ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は、最近100均ショップで見つけたタープフックについて、その使い勝手や活用法を検証してみたいと思います。
クリップタイプのシンプルな作り
ダイソーで見つけたタープフックはご覧のようなシンプルな作りになっています。
材質はプラスチック製で、バネ状になったV字型の本体と、本体を締め付けるためのプラスチックのボルトからなります。
V字の部分で車のキャリアレールなどの出っ張り部分をはさみ、ネジを手で締め付ければ取り付け完了です。はさむ部分の反対側にはタープをひっかける丸い穴が開いていて、そこにタープのフックをひっかけるようになっています。
1つ100円なので、3~4個買ってキャリアレールに間隔をあけて取付けてやることで、車のサイド部分に簡単にタープを張ることができます。サイドオーニングのような使い方ができてしまうという優れものです。
こういうアイデア商品が100均で販売される時代がくるとは、便利な世の中になったものです。
タープフックはキャンプ用品の専門メーカーが作って販売していたりしますが、一つ1600円くらいするんです。それがわずか100円で買えるなんて。
近頃のキャンプブームのおかげで、いろいろなアウトドア便利グッズが100均に並ぶようになったことは、車中泊にとっても喜ばしいことではあります。
しかし、はたして耐久性や安全性など品質面はどうなんでしょうか?
ネジの締め付けが弱いのがやや弱点
この100均タープフックの弱点はネジの締め付ける力がやや弱いことです。V字のはさむ部分をレールにはさみ、ボルトを手で締めていくとクリップが締まってキャリアレールに固定されていくわけですが、ボルトがプラスチックでできているためか、あるいは締め付けが指の力で行うせいでトルクはとても限られています。ボルトがこれ以上動かないところまで指で締めたとしても、いくぶん固定力が弱めな気がします。簡単にタープが外れてしまうようなことはなさそうですが、もし強い風が吹いた場合、フックごとタープが外れてしまう恐れがあるかもしれません。
車とタープの間に隙間ができる
もう一つの弱点は、タープフックをキャリアレールに取り付け、そこにタープを結びつけてみると、車とタープの間に若干隙間ができてしまうことです。
晴れている時なら何も問題はないのですが、もし雨が降った場合に、この隙間から雨が入り込んできてしまいます。
ちょうどタープから車内に出入りする部分だけに、ここに隙間ができると車内への出入りのたびに雨がかかってしまいます。
ただしこれは、今回試した100均タープフックに限らず、後づけ式のタープフックはどれもみな同じような形式のようですから、100均品質だからダメ、という訳ではなさそうです。
これを改善するには、車から突き出たタープフックの穴にタープを結びつけるのではなく、タープ生地ごとキャリアレールにフックで挟み込んで固定してやるようにすれば、車とタープの間に隙間ができなくなります。
トータルで考えると、強風が吹くような状況で使うのは少し不安がありますが、それほど風が強くなければカーサイドタープの設営にとても役立ってくれる便利グッズだと感じました。
この100均タープフックの他にも、最近ではさまざまなキャンプグッズが100均コーナーに並ぶようになってきました。
また気になるキャンプ道具があれば、使い勝手などをレポートしてみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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