ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

真空断熱鍋で作る車中泊メニュー

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

先日から導入しているサーモスの真空断熱調理なべ。わが家のは「サーモスKJC-1000」という製品ですが、他社からもいろいろ似たような製品は出ているみたいです。
大きさや使い勝手などは機種によって多少異なっても、基本的に「お湯を注いで蓋をして、熱湯で調理する」というスタイルは同じです。

今回は、そんな真空調理鍋を使って手軽にできる車中泊のおすすめメニューについて考えてみたいと思います。

真空調理鍋の基本スペック

鍋はステンレス製の二重構造になっていて、二層の内側が真空状態になっていることによって保温断熱性能を高めています。
試しに、鍋に沸かしたての熱湯を入れて外から鍋を触ってみても、全く熱さを感じません。この優れた保温効果によって、長い時間お湯の温度を高温のまま保つことができ、様々な調理に活用できるわけです。
カタログによれば、注いでから2時間後のお湯の温度が74℃以上となっています。

鍋の容量は1リットルとなっています。

実際には1200ccくらい入るのですが、蓋の厚みが3センチほどあり、その蓋が鍋の内側にはまる分だけ容量が減るので、実際に入れることができるお湯の量は1リットルということになります。鍋の内側に上限ラインが線で示されています。

鍋の大きさは17cm×17cm×高さ17.5cm、重さ600g。写真を見ると分かる通り、鍋の上部が少し広くなっていますが、その部分の直径が17cmです。実際の鍋本体の直径は12cmくらいで、手にしてみるとコンパクトで可愛らしいです。


サイズ的にはティファールの電気ケトルとほぼ同じような大きさです。

真空調理鍋の使い方とメニューあれこれ

真空調理鍋の使い方は、基本的に沸かしたお湯を鍋に注ぐだけ。なので、改めて使い方というほどのこともないのですが、コツとしては、お湯の温度をなるべく高く保つために、お湯を注いだあと、そのお湯をもう一度沸かし直して再び注ぐというところです。
一度目のお湯は、鍋の内側に触れるとどうしても湯温が下がってしまうので、その状態では熱湯調理にならないのです。
ただし、温め直すといってもこの鍋は直接火にかけることはできないので、鍋に注いだお湯をいったんティファールに戻して再沸騰させることになります。

このひと手間で熱湯の保温力が全然違ってきます。これは真空鍋に限らず保温ポットでも使えるワザなので覚えておいて損はないと思います。


さて、そんな熱湯の力を生かして作る車内ご飯ですが、まずスタンダードなところではパスタ。一般的な1.6〜1.7mmくらいのパスタ(ゆで時間7分)の場合は、熱湯8分半から9分くらいでちょうどいい感じになります。

パスタ作りの基本的な手順

1.ティファールでお湯を沸かす。
2.沸かしたお湯を真空調理鍋に入れる。
3.鍋の内側を20〜30秒ほど温めてから、お湯をティファールに戻して再沸騰させる。
4.再沸騰したお湯を鍋に注ぎ、パスタと塩を投入。パスタはそのままの長さでは入りきらないので、半分に折って鍋に投入します。
5.パスタを入れたらざっくりかき混ぜてパスタ同士がくっつかないようにほぐす。
6.蓋をして8分半ほど待つ。
7.パスタの硬さを見て判断する。
8.別皿に取り、オリーブオイルとパスタソースを絡めたら完成です。

最近はゆで時間3分くらいの早茹でパスタも出回っているので、それを使えば更に手軽にできます。


スパゲティに絡めるソースも常温保存できるものがいろいろと出回っていますね。
レトルトパックのミートソースやカルボナーラなどの場合は、あらかじめソースの方も温めておかないといけませんが、小わけタイプの絡めるソースなら、ソースを温める必要もなく、サッと絡めれば熱々のままいただくことができます。


続いてマカロニ系

ゆで時間2分というサラダマカロニがおすすめです。
その名の通り、野菜サラダにトッピングしてマヨネーズなどで和えてもいいですし、スープの具材としてスープパスタにするのもおすすめです。もしスープに入れる場合は、先にマカロニだけ熱湯に入れて2分待ってから、そこへスープを投入するようにしましょう。
先にスープを作ってしまうと、後からマカロニを入れた時にマカロニが水分を吸いづらく、芯が残ってしまいます。

リゾットも車内ご飯におすすめ

乾燥米を使ったリゾットの素が売っているのでそれを使うのもよし。また、オートミールやクスクスなどの乾燥穀類を使うと少し食感が変わって美味しいです。粉末マッシュポテトと粉チーズ、塩コショウで味つけすれば、オシャレな洋風リゾットの完成です。
そんな風に乾燥の穀類と粉末スープやシチューミックスなど、それに粉チーズや塩コショウで味付けをアレンジすれば、いろいろなメニューバリエーションが楽しめるのも真空鍋の特徴です。

その他メニューアラカルト

その他、簡単なところではインスタントラーメンなどももちろん真空鍋で手軽に作れますし、素麺やにゅう麺もできます。
ただし、素麺の場合、ゆでたあといったん水にさらして冷やさないといけないので、車内での手間を考えるとにゅう麺にする方がいいかもしれません。


他には湯豆腐なんかもいけると思いますし、白菜や水菜といった青菜系の野菜やキノコを放り込んでしばらく放っておけば、車中泊で鍋も楽しめます。お味噌を溶けば味噌汁の出来上がりです。。


今回は、車内ご飯におすすめの真空調理鍋の活用方法についてご紹介しました。真空鍋と熱湯の力を使うことで、車内でコンロを使わずに安全に車内調理ができる画期的な方法です。この真空調理鍋があれば、電子レンジがなくても大概のものは作ることができます。
ぜひ皆さんも試してみられてはいかがでしょうか?


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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