰していたそうですから、建御名方の人望の厚さがうかがえます。


建御名方は古代出雲族の出身で、大国主の子どもと言われていて、勇猛かつ面倒見のいい偉大な人物だったようです。

なぜ、古代出雲出身の建御名方が遠く諏訪の地で活躍し、諏訪大社の御祭神になっていったのか?
彼のお話しはまた別の機会に書いてみたいと思います。今回は八ヶ岳のお話しです。


八ヶ岳エリアへのアクセスとドライブルート

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関東地方からなら、中央道で小渕沢や茅野までひとっ飛びです。あるいは少し遠回りですが碓氷峠を越えて軽井沢を目指し、佐久、小諸から八ヶ岳に向かうルートも考えられます。碓氷峠といえば横川駅発祥の「おぎのや」の峠の釜めしが名物ですね。もとは碓氷峠を越える蒸気機関車が横川駅で長時間停車する間に販売されていた温かい駅弁で、陶器の器に入ったお弁当でした。昔の家にままごとのおもちゃとして転がっていたのを思い出します。


関西や愛知からの場合は中央道か国道19号で恵那や中津川を越えて塩尻、諏訪を目指すのが信州に入る定番ルートです。
中央道の茅野でインターを降りて、蓼科方面に少し走ると目の前に八ヶ岳の姿が飛び込んできます。

八ヶ岳をぐるっと1周する場合、向かって右から時計と反対まわりにめぐる行き方と、八ヶ岳に向かって左手から時計回りに周る方法、そしてもう一つは八ヶ岳の肩の部分を越えて、つまり八ヶ岳を乗り越えていくルートが考えられます。


1つ目の右回りコースは、茅野から原村を抜けて八ヶ岳の裾野をぐるりと富士見町を通り、小渕沢、清里、野辺山と八ヶ岳南麓をドライブし、小海町を経由して佐久市内を目指すというコースがあります。これは八ヶ岳の雄大な姿と高原の清々しさを堪能できるおすすめコースです。


このルートは、長野県外からの旅行者にはあまり思いつかないルートかもしれません。ナビはこんな走り方は絶対に表示してくれないでしょう。


5月から9月、つまり信州における初夏から秋の一番気持ちいい季節を、いかにも信州らしい景色の中、快適なロングドライブを楽しむことができる、そんなモデルコースがこの八ヶ岳右回りルートなのです。


標高日本2位の国道と神秘の池

さて、もう一つのおすすめルートは八ヶ岳の肩を走る国道299号線で麦草峠を越えていくルートです。国道299号線の茅野から麦草峠に向かう区間はメルヘン街道と名づけられています。ここは標高が2127mあり、かつては日本一標高の高い国道でした。(現在は志賀草津道路が無料化されたことで日本2位になっています。)
冬季間は積雪のため道路が封鎖され、毎年4月下旬に解禁されるというとても気象の厳しい場所で、つづら折れのカーブを上がるにつれ、山肌に生える木々や植物の種類が高山帯のそれに変化していくのがよく分かります。


学生の頃オートバイでこの麦草峠を訪れたことがありました。
ローリング族という言葉が流行っていた頃、ここ麦草峠は「信州の奥多摩」と言われ、コーナーを攻めるバイクが多く集まる場所でしたが、警察の取り締まりが厳しくなって今はそんなことはなくなりました。
それでも時々ツーリングの若者がかなりのスピードでコーナーに突っ込んでくることがありますので、ドライブをされる場合は気をつけましょう。


つづら折れを抜けてしばらく走ったあたりに「白駒池」につながる遊歩道の入り口があります。
専用の駐車場がありますので見落とすことはないと思います。
もし時間がとれるなら、是非白駒池を散策してみてください。
森の中を抜ける遊歩道と、その奥に広がる池の神秘的な佇まいは感動モノです。
池の周りはぐるっと1周できるルートになっていて、国道から遊歩道の往復と池の周りを1周しても3kmないくらいです。
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ゆっくり歩いたり森の中でたたずんだり。
苔むした太古からの森と、その奥にある神秘の池。

特に秋の紅葉は見事ですよ。

この池を訪れるためだけでも、このルートを選ぶ価値は十分あると思います。




白駒池に立ち寄ったあと、麦草峠を越えて峠を下っていくと、そのまま国道299号は八千穂高原を経て千曲川につきあたり、国道141号と合流します。ここを左へ行けば佐久市へと向かいますし、国道141号を右に行けば、小海町から野辺山、清里方面へ八ヶ岳を右手に見ながらの気持ちいいドライブルートになります。



さて、麦草峠を越える場合のおすすめのルートが実はもう一つあります。それは、麦草峠の最高地点を過ぎて八千穂高原スキー場に向かう途中から、国道を右へそれて松原湖を目指すルートです。「八ヶ岳ビューロード」と名付けられたその道は、途中、小海リエックススキー場の中を抜け、松原湖を経てやがて国道141号に合流します。

このルートの何がおすすめかというと、このあたりは山菜の宝庫なんですね。特にタラの木がたくさん自生していて、道沿いの至るところで大ぶりのタラの芽をとることができます。
信州の2000mクラスの山の中なので、タラの芽をはじめ山菜の時期は平地より遅く、ゴールデンウィークが明けてからの5月中下旬がちょうどいい時期になります。

タラの芽は濡らした新聞紙などに包んでからビニール袋に入れておけば、旅から帰るまで鮮度が保てますので、帰ってからタラの芽の天ぷらや、タラの芽ご飯など、山の幸を美味しくいただくことができます。


ちなみに、タラの芽ご飯を作るときはタラの芽を米と一緒に炊き込むのではなく、ダシを効かせたすまし汁で粗く刻んだタラの芽をサッと煮びたしにして、炊き上がったご飯にタラの芽を汁ごと混ぜ込んで作るのがポイントです。
最初から炊き込んでしまうと肝心のタラの芽のいい香りが全部飛んでしまうんですね。

煮びたしにしたものを後から混ぜ込むと、タラの芽の香りと歯応えが残ってとっても美味しいんです。
是非お試しください!


車中泊おすすめスポット〜八ヶ岳編1はこのへんで。
次回は引き続き八ヶ岳の魅力と停泊スポットなどをご紹介してみたいと思います。





最後まで読んでいただきありがとうございます。

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