ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

子ども手袋を防水仕様にリメイク


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は、子どもたちの雪遊び用の手袋の防水加工についての記事です。

子どもの防水手袋があればなぁ…。

滋賀県には手軽に雪遊びが楽しめるスキー場がいくつかあります。
4歳と6歳の2人の子どもは最近とてもスキーに興味があって、「早くあのリフトに乗ってみたい!」と夢を描いていますが、スキー板をつけて歩くのもままならないので、まだリフトは当分先になりそうです。


なので家族でスキー場にいくと、初めの1時間ほどスキーで歩く練習をしたあとは、もっぱら麓で雪遊びとなります。
家の周りではたまに雪が積もってもたかが知れていますが、スキー場では雪はそれこそ無尽蔵にあるので、子どもたちは飽きることなく雪遊びに興じることができるのです。
ただここで一つ問題が。

そう、雪遊びをすると手袋がすぐに濡れて冷たくなってしまうんですね。


子ども用のスキー手袋というのは、大人の手袋みたいに防水透湿素材のゴアテックスが入っている訳じゃなく、ただのナイロン素材の綿入れグローブです。
そりゃあ探せばゴアテックスの子どもスキー手袋もあるのかも知れませんが、どんどん成長していく子どもの手に合わせて1万円近くするような手袋をたびたび買ってやるほどの余裕はありません。



だけど、考えてみれば子どもの手袋こそ防水加工が必要だと思うんです。
あれだけ長い時間雪遊びをすれば、生地からも縫い目からも雪の水分が染み込んできて、手袋はずっしりと水気を吸って重くなります。

まるで長時間氷水に手をつけているようなものですから、指がかじかんでシモヤケになるのは必至です。



大人に比べて子どもは感覚が鈍いので、雪遊びに夢中になると手の冷たさも忘れて遊んでしまいますが、赤くかじかんだ子どもたちの手を見ると、これは何とかしてやらねば…、と思うわけです。


先日、テムレス防寒手袋のことを記事でご紹介しました。

冬車中泊におすすめ テムレス防寒手袋 - ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

テムレスに子ども用の防寒手袋があれば最強なんですが、あいにく、テムレスは大人用しか作っていないようです。


なら、自分で何とかするしかない!
というわけで例によってDIYにより、子ども手袋の防水加工にチャレンジしてみました。


最適な防水素材は?
さて、防水加工を施すにあたり、いくつかの方法を考えてみました。
防水スプレーという選択肢は、費用対効果の点と耐久性の問題があり、まず却下です。
液体状のウレタン樹脂塗料に手袋を浸して、全体を樹脂でおおうという方法も少し考えてみましたが、ウレタン樹脂塗料は乾くと塗膜が硬くなるという点で却下となりました。


乾いたあともゴム状の弾力性があり、しかも、できれば液体状で手袋を浸して乾かせば完成、みたいなものがあれば一番良かったのですが、そういう薬品は探しても見つかりませんでした。
工業用とかならあるのかもしれませんが、素人がちょっと使いたいレベルでは無理があるのかもしれません。

最終的に選んだのは、「コニシボンドのSUブラック」という弾性接着剤。
120g入りで約1000円でした。

これとは別に、「黒ゴム接着剤」という天然ゴム素材の接着剤も店頭に並んでいて、そちらにしようかどうしようか?と少し迷ったのですが、ゴム素材の方は乾いたあと、ゴム成分が黒く色移りしそうな感じがしたのと、2〜3年経つと経年劣化でもろくなりそうな気がしたので、SUブラックの方に決めました。

SUブラックの方は水や熱に強く屋外使用にも耐えること、弾性があり、乾いてもしなやかさが保たれることなどが決め手となりました。




方法は、手袋の表面に接着剤を付属のヘラを使って薄く伸ばしながら塗り広げていく、ただこれだけです。

速乾性と書かれているとおり、接着剤は空気に触れると1〜2分で表面が膜を張ったように変化が始まります。


初めのうち加減が分からずに、割と多めに接着剤を出してからヘラで塗り広げていたのですが、出す量が多いとヘラで成形するのに時間がかかり、仕上げる前に表面が固まりはじめてしまいます。

一度に欲張らず、なるべく少量ずつ広げていくのがうまく塗り広げるコツのようです。


子ども用を2組、それから奥さんのミトン手袋も防水加工を施しました。


30分もすれば手で触っても大丈夫な程度に乾いてくるのですが、その後完全に硬化するまで、2日ほどそのまま置いておくことにしました。



予想以上の効果

先週末、家族で滋賀のスキー場に雪遊びに行ってきました。
もちろん、子どもたちと奥さんの手袋は新たに防水加工した例の手袋たちです。


結果は上々。
1日雪遊びを楽しんでも、手袋の中は乾いたままで、子どもたちの指先が冷たくなることはありませんでした。
奥さんも同じく。

接着剤が乾いてもしっかりとしなやかさが保たれているので、手の動きが妨げられることもありません。


これで、手袋が雪で濡れて冷たくならず、存分に雪遊びを楽しむことができます。

こんな風に接着剤は物を貼り合わせる以外に、物の表面に皮膜を作って保護する役割にも使えるということが分かりました。他にもいろいろと応用ができそうですね。
皆さんもお試しください!




最後まで読んでいただきありがとうございます。

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