ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

車中泊と自転車の素敵な関係



ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は車中泊における自転車の活用について考えてみたいと思います。

車+自転車は旅の幅を広げてくれる

私は特に自転車が趣味というわけではありません。自転車で車道を高速ツーリングしているサイクリストの方を見かけると、車との接触が危ないなあといつもヒヤヒヤしてみてしまいます。


そんな私ですが、車中泊の旅先でちょっと自転車があるといいなあ、と思うことはよくあります。車中泊に自転車を持っていけたら今よりもっと旅が面白くなるだろうなあと想像したりします。
特に子どもたちがそれぞれ自転車に乗れるようになってくると、家族4人で旅先の知らない町を自転車でのんびり走るのはとても楽しそうに思えます。


観光地にせよ知らない田舎町にせよ、その土地をゆっくりと味わうには自転車くらいのスピード感がちょうどいい気がするんです。徒歩だと行動範囲が限られてしまいますが、自転車ならもっとアクティブにいろいろな場所をめぐることができます。車だとそのたびに駐車場所を探さなくてはいけませんが、自転車だとそういったわずらわしさはありません。気が向いたらちょっと自転車を停めて見ることも可能ですし、ふらっとお店に立ち寄ることもできます。つまり自転車版「パークアンドライド」という感じでしょうか。旅先の駐車場に車を停めて、そこから気ままに自転車でぶらぶらするというスタイルです。



また、しまなみ海道のような、瀬戸内海の島々を結ぶ道や橋を家族で自転車でめぐるのも楽しいだろうな…と思います。
車という「ボディと窓」で仕切られた室内から見る景色と、自転車をこぎながら生身で感じる風や匂い。この違いは圧倒的に旅のだいご味を子どもたちに感じさせてやれると思うんです。


ただ、家からずっと自転車で行くわけにはいきません。私たちは自転車そのものが目的ではなくて、あくまで「旅先で自転車を楽しむ」くらいのスタンスが大事だと思います。

最近、下の子が自転車デビューを果たしたこともあり、わが家では自転車に乗る機会が以前より増えてきました。そんなこともあって、ハイエースに自転車を積んで移動することも多くなってきたので、なるべく手軽に時点を積み下ろしできる方法について、いくつか試してみた結果をお伝えしたいと思います。

ハイエースに自転車を積む方法.1

まずは車の後ろにリアキャリアを取り付けて、そこに自転車を積む方法です。

ハイエースだけでなく、ハッチバックの車なら、こういった簡易式のリアキャリアが市販されています。


ベルトの長さが調整できるので、ハイエース専用というわけではなく、様々な車種に取り付けることができます。
使わないときは簡単に取り外しできるので、普段は外しておけば目立ちません。

自転車を積むとこんな感じになります。
長距離の移動ももちろん可能で、これで高速道路を走ることもできます。

また、下の写真のように、自転車だけでなくコンテナボックスなどもここに積むことができますから、キャンプ道具などをこういう形で積載したり、あるいは車中泊で出たゴミをここに収納するようにすれば、車内にゴミの臭いが充満しなくて済みます。

ハイエースに自転車を積む方法.2

もう一つの方法は、ベッドキットを跳ね上げたスペースに自転車を載せるやり方です。

ハイエースはもともとトランスポーターとしてのポテンシャルが高い車ですから、車中泊プラスこうした遊び道具の積載ができるのが大きな強みです。


ただ、車中泊用にベッドキットを載せている場合、ベッドキットを簡単に展開できるかどうかが、気軽に自転車を運べるかどうかに影響してきます。
あまりベッドキットの展開に手間がかかってしまうと、そのたびに面倒で、次第に自転車の積み下ろしが億劫になってしまうでしょう。


うちはベッドキットを最初に自作してから、途中で何度かリメイクして、現在は「分割跳ね上げ式」にしています。
この形だと、普段は車中泊ベッドとして使い、何か長尺物や大きなものを積むときには、右半分のベッドを跳ね上げて、そこに空間を確保することができます。

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まず1台目の自転車を積んだ状態です。ハンドルを90度傾けて、シートの後ろの隙間にタイヤがはまるように差し込んで固定しています。これだけでも結構しっかり固定できるので、自転車をいちいちベルトでタイダウンしなくても揺れたり倒れることはありません。



続いてここにもう1台、大人用の自転車が入ります。手前にまだもう少し余裕がありますね。


さらに22インチのジュニアMTBが入りました。これで3台収納。


このあと、12インチのジュニア自転車をもう1台入れて完了です。
うちの現状では、大人用2台と子供用2台なので、ハイエースの右半分で十分収納可能ですし、左半分にはその他の荷物を積んでおくことができ、現地に着いたら自転車をおろして、就寝スペースの準備をします。


将来、大人用の自転車4台になった場合には、車内に2~3台積み、リアキャリアに1台積むというスタイルになるかもしれません。
ナローボディのハイエースで4人家族でどこまで車中泊が可能か?というのがうちのブログのコンセプトですので、今後も無理なくストレスなく旅を続けられるスタイルを模索していきたいと考えています。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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