ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

大豆と麹で自家製味噌づくり

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

暖かめの秋が続いていたと思ったら、急に寒さがやってきましたね。比良山系も初冠雪して、いよいよ冬シーズンの到来です。


先週末は冬の寒い季節に仕込む自家製の手作り味噌にチャレンジしてみましたので、今日はそのことについて書いてみたいと思います。

はじめての味噌づくり


わが家は家族そろって味噌好きです。
車中泊の旅先で美味しい味噌を買うと、上の子は「早く帰って美味しいお味噌汁が飲みたい」と、まるで大人みたいなことを言います(笑)


全国各地、味噌にもいろいろありますが、米麹(こうじ)をたっぷり使ったお味噌ほど、大豆の旨みと麹の甘さが合わさってまろやかな味わいになります。

麹を大豆の分量に対して2倍量使ったお味噌を「倍麹みそ」といいますが、そういう贅沢なお味噌を作るお味噌屋さんはあまり多くないので、倍麹みそはなかなか口にすることができません。


滋賀の高島に住む知人が、地元の農家の方から倍麹みその作り方を教えてもらったというので、私も一度手作り味噌にチャレンジしてみようと思って、その倍麹みそのレシピを教えてもらいました。


これがそのレシピです。


お味噌の手作りレシピはネットで検索するとたくさん出てきます。どれが正解ということはなく、「手前味噌」という言葉があるくらい、お味噌は昔はそれぞれの家庭ごとに作られて、それぞれの家ごとの味わいがあるのです。


同じ材料、同じ分量で作っても、微妙に味が変化するのはやはり麹という菌の力を借りた天然の発酵食品だからなのでしょう。
自分で作るお味噌はいったいどんな味がするのでしょうか?
とても楽しみです。
でも手作り味噌が食べられるのは、仕込みから1年後。お楽しみはだいぶ先のことですね。

スーパーで売られているお味噌は、品質を一定に保つために、温醸といって、大豆と麹による発酵を30℃ほどの温かい場所で人工的に管理することで4ヶ月ほどで食べられる状態にし、パックに詰める段階では、今度は酒精(アルコール)を混ぜることで発酵がそれ以上進まないようにコントロールして出荷されます。


自分たちで作る手作り味噌は、そうした温度管理や発酵の調整をしない天然醸造の無添加、つまり言いかえれば、自然の気温任せ、来年の夏に気温が上がれば、一気に発酵が進み、大豆が赤から茶色に変色していくのです。

味噌作りの工程

1.麹と塩を混ぜる「塩きり」


守山にある「ファーマーズマーケット」で生の麹を買ってきました。滋賀県産のお米を使った麹菌。
袋を開けると、ふわーっと麹の香りが鼻をくすぐります。
甘酒のような特有の香り。

これに、分量の塩を投入してよく混ぜ合わせておきます。


塩を混ぜた麹を「塩きり」というのだそうです。


2.豆を煮る


一晩水に浸けた豆を、鍋にたっぷりのお湯で煮ます。
あまり煮えたぎらないように火加減を調節しながら、クツクツと。


家庭用の鍋は小さいので、2つに分けて煮ることにしました。豆は思った以上に膨らむのです。

指で簡単に潰れるくらい柔らかく煮えました。


ザルにあけてみるとこの量です。
1kgほどの大豆が3倍ほどに膨らんでいます。

3.豆をつぶす

次にこの豆を潰していきます。
すりこぎで潰してもいいでしょうが、うちはビニール袋に入れて潰していくことにしました。

量が多いので、なかなか大変です。



均等に潰せたら、さきほど混ぜ合わせておいた塩と麹の中に、つぶした大豆を混ぜ込んでいきます。
練りあがりの硬さを見ながら、大豆を煮た残り汁を加えて、耳たぶくらいの硬さになるように混ぜます。


だいたい均等に混ぜ合わせられました。
あとは、これを容器の中に空気が入らないように押し付けながら入れていきます。

大きな容器にたっぷりの味噌のもとが入りました。


落とし蓋をして、重石を乗せて、冷暗所において発酵が進むのを待ちます。
あとは自然任せ。
どんな味になるでしょうか?


今年の冬は、干し柿作りと味噌作りに挑戦しました。
子どもたちも、そんな手作りの暮らしに少しでも興味を持ってくれたらうれしいです。
またお味噌が完成したら、どんなお味かご報告しますので、どうぞお楽しみに!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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