ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今日は手軽に車に積んでいける折りたたみ自転車に関する話題です。
車中泊（バンライフ）と自転車
わが家は自転車一家というほどの自転車マニアではありません。通勤や通学に自転車を使っているわけでもなく、特段、自転車にこだわりはないのですが、最近子どもたちが補助輪なしで自転車に乗れるようになってから、子どもたちの自転車愛が一気に加速し、最近では休みの日に自転車に乗るのが何より大好きなうちの子たちです。
それをきっかけに、ハイエースに自転車を積んで運動公園などへ出掛けては一緒に自転車を楽しんでいるうちに、「車中泊やバンライフに自転車があると楽しみが広がるよなぁ」と思うようになりました。
旅先で、車で巡るには道が入り組んでいたり駐車場探しが面倒な場合や、観光ポイントが点在していて徒歩だと行動範囲が限られてしまうようなときでも、自転車があればもう少し足を伸ばすことができます。停泊場所からの買い出しなどにも自転車があるととても便利です。
やっと巡り合ったコンパクトサイズ
以前から、「軽くてコンパクトな自転車が1つ欲しいなぁ」と思ってはいたんですが、必死に探すというわけでもなく、自転車やさんやリサイクルショップに寄る機会があれば何となく探してみる程度でした。
でも並んでいるのはどれも、コンパクトというにはほど遠い自転車ばかりだったんです。
折りたたみ自転車というと、フレームの真ん中で半分に折り畳むタイプが多いですが、私はどうもあれが好きになれません。ごちゃっとした鉄クズのかたまりみたいであまり美しくない上に、重くてとても持ち上げにくそうです。
フレームが鉄でできた折りたたみ自転車は重量が15〜16kgくらいはあり、組み立ても分解もとても面倒そうで、「多分使わなくなりそうだな。。。」と最初から感じてしまうのでした。
そんな毎日が過ぎていたある日、町のリサイクルショップで偶然巡り合った自転車がこちらでした。
「LOG OUTRUNK（ログ アウトランク）」というアルミフレームのミニ自転車。ASAHI自転車が販売しているPB（プライベートブランド）商品のようです。
新品定価は32800円ですが、リサイクルショップで3年落ちの中古が17800円で売られていました。
手で持ってみると、今までにない想像を超える軽さです。しかも、私が嫌いなフレーム真ん中で折れ曲がる形ではなく、サドルとハンドルを小さく畳んで、背丈だけが低くなるタイプでした。
これは出逢ってしまった感じです。
早速、奥さんに相談してみると、奥さんも「可愛いね！」とのことなので、もうほとんど即決でわが家の仲間入りすることになりました。
フレームに持ち手がついて出し入れ楽々
こんな風にフレーム部分に持ち手が付いているのがこの自転車の特徴です。
アルミ素材が多く使われることで全体的に軽量化が図られていて、総重量は8.5kgとかなり軽く感じます。持ってみた感じでは、よくある折りたたみ自転車の半分くらいの重さに感じます。
全長が100センチほどなので、子どもの自転車と並べてみても変わらないくらいの大きさです。
ちなみに子どもたちの自転車が24インチと16インチ、対するミニ自転車は14インチの小径です。
ハイエースに積んでみてもこの通りのミニサイズです。
この大きさなら、普通車のトランクにも軽々と出し入れできることでしょう。
組み立ても、ハンドルを立ててレバーをロック、そしてサドルを持ち上げてロック、この2つだけなのでかなり簡単です。
街乗りには十分な走行性能
さすがに14インチの小径タイヤで、かつハンドルとサドルの位置が高いため、重心が高くなり、初めのうち走行には少し慣れが必要です。急ハンドルや急ブレーキをかけるとややつんのめる可能性があり、段差を拾ったときの突き上げも多少あるので、スポーツ車のようなスピード走行は避けた方がいいと思います。
もっとも、変速機もないですし前後のギア比も大きめでペダルの回転が軽いので、そもそもあまりスピードは出せません。
そういう、スピードを出す自転車ではないんです。
まちなかをのんびりクルーズするには十分な走行性能だと思います。
子どもたちのペースに合わせて町の景色を見ながらクルーズする楽しさが味わえます。
いや、こいつはかなりいいですよ。
子どもたちの自転車愛がこちらにまでうつってしまったかのような、久しぶりに自転車に乗るのが楽しく感じられる、そんな自転車との出会いでした。これから、ハイエースに家族の自転車を乗せて、あちこち出かけてみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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