ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊キャンプ@ビラデスト今津オートキャンプ場(後編)





ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は引き続きビラデスト今津の施設をご紹介していきたいと思います。

手軽にネット予約

私たちがビラデスト今津を利用したのは7月上旬の土曜日でした。天気があいにく曇り〜雨の予報だったせいもあり、ハイシーズンの週末にも関わらず、当日の朝にネットで予約が取れたので、ふらっと出かけてみることにしたのです。

こんな風に当日でもネットで空き状況が調べられて、すぐに予約ができるのはとても便利です。特に車中泊で利用する場合、その日の予定によって急遽使いたいという場合があるので、そういう時にはとても助かります。



いつものように朝起きてから支度して、出発したのは10時半くらいでした。いつもなら大渋滞する湖西バイパスもこの日はスムーズに流れていて、現地に着いたのは1時過ぎでした。



受付棟の建物でまず受付を済ませます。
ここで先に1泊分の料金と入村料を支払いました。

ビラデスト今津の営業期間は4月1日から11月下旬までのシーズン営業となっています。

チェックインは13:00〜、チェックアウトは翌日の12:00までで、別料金を払えばアーリーインやレイトアウトも可能ですが、普通でも13時から翌日12時までいられるので十分のんびりできます。
ちなみに、キャンプのゴミもこちらでゴミ袋(1枚60円)を購入することで帰りに捨てていくことができます。缶やビンは捨てられませんが、それ以外はペットボトルなども特に分別の必要はないとのことでした。70Lくらいは入るかなり大きくてしっかりした厚手のゴミ袋でした。


入村料を払うと駐車チケットを渡され、それを車のフロントガラスに内側から貼っておくと、途中で町へ出たり、また再入場したりと何度でも自由に出入りできるシステムになっています。

ただ、実際には今津の町までは距離がありますから、買い出しなどは先に済ませてから行くのが賢明です。
お風呂に関しても施設内の入浴施設を利用できるので、いったん入村したら基本的に外に出ることはあまりないと思います。



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受付棟のフロントには様々なレンタル用品や薪、紙皿やカップラーメンなどが揃っていました。何か忘れ物があってもちょっとしたものはここで揃います。売店コーナーには花火なんかも置いてありました。

あとで知ったのですが、レンタル用品の中には本格的な水鉄砲なんかもありました。これで子どもたちと遊べば良かった。。。




ビラデストの敷地はかなり広く、施設内を歩いて移動するのはなかなか大変です。特にテントサイトと入浴施設やパターゴルフ場までは歩いて行くと結構な距離がありますから、敷地内の移動は車をうまく使う方がいいと思います。

テントやタープを設営する際は、車がいつでも出し入れできるようにキャンプベースを作っておく方がいいと思います。



天気予報があまり良くなかったせいかサイトの利用者はまばらで、広々した芝生を独り占め状態でした。普段ならテントが沢山並び、人の数も増えてかなり賑やかになると思われます。



キャンプサイトについた私たちは、とりあえず簡易的にカーサイドタープを張って、まだ済ませていなかったお昼ご飯をいただきました。


食後、子どもたちはエアーソファを出してしばらくはしゃいで遊びました。


雨の予報でしたが、午後になると青空が出て明るい日差しが降り注いでいます。
芝生を裸足で歩くと、気持ち良いくすぐったさが足裏に伝わってきます。

子どもたちが遊んでいる間、私たちは来る途中で買ってきた美味しいスイーツでコーヒーをいただきました。


この「パイべえ」というお菓子、かなりおすすめです。
高島でしか買えないのです。

また今度ゆっくりご紹介したいと思います。


ゆったりした午後の時間が過ぎていきます。
雨上がりで湿度はかなり高いはずですが、標高が高いせいかカラッとしていて、7月にしては涼しく感じます。



ビラデスト今津の施設内を探検

日が差しているうちに、私たちは施設内を少し探検してみることにしました。

カーサイドに簡易的に張っていたタープを、ポールとロープを使って自立させてから、車で移動します。


テントサイトから車で5〜6分ほど離れた場所に入浴施設やパターゴルフ場、そしてここの名物になっている(らしい)絶景ブランコがあります。

テントサイトからも歩いて行けなくはないのですが、けっこう登りで距離もありますから、車での移動をおすすめします。

入浴施設のそばにパターゴルフやグラウンドゴルフのコースがありました。1人900円で利用でき、道具などはすべて貸してもらえます。
私たちも2名分の代金を支払って親子2ペアで利用しました。

私たち以外に利用者はなくて貸切状態でした。
18ホールのパターゴルフ。
パターとはいえ結構なロングコースもあり、なかなか爽快でしたよ。


パターゴルフを楽しんだあとは、ここの名物になっている絶景ブランコに行ってみました。
奥琵琶湖の景色を見下ろす高台にブランコが設置されていて、ブランコをこぐと琵琶湖に向かって空中へ飛び出すような感覚を味わえます。
大人も子どもも楽しめるスリルのあるブランコでした。



ブランコのあとはお風呂に入りに行きました。

ビラデスト今津の敷地内に「森の交流館」という宿泊施設の建物があって、その宿泊施設のお風呂を利用する形になっています。
お風呂の料金は大人も子どもも1人300円でした。

古いけれど落ち着いた雰囲気のホテルです。

お風呂は決して広くはなく、露天風呂などもありませんが、キャンプにきてこうしてちゃんとしたお風呂に入れるというのはなかなかありがたいことです。

時間帯によっては宿泊者とかち合って混む可能性がありますので、晩ご飯前の早めの時間に入るのがベターです。
お風呂の営業時間は21時までとなっていました。


お風呂から上がると夕暮れが近づいていて、肌寒いくらいです。
子どもたちは半そで1枚では寒いため上からヤッケやポンチョを着てしのぎました。


晩御飯は、来る途中で買ってきた和牛をスキレットで焼き、あとは簡単パスタとカンパーニュというメニューです。
スキレットでお肉をさっと焼いて、塩とわさびでいただきました。


パスタは最近新しくハイエースに導入したティファールのケトルと電子レンジを使って、時短調理します。
ティファールで500ccほどお湯を沸かしてから、パスタと一緒にシリコン鍋にお湯を注いで、電子レンジで2分。
これでパスタが茹で上がります。
あとはパスタソースを絡めれば完成です。今日はバジルソースとペペロンチーノの2種類のパスタにしました。

美味しかったですよ~!もちろんビールも。


最近はキャンプで手の込んだ料理に時間を費やすのがブームのようですが、うちはそれとは真逆の方向に進んでいます。調理時間はできるだけ短く、後片付けもできるだけ簡単に。キャンプ道具も最低限しか積んでいないので、まわりのキャンパーと比べると恥ずかしいくらいの貧相なキャンプサイトです。
そもそもキャンプ場でもテントを張らずに車中泊するので、他のキャンパーからは少し不思議な目で見られたりします。


そのうち子どもたちがもう少し大きくなれば、自分たちもテントを張ってキャンプしたい!と言うようになるのかもしれません。その時はまた考えることにしましょう。自分たちもそういうのが楽しかった時期があり、次第にシンプルな形へと変化していったのですから。


食後、少し焚火をしようかと思っていたのですが、子どもたちが花火をしたいということで、今回は焚火はせず花火をしに行くことにしました。ここビラデスト今津ではテントサイトでの花火が禁止になっています。花火は少し離れた場所にあるキャンプファイヤー場に行ってそこでするルールになっているのです。

テントサイトから、みんなで夕暮れの中をキャンプファイヤー場まで歩いていくことにしました。


下の子は3歳半になり、以前よりずいぶん長い距離を頑張って歩けるようになりました。お兄ちゃんがいてくれるおかげで、歳のわりに何にでもチャレンジ精神が旺盛です。そして、お兄ちゃんはすごく優しくて、弟の面倒をとてもよく見てくれます。親が言うのもなんですが、本当に仲のいい兄弟だなあと思います。このままいつも支えあって大きくなってくれたら何よりです。


親として大したことは何もしてやれませんが、こうして家族で一緒に遊べる時間をなるべく沢山作ってやりたいと思います。それは子どものためというより、自分や奥さんにとってそれが一番したいことだからに他なりません。

車中泊でもオートキャンプでも、子どもたちと一緒に楽しめるものであるなら、あまりそのことにこだわる必要はないと思っています。車中泊には車中泊の良さがあり、キャンプにはキャンプの面白さがあると思うので、これからもいろいろな楽しみ方にトライしてみたいと思います。



さて、子どもたちと花火を楽しんだあと、私たちは車に戻り車内でいつものように朝までぐっすり寝て、翌日はお昼前までのんびり過ごしてからキャンプ場を後にしました。



今回初めて利用したビラデスト今津オートキャンプ場での車中泊。

リーズナブルな料金で高規格のサイトが利用でき、またお風呂も利用できるので女性にも優しいおすすめのキャンプ場でした。
欲を言えば、もう少し子どもが遊べる遊具やアスレチックなどのレジャー設備、川遊びなどができると更によかったと思います。

子ども連れで利用される場合は、色々と現地で遊べる遊び道具などを用意して行かれた方がいいと思いました。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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